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Entry 2020/03/18
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映画『パラサイト』キャストの金持ち夫人役はチョヨジョン【演技評価とプロフィール】

  • Writer :
  • 谷川裕美子

第72回カンヌ国際映画祭“最高賞”パルムドール&第92回アカデミー賞作品賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日より全国公開!

第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞に加え、第92回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門に輝き大きな注目を集めたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が、2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

『吠える犬は噛まない』『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など数々のヒット作で知られ、これまでも高く評価されてきたポン・ジュノ監督。

カンヌ国際映画祭では、クエンティン・タランティーノ、ペドロ・アルモドバル、ジム・ジャームッシュ監督らの並みいる話題作を抑え、審査員満場一致の決定で、韓国映画として史上初となるパルムドール受賞に輝きました。

アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、最多4部門を受賞する快挙を成し遂げました。

公開が始まった世界各国でも動員記録を塗り替える爆発的な盛り上がりをみせています。

全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しい一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことから、次第に想像を遥かに超える悲喜劇へと展開していく本作。

相反する2つの家族を軸に、いま世界が直面している貧富格差を痛烈に批判しつつ、コミカルさやサスペンス感など交え、圧倒的エンターテインメント性を持たせた物語で描き切りました。

主演を務めるのは、名優ソン・ガンホ。ジュノ監督とは『スノーピアサー』『グエムル -漢江の怪物-』『殺人の追憶』に続く4度目のタッグとなります。

イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシクらが共演。

この記事では、金持ちパク家の夫人・ヨンギョ役を演じるチョ・ヨジョンについて詳しくお伝えしていきます。

映画『パラサイト 半地下の家族』の作品情報


(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

【日本公開】
2020年(韓国映画)

【監督】
ポン・ジュノ

【脚本】
ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン

【キャスト】
ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン、チョン・ジソ、チョン・ヒョンジュン、パウ・ソジュン

【作品概要】

第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞、及び第92回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門を受賞したブラック・コメディ。

『殺人の追憶』(2003)『グエムル-漢江の怪物-』(2006)のポン・ジュノが監督を務め、同2作に出演したポン・ジュノ組常連のソン・ガンホが主演しました。『最後まで行く』『ソニはご機嫌ななめ』イ・ソンギュン、『後宮の秘密』チョ・ヨジョン、『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら実力派の面々が共演しています。

映画『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ


(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。

夫のキテクは職を持たず、皆で宅配ピザの箱を折る内職で生活しています。

長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになります。

そして、兄に続き、妹のギジョンもジェシカという偽名で、美術教師として豪邸に足を踏み入れます。

そこへ、パク家の主人のドンソクが帰宅しますが…。

映画『パラサイト 半地下の家族』ヨンギョ役はチョ・ヨジョン

参考映像:『後宮の秘密』(2012)

映画『パラサイト 半地下の家族』で金持ちパク家の夫人・ヨンギョ役を演じるチョ・ヨジョンは1981年2月10日生まれ。ソウル市出身の女優。ノプンエンターテインメント所属。

97年に雑誌モデルとしてデビュー。

17歳の時、韓国版の「お母さんといっしょ」にあたる「ポポポ」という子供番組の詩のお姉さんとして活躍。

その後、女優としての活動を軌道に乗せ、テレビドラマ『銭の戦争オリジナル』『家に帰る道』『ロマンスが必要』『ベビーシッター』『完璧な妻』など数多くの作品に出演。

映画では、キム・デスン監督作『後宮の秘密』で主演を務め、体当たりの大胆な演技が話題となりました。

その後も、激しい愛憎劇『情愛中毒』に出演。同作の演技がポン・ジュノ監督の目に留まり、本作『パラサイト 半地下の家族』へのキャスティングにつながりました

映画『パラサイト 半地下の家族』ヨンギョはどんな役?


(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

チョ・ヨジョン演じるヨンギョは金持ちパク一家の夫人です。

美しくて純真な若妻ですが、だまされやすい能天気な性格。

身分を偽っている貧乏キム家の長男・ギウを信用して家庭教師にした後、妹のギジョンも美術教師として雇い入れますが…。

チョ・ヨジョンの演技力の評価は

参考映像:『情愛中毒』(2014)

数々の話題の映画やドラマで活躍中の、実力派女優チョ・ヨジョン。

スレンダーで抜群のスタイルの持ち主で、モデルから芸能活動をスタートしました。

2012年公開の『後宮の秘密』で主演。大胆なシーンに体当たりで挑み、知名度を上げました。

第31回青龍映画賞人気スター賞、富川国際ファンタスティック映画祭主演女優賞など数々受賞を果たしています。

本人は、主演を演じられたことで演技に対する渇きを解消できた、濡れ場についてもその場面が必要だと納得した上で躊躇なく演じることができたと語っています。

2017年放送のドラマ『完璧な妻』では、良妻の反面怒りが抑えられないという悪女役を好演。

印象的深い演技で、「悪女」イメージを持つ女優になりました。第31回KBS演技大賞女性優秀演技賞を受賞

2014年映画『情愛中毒』では、主人公の軍隊長の夫に不倫されてしまう妻の役を演じました。
第34回韓国映画評論家協会賞助演女優賞ほか数々の映画賞を受賞しています。

この『情愛中毒』での演技がポン・ジュノ監督から評価され、本作『パラサイト 半地下の家族』出演につながりました。

『パラサイト 半地下の家族』で、第40回青龍映画賞主演女優賞、第24回春史大賞映画祭主演女優賞、シアトル映画批評家協会最優秀アンサンブル賞など、数多くの映画賞を受賞しています。

まとめ


(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

カンヌ映画祭パルムドールとアカデミー賞でダブル受賞を果たし、大きな旋風を巻き起こした傑作『パラサイト 半地下の家族』

『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など数々のヒット作で知られ、高く評価されてきたポン・ジュノが監督を務めます。

半地下の家暮らしの貧しい家族の長男が、超裕福な一家の家庭教師になったことから起きる悲喜劇を、ユーモアとスリルを交えて味わい深いエンターテインメント作品に仕上げました。

主演を務めるのは、韓国を代表する名優ソン・ガンホ。ジュノ監督とは4度目の共演となり、息のあった素晴らしい演技をみせています。

イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシクら実力派俳優が集結しています。

キャリアある実力派チョ・ヨジョンが演じる、偽装だらけのキム一家を家に招き入れてしまう気の良い富豪夫人ヨンギョに注目です。

豪華な監督とキャストで贈る映画『パラサイト 半地下の家族』は、2020年1月10日より全国ロードショーです。

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