4つの短編作品のオムニバス映画『THEATERS』は2023年7月15日(土)ユーロスペース他全国順次公開!
4人の監督が思い入れのあるミニシアターを舞台に作り上げたオムニバス映画『THEATERS』。
本作の4人の監督は、『銀幕エレジー』の山口雄也、『シネマコンプレックス』の中村公彦、『俺と映画と、ある女』の鈴木太一、『colorful』の沖正人です。
この監督たちはいずれもミニシアターで初作品を上映しました。映画館で自分の映画を見てもらえる感動と興奮、それが今も映画監督として活動している彼らの原点です。
映画『THEATERS』は2023年7月15日(土)ユーロスペース他全国順次公開です。
CONTENTS
映画『THEATERS』とは?
映画『THEATERS』は、ミニシアターで初作品を上映し、ミニシアターへの熱い思いを抱える4人の監督作品からなるオムニバス映画です。
2014年『はだかのくすりゆび』、2017年『報復~かえし~』などの作品で監督を務めた山口雅也。監督・脚本を担当した長編『スモーキング・エイリアンズ』『恋のプロトタイプ』『EIKEN BOOGIE ~涙のリターンマッチ~』などの中村公彦。2022年に劇場公開された『生きててよかった』の鈴木太一、そして、2020年撮影の短編映画『ある役者達の風景』が話題となり、同長編作品が2022年劇場公開された沖正人。
現在でも幅広く活躍している4人の監督たち。彼らの映画愛がたっぷりつまった作品を取り揃えました。
多くの人に各地の映画館を知ってもらい、足を運んでもらいたい!
この監督たちの熱い思いを観客に届け、ミニシアターをさらに応援するためにも皆様のご支援をお願いしたく、クラウドファンディングも実施中。
※詳細・寄付につきましては映画『THEATERS』クラウドファンディングサイトをご覧ください。
映画『THEATERS』のクラウドファンディング
ミニシアターが原動力となっている4人の監督たちが、映画館への愛を込めて作り上げたオムニバス映画『THEATERS』。本作のテーマは、“必ず全国どこかの映画館(ミニシアター)でロケを行う事”です。
作品をより広く全国に届けるため、200万円を目標とするクラウドファンディングで寄付を募っています!
※詳細・寄付につきましては映画『THEATERS』クラウドファンディングサイトをご覧ください。
クラウドファンディング概要
【目標金額】
200万円
※本プロジェクトで集めた資金は制作費、宣伝配給費のほか、グッズ制作や劇場還元に充てさせていただきます。
【期間】
2023年4月23日(日)開始・2023年7月28日(金) 23時59分終了
【特典】
4監督によるワークショップ参加権、オリジナルグッズ、非売品DVD、ポスターデザイン参加権など多数の特典が用意されています。
※詳細・寄付につきましては映画『THEATERS』クラウドファンディングサイトをご覧ください。
映画『THEATERS』の作品情報
【日本公開】
2023年(日本映画)
【監督】
沖正人、鈴木太一、中村公彦、山口雄也
【プロデューサー】
新谷秀貴、川原司
【キャスト】
矢作穂香、今野浩喜、和田光沙、 高崎翔太、 渡辺哲、大谷亮介、ドロンズ石本、品田誠 、 伊沢弘 他
山口雄也監督:『銀幕エレジー』
【あらすじ】
ブルーカラーの家で育った友恵の唯一の楽しみは映画を観ること。吉国グループの御曹司慶太郎と結婚し玉の輿に乗ります。初めのうちこそ優しかったが、明らかに友恵を下に見る態度など対等な個人として扱われることはなく、DV を受けるまでに。両親や兄弟に相談するも吉国家から資金援助を受けていて「今に良くなる」「耐えろ」と言われ続けます。そんなある日、友恵はある決断をします。今まで人に流されて生きていた自分が今なぜ大胆な行動をとれるのかを悟りました。
【出演】
矢作穂香、高崎翔太、河野智典、近藤雄介、鈴原ゆりあ、森田亜紀、北山喜一、新宅康弘、akira
山口雄也監督コメント
ミニシアターを舞台にして、ミニシアターで上映してもらう、それがミニシアターを盛り上げる事につながると信じています。出来るだけ多くの場所で上映してもらうためにミニシアターファンの皆様のお力をお貸しください。
中村公彦監督:『シネマコンプレックス』
【あらすじ】
20年以上助監督を務めてきた手条順也は、ようやく念願の初監督作品を完成させます。だが喜びも束の間、主演俳優の光寺篤が映画のスポンサーの社長令嬢とW不倫のスキャンダルを起こし、映画はお蔵入りになってしまいました。絶望した手条は、反社から買った拳銃でプロデューサーの須賀山忍に発砲し、200万円を奪って逃げました。
手条は長年コンビを組んできた弟分の助監督・池飛雄馬に説得され、自首することにしましたが、その前に子供の頃通っていた横浜の映画館に立ち寄ります。そこにはかつて手条に映画の楽しみ方を教えてくれた支配人の東方紀明がいました。手条の胸中に渦巻く、映画への愛と憎悪の行く末は-
【出演】
雑賀克郎、大谷亮介、伊沢弘、品田誠、桑山元、宮崎恵治、緒方ありさ、中村史彦、野辺富三、森下愛里沙、大平原也、レオ(凜凛パーカー)、水内清光、吉原麻貴、岡遼平、江藤雄二
中村公彦監督コメント
映画業界に入る前にミニシアターで観た古今東西の多様な映画が、自分の創作のベースになっています。日本にはまだまだ沢山の個性的なミニシアターがあることを知ってもらうため、『THEATERS』をできるだけ多くの方に届けたいです。
鈴木太一監督:『俺と映画と、ある女』
【あらすじ】
今から9年ほど前、映画監督として初めて長編映画を撮った私は、その映画を携えて広島の横川シネマにやってきました。全国のミニシアターで上映行脚の旅をしていた私は横川シネマにも声をかけられて映画を上映してもらえることになったのです。そこで織りなされる、劇場支配人や劇場常連客との触れ合い、そして、とある女との運命的な交流……。
これは、私、鈴木太一という映画監督が味わった実体験に基づく、少々風変わりで、ほろ苦く、甘酸っぱい物語です。
【出演】
今野浩喜、和田光沙、ドロンズ石本、松本裕見子、末武太、高尾六平、Kobac、沖正人
鈴木太一監督コメント
10年ほど前、私のようなものがつくった個人的な映画でも上映してくれたミニシアター、そこに集って映画を観てくれたお客さん、そんな人たちと生きられた時間は今でも私の大切な宝ものです。そんな思いをより多くの人に届けらえたらとおもいます!
沖正人監督:『colorful』
【あらすじ】
色を識別出来ないという目の病気を抱える宗徳。ある日、最愛の両親を交通事故で亡くし、亡くなった母親の生まれ故郷である秋田県の児童養護施設に預けられることになりました。叔母に連れられて施設に向かう途中、だいぶ前に閉館したはずの映画館の前を通り掛かると、廃墟となっているはずの映画館が、以前、叔母が幼い頃に見た様な、賑やかで華やかだった頃の映画館となっていて、支配人に招かれて映画館に入って行った2人は、それから不思議な体験をすることに……。
【出演】
草野崇徳、江藤あや、澤真希、草野とおる、石倉良信、飯嶋啓介、本郷弦、工藤宏都、切替陽奈子、近藤奈保希、菅原佳子、渡辺哲
沖正人監督コメント
『THEATERS』は、コロナウイルスの感染拡大により苦戦を強いられていたミニシアターが、「これから先も文化発信の場所として存在し続けてほしい」という思いから企画したものです。どうかこの映画が、皆様の元へと届きますように。
※詳細・寄付につきましては映画『THEATERS』クラウドファンディングサイトをご覧ください。
まとめ
沖正人、鈴木太一、中村公彦、山口雄也といった現在活躍中の監督たちが、ミニシアターと映画への愛を込めて4編からなるオムニバス映画を制作しました。
映画『THEATERS』は2023年7月15日(土)ユーロスペース他全国順次公開です。
2023年4月23日(日)から7月28日(金)まで寄付を募るクラウドファンディングも実施中です。応援お願いいたします!
※詳細・寄付につきましては映画『THEATERS』クラウドファンディングサイトをご覧ください。