“母の愛からは逃れられない”
車椅子の娘に向けられた毒母の狂気が暴走する。
『search/サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督&製作陣の最新作『RUN』(原題)。
このたび、邦題『RUN/ラン』として、2021年6月18日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほかにて全国公開が決定しました。
あわせて、第一弾ポスタービジュアルと場面写真を解禁いたします。
映画『RUN/ラン』について
参考動画:『search/サーチ』(2018)
画期的な映像表現で世界中の映画ファンを驚愕させた『search/サーチ』(2018)。
その成功によって一躍、新世代スリラーの旗手となったアニーシュ・チャガンティ監督が、同じ製作チームと組んで完成させた長編第2作目となる本作『RUN/ラン』。
チャガンティ監督がスリラーの原点に回帰した意欲作でもあります。
ヒッチコック作品のスタイルに新鮮な視点と独特なひねりを加え、ジャンル映画の王道をゆく醍醐味を追求しました。
また、本作は、アメリカではコロナ禍を背景に、2020年11月にHuluでの配信がスタート。多くの映画ファンの注目を集め、配信初週における同サービス最高視聴者数の記録を更新しました。
謎の失踪を遂げた娘を捜索する父親の苦闘を描いた『search/サーチ』に続いて、チャガンティ監督が主人公に選んだのは、生まれつき病気で車椅子生活を余儀なくされている17歳の娘と、その娘に歪んだ愛情を注ぐモンスター毒母。
さらに前作とは逆に、本作では母娘関係を非常にネガティブに描いています。
主人公である車椅子の娘クロエ役には、オーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレンを起用。
対して、人生のすべてを娘に捧げた“完璧な母親”から歪んだ母性愛が狂気へと変貌していく母ダイアン役は、人気ドラマシリーズの「アメリカン・ホラー・ストーリー」で、現代のサイコホラーの象徴的存在となったサラ・ポールソンが怪演。
暴走した母と囚われた娘の濃密な心理戦を繰り広げます。
映画『RUN/ラン』のポスタービジュアル
今回解禁となったポスタービジュアルは、鬼気迫る表情で今にも叫び声が聞こえてきそうな車椅子の娘クロエの姿と、感情の読み取れない表情で静かに一点を見つめ、娘を飲み込むかのような巨大な母親ダイアンの影が対照的です。
「母の愛からは逃れられない」のコピーが不気味さを放ち、映画ファンを期待させるビジュアルとなっています。
映画『RUN/ラン』の作品情報
【日本公開】
2021年(アメリカ映画)
【原題】
RUN
【監督・脚本】
アニーシュ・チャガンティ
【製作・脚本】
セブ・オハニアン
【キャスト】
サラ・ポールソン、キーラ・アレン
【日本語字幕翻訳】
高山舞子
映画『RUN/ラン』のあらすじ
ある郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされています。
しかし、常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていました。
そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感をを抱き始めます。
ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。
クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったんです。
なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。
そこには恐ろしい真実が隠されていました。
ついにクロエは母親の隔離から逃げようと試みますが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていて……。
まとめ
『search/サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督&製作チームが新たに描くサイコ・スリラー『RUN/ラン』。
母親の歪んだ愛が狂気に変わるとき、明らかになる恐ろしい真実とはー。
映画『RUN/ラン』は、2021年6月18日(金)より、TOHOシネマズ日本橋ほかにて全国ロードショーです。