坂本龍一が33年ぶりにアニメ映画の音楽を手がける。
シリーズが累計200万部をこえる宮西達也の大ヒット絵本作品ティラノサウルスシリーズ。
そのティラノサウルスシリーズの『ずっとずっといっしょだよ』(ポプラ社刊)ほかを原作とした『さよなら、ティラノ』が長編アニメーション映画として、2020年初夏に公開されることとなりました。
劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手掛ける静野孔文監督と、日本が誇るアニメーションスタジオ・手塚プロダクションがタッグを組んだだけでなく、音楽を坂本龍一が担当するなど注目の作品となっています。
この度、坂本龍一が手掛ける神秘的な劇中音楽が流れる予告編が解禁!さらに、ハナレグミ&コトリンゴが歌うエンディング曲も解禁となりました。
映画『さよなら、ティラノ』について
シリーズ累計200万部を超える大ヒット作ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』(ポプラ社刊)ほかを原作とし、ティラノサウルスとプテラノドンの切なくも美しい物語を完全アニメ映画化しました。
地上最強なのに暗闇が怖いティラノサウルス“ティラノ”と、飛べないけど、いつも希望を抱いて生きるプテラノドン少女“プノン”、そして親とはぐれてしまったトリケラトプスの子ども“トプス”が“天国”を求めて旅立つ彼らのお話です。
映画『さよなら、ティラノ』の予告編
この度、坂本龍一が手掛ける、神秘的な劇中音楽が流れる予告編が解禁されました。
予告編では、最強なのに暗闇が怖がるティラノサウルス“ティラノ”と、飛べないけど、いつも希望を抱いて生きるプテラノドン少女“プノン”が一出会い、「天国」を目指して大冒険を繰り広げる、「絆と友情」の心温まる冒険物語が描かれました。
坂本龍一がアニメ映画を手掛けるのは、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)以来、実に33年ぶり。
“ティラノ”と“プノン”の大冒険を壮大で神秘的な音楽で盛り上げます。
さらに、ハナレグミ&コトリンゴが歌うエンディング曲『楽園をふたりで』も解禁となり、予告内に流れています。優しい歌声に癒される音色ですね。
映画『さよなら、ティラノ』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【原作】
宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊)
【監督】
静野孔文
【音楽】
坂本龍一
【アニメーション・ディレクター】
江口摩吏介
【脚本】
佐藤大、うえのきみこ、福島直浩
【アニメーション制作】
手塚プロダクション
【エンディング曲】
ハナレグミ & コトリンゴ『楽園をふたりで』(commmons / Avex Entertainment Inc.)
【声のキャスト】
三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也/石塚運昇
映画『さよなら、ティラノ』のあらすじ
大昔、恐竜の時代。氷河期が近づき、すべてが荒廃しています。
そこに乱暴なゴルゴサウルスの群に追われているプテラノドンの少女「プノン」がいました。
捕まりそうになったプノンとゴルゴザウルスたちの前に現れたのは、巨大で、とても強そうなティラノサウルス。
そう、地上最強との呼び声高いティラノサウルスでした。
さすがのゴルゴサウルスたちもティラノの迫力におされ、プノンを諦め逃げ出してしまいます。
邪魔者がいなくなったら、ティラノがプノンを食べる番。ですが、ティラノはプノンに目もくれず、木の上になっている赤い実をむしゃむしゃと食べはじめました。
“おじちゃん、私はプノンだよ。おじちゃんの名前は何?なんで私を食べないの?”“おじちゃんは肉食なのに、なんで赤い実を食べるの?”
休む間もなく喋るプノンを後に、ティラノが自分の道を進もうとした瞬間、プノンはある提案をします。
“おじちゃん、私は「天国」というところを探してむかってるよ。そこは無数の赤い実を食べられるこの地上唯一の楽園だよ。一緒に行かない?”と声をかけられ乗り気になったティラノ。
なんらかの事情があるか、飛べない特異なプテラノドンのプノンと一緒にいくことを決意します。
ティラノの「地上最強」の地位を奪おうと企てるゴルゴサウルスは、ティラノに執心してしつこく彼らを追っていて…。
まとめ
果たして、「ティラノ」と「プノン」そして旅の途中で出会う親とはぐれたトリケラトプスの子ども「トプス」は、無事に天国に着けるんでしょうか。そして、その天国は本当に楽園なんでしょうか。
坂本龍一がアニメ作品の音楽を手がけるのは、実に33年ぶり。
しかも今回は、ファミリー映画ということで、子どもから大人まで、さまざまな世代の心に響く音楽となっています。
長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』は2020年初夏に全国公開です。