映画『たいせつなひと(仮)』は2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスで上映!
『おっさんずぶるーす』『THEATERS』といったオムニバス映画への参加、『俺は前世に恋をする』『私だってするんです』などの脚本提供が中心だった中村公彦監督の5年ぶりの長編監督作『たいせつなひと(仮)』。
「レンタル彼女」のバイトをする30代前半女性の自分探しの物語を、軽快なラグタイムミュージックに乗せてポップに描き出します。
このたび、映画『たいせつなひと(仮)』の2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスでの上映が決定。本作のポスタービジュアル・場面写真・予告編が併せて解禁されました。
さらに5年ぶりの長編監督作の上映を記念し、2020年以降の中村監督の作品をまとめて上映する特集企画「中村公彦WORKS 2020~2023」の開催も決定されました。
CONTENTS
映画『たいせつなひと(仮)』とは?
映画『たいせつなひと』予告編
ヘビースモーカーがエイリアンと闘う奇想天外な展開で注目された『スモーキング・エイリアン以来、『おっさんずぶるーす』『THEATERS』といったオムニバス映画への参加、『俺は前世に恋をする』『私だってするんです』などの脚本提供が中心だった中村公彦監督。
そんな中村監督の5年ぶりの長編監督作となったのが、映画『たいせつなひと(仮)』です。
タイトルの「(仮)」には「不確定な人間関係」の意が込められている本作は、「レンタル彼女」のバイトをする30代前半女性の自分探しの物語を、軽快なラグタイムミュージックに乗せてポップに描き出しています。
このたび、映画『たいせつなひと(仮)』の2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスでの上映が決定。本作のポスタービジュアル・場面写真・予告編が併せて解禁されました。
また5年ぶりの長編監督作の上映を記念し、映画『たいせつなひと(仮)』の上映期間中には高円寺シアターバッカスにて特集企画「中村公彦WORKS 2020~2023」の開催も決定。2020年以降の中村監督の作品が上映される他、トークショーも催される予定です。
《高円寺シアターバッカス公式HP・上映作品紹介ページはコチラ→》
映画『たいせつなひと(仮)』の作品情報
【監督・脚本・編集】
中村公彦
【キャスト】
吉原麻貴、森田このみ、藤井太一、川連廣明、林和哉、山本宗介、久藤さゆ、髙村康一郎、若狭ひろみ、山下ケイジ、池内祥人、鈴木まゆ、豊田崇史、野田悠月
映画『たいせつなひと(仮)』のあらすじ
新進小説家の片岡悠里(吉原麻貴)は自分を変えるため、そして次の作品のネタ探しのため、流川ユキという名前で「レンタル彼女」のバイトを始める。
レンタル彼女はデートやメールのやり取りなど、性的なサービス無しで依頼人の心を癒す仕事。派遣元の社長・吉野さつき(森田このみ)は悠里の素性を知る良き理解者だ。また親友の宮島奈緒(久藤さゆ)や家族の光司(髙村康一郎)成美(若狭ひろみ)俊介(池内祥人)とも気軽に話し合える関係だった。
皆に支えられ、45歳・童貞の豊川淳史(藤井太一)や38歳・シングルファーザーの横尾賢治(川連廣明)などの常連客もついて、悠里は自分なりのやり方で仕事に取り組んでいくが……。
特集企画「中村公彦WORKS 2020〜2023」の開催情報
上映作品
・『たいせつなひと(仮)』(2023/70分)
※劇場初公開
・『酔者の贈り物』(2022/30分)
※劇場初公開
・『カリスマハウス 完全版』(2020/29分)
※完全版は劇場初公開
・『おっさんずぶるーす』7本セット版(2020/123分)
※7本セット版は東京初公開
鑑賞料金
映画『酔者の贈り物』場面写真より
・『たいせつなひと(仮)』1500円
・『酔者の贈り物』+『カリスマハウス 完全版』1200円
※10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)はセット料金のみ
・『おっさんずぶるーす』1500円
・『酔者の贈り物』600円
・『カリスマハウス 完全版』600円
各日タイムテーブル
映画『カリスマハウス 完全版』場面写真より
【10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)】
13:30/『たいせつなひと(仮)』
14:40/トーク・休憩
15:10/『酔者の贈り物』+『カリスマハウス 完全版』
16:10/トーク・休憩
16:40/『たいせつなひと(仮)』
17:50/トーク・休憩
18:20/『おっさんずぶるーす』
20:25/トーク
【10月10日(火)、12日(木)】
18:00/『たいせつなひと(仮)』
19:10/トーク・休憩
19:30/『酔者の贈り物』
20:00/トーク・休憩
20:20/『たいせつなひと(仮)』
21:30/トーク
【10月11日(水)、13日(金)】
18:00/『たいせつなひと(仮)』
19:10/トーク・休憩
19:30/『カリスマハウス 完全版』
20:00/トーク・休憩
20:20/『たいせつなひと(仮)』
21:30/トーク
※トークゲストは後日発表
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特集企画「中村公彦WORKS 2020〜2023」上映作品
『酔者の贈り物』
【製作】
2022年(日本映画)
【監督・脚本・編集】
中村公彦
【キャスト】
平山さとみ、池田諭、齊藤あきら、武藤令子、芹口康孝、中村英香、あべかつのり、美智、ワシダゴロウ、児玉純一、千代反田美香、薄井伸一、三浦則子
【作品概要】
映像演劇藩Ø空集合から依頼を受けてコラボした作品。現場のキャスト・スタッフ全員が中村監督作品初参加で、撮影と録音以外は俳優陣が交代で担当するミニマムな体制で制作された。
撮影はコロナ禍の2021年夏。まだ気軽には飲みに行けなかった時期に、敢えてコロナ禍以前の2019年を舞台にして、自由に酒を酌み交わしていた頃を描いたコメディ。しかしコロナにより実際に知人を亡くした中村監督の気分が作品に反映されている。
『カリスマハウス 完全版』
【製作】
2020年(日本映画)
【監督・脚本・編集】
中村公彦
【キャスト】
林和哉、相馬絵美、矢島理佐、小林敏和、近藤笑菜、芹田瞬、三島諒、壷田大貴、杉山裕右、中村史彦、ミキック、バクザン、川連廣明
【作品概要】
オムニバス映画『おっさんずぶるーす』に収録されたバージョンより約10分長い完全版。脚本通り撮ったら29分になってしまったため、オムニバス版は泣く泣くカットしたものである。
有望な若者の死を間近で目撃したおっさんが、自分の人生を見つめ直す様を描いた本作は、前作『スモーキング・エイリアンズ』から約3年ぶりの監督作であり、以前からやりたかった音楽物に挑戦し、作風にも変化が見られ新たなスタートとなった作品。
『おっさんずぶるーす』7本セット版
【公開】
2022年(日本映画:2020年製作)
【監督】
前田直樹:『21世紀のおじさん』
真田幹也:『オファーを待ちながら』
荒木憲司:『全く最近のおやじモンときたら…』
西村大樹:『たそがれのあとに』
越坂康史:『トイレのおっさん』
中村公彦:『カリスマハウス』
細野辰興:『謎乃中年認定壱拾箇条』
【作品概要】
「7人のおっさん監督が、おっさん俳優を主演に据えて日本映画界に一石を投じる」という企画で製作されたオムニバス映画。全作品共通のテーマは「おっさんたちが抱える“違和感”」であり、様々な切り口で「人生」や「社会」への違和感を描く。
クラウドファンディングでのべ200人の人々から300万円超の支援を受けたのち、湯布院映画祭、福岡インディペンデント映画祭などで好評を博した本作は、2022年に満を持して劇場公開された。
2022年の劇場公開時は《ファミリー編》と《ワーク編》に分けての上映だったが、今回の特集企画は東京では初の7作品セット・完全版での上映となる。
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まとめ
の2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスでの上映が決定された、中村監督の5年ぶりの長編監督作『たいせつなひと(仮)』。
さらに同館では本作の上映を記念し、2020年以降の中村監督の作品をまとめて上映する特集企画「中村公彦WORKS 2020~2023」の開催も決定されました。
特集企画では、『おっさんずぶるーす』の一編として製作されるも、尺の事情からカットを余儀なくされた『カリスマハウス』の《完全版》も上映予定。『おっさんずぶるーす』における《オムニバス版》と見比べるという楽しみ方もできるはずです。
映画『たいせつなひと(仮)』は2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスで上映!
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