『おとなの事情』のパオロ・ジェノヴェーゼ監督による最新作
『ザ・プレイス 運命の交差点』は、4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開。
アメリカの大ヒットしたワンシチュエーションドラマ『The Booth~欲望を喰う男』をリメイクしているこの作品は、イタリアを代表する名俳優のヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリーニ、アルバ・ロルヴァケルという豪華なキャストで映画化しました。
ストーリが綿密に練られていて、2018年イタリアのアカデミー賞で7部門にノミネート。また第12回ローマ国際映画祭のクロージング作品に選出され、その話題性はたっぷりです。
今回、公開決定に合わせてメインビジュアルも解禁されました。
CONTENTS
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』のメインビジュアル
この作品は“ザ・プレイス”というカフェが舞台のワンシチュエーションドラマです。
そのためかメインビジュアルは、カフェのテーブルに男性二人が向かい合ったポスターとなっています。
また、そのテーブルの延長上には登場人物の姿。それぞれが何かを訴えかけるような表情を見せています。
キャッチコピーには“欲望の代償は他人の運命”とありますが、やってくる人々はみな他人の命を犠牲にして自らの欲望をかなえようと、謎の男と向き合います。
カフェ“プレイス”でどんなやり取りが行われるのか、とても気になりますね!
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』の作品情報
【公開】
2019年(イタリア映画)
【原題】
The Place
【監督・脚本】
パオロ・ジェノヴェーゼ
【キャスト】
ヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリーニ、アルバ・ロルヴァケル、サブリーナ・フェリッリ
【作品概要】
アメリカの大ヒットシチュエーションドラマ『The Booth~欲望を喰う男』をリメイク版とな作品。
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』のあらすじ
カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルに昼も夜も座っている男の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてきます。
彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはなりません。
息子をガンの病から救うために見ず知らずの少女の殺害を命じられる男や、神の存在を感じたいために妊娠を命じられる修道女、アルツハイマーの夫を救うために爆弾を仕掛けることを命じられる老婦人など…。
9人の男女それぞれに無理難題が与えられます。全ての願望には他人の運命という代償が必要でした。
次第に交差してゆく訪問者たちの運命、その先に待ち受けるものとはいったい何なのでしょう…。
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』の見どころ
欲望の代償は、他人の運命。#ザ・プレイス#運命の交差点 pic.twitter.com/Yp0GOC9udE
— 映画『ザ・プレイス 運命の交差点』 (@theplacefilm) 2019年1月25日
この作品で監督を務めたのは、前作『おとなの事情』でイタリア映画界から絶賛されたパオロ・ジェノヴェーゼ。
前作もワンシチュエーションドラマでしたが、本作品『ザ・プレイス 運命の交差点』でも、その構成を踏襲しています。
『おとなの事情』から引き続きパオロ・ジェノヴェーゼ監督作品に出演しているのは、イタリアを代表する名優ヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリーニ、アルバ・ロルヴァケル。
またイタリアの映画賞で幾つもの受賞経験を持つ実力派サブリーナ・フェリッリや、俳優業だけではなく作家や映画監督等マルチな才能を見せているロッコ・パパレオなど、豪華なキャストが脇を固めています。
この作品は2018年イタリアのアカデミー賞において7部門にノミネートされ、第12回ローマ国際映画祭でもクロージング作品に選出されるという話題性満載の映画です。
まとめ
カフェで無理難題を押し付ける男と、その男と悪魔の様な契約を交わしてしまう訪問者たち。
彼らの運命がどのように交差していくのか内容がとても気になります。
“カフェ”というワンシチュエーションのため、様々なアングルから撮影されていて、俳優はどの角度でも気が抜けない演技を求められていると思いますが、そこは実力の見せ所。
その実力をいかんなく発揮したのは、パオロ・ジェノヴェーゼ監督の前作『おとなの事情』にも出演していたヴァレリオ・マスタンドレアやマルコ・ジャリーニ、アルバ・ロルヴァケルでした。
また綿密に練られたストーリーなので、風景が変わることのないカフェでもその面白さにどんどん引き込まれていきます。
運命に翻弄され、その結果に戸惑いながらも抗い、そして次第に自分の人生を受け入れていくという深みのある人間ドラマを楽しんでください。
映画『ザ・プレイス 運命の交差点』は、4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開です。
ぜひ、お見逃しなく!