華麗なる新体操金メダリストの、想像を絶する舞台裏に密着
新体操日本代表「フェアリージャパン」が2019年9月の世界選手権で史上初の団体金メダルを獲得するなど、来年の東京オリンピックに向けて大きな盛り上がりを見せる新体操。
そんな中、ロシアの新体操選手マルガリータ・マムーンのメダル獲得までの道のりを追ったドキュメンタリー映画『オーバー・ザ・リミット/ 新体操の女王マムーンの軌跡』が、2020年6月26日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次ロードショーされます。
映画公開に先駆け、ポスタービジュアルがお披露目となりました。
CONTENTS
マルガリータ・マムーンについて
本作の被写体となるマルガリータ・マムーン(愛称リタ)は、1995年11月モスクワ生まれ。
7歳から新体操のクラブに通い、11歳から本格的に選手を目指します。
2004年にロシア代表チーム入りし、これまでに世界選手権で7冠、ヨーロッパ選手権で4冠といった、数々の優秀な成績を収めました。
そして、2016年のリオデジャネイロ五輪での新体操個人総合において、20歳にして76.483点で金メダルを獲得。
2017年に現役を引退後は、ロシアの水泳選手アレクサンドル・スホルコフと結婚、2019年には第一子を出産予定です。
映画『オーバー・ザ・リミット/ 新体操の女王マムーンの軌跡』のティザービジュアル
このほど解禁となったティザービジュアルは、前屈姿勢でたたずむマルガリータの姿を全面にフィーチャリング。
「全ては金メダルのために。」というキャッチコピーが添えられており、美しいながらも、力強い表情で前を見据える彼女を強調したデザインとなっています。
映画批評サイトRotten Tomatoesで100%Freshを獲得!
本作は、アメリカのNo1映画批評サイト「ロッテントマト(Rotten Tomatoes)」で、最高得点となる100%Freshを獲得。
批評面でも、「『セッション』のドラミングを新体操で実現した!」(Hollywood Reporter)、「これはリアルな『ブラック・スワン』だ!」(Variety)、「華麗なリタに目を奪われた次の瞬間、現実にあるホラーを体験することになる」(New York Times)など、知られざる極限の世界を映し出した作品として、 海外メディアから絶賛されています。
なお、ポーランド南部に位置する都市クラクフで開催される、第58回(2018年)クラクフ国際映画祭では、長編部門の芸術作品賞(シルバー・ホーン)を受賞しています。
映画『オーバー・ザ・リミット/ 新体操の女王マムーンの軌跡』の作品情報
【日本公開】
2020年(ポーランド・ドイツ・フィンランド合作映画)
【原題】
Over the Limit
【監督・脚本】
マルタ・プルス
【編集】
マチェイ・パブリンスキ
【キャスト】
マルガリータ・マムーン、イリーナ・ヴィネル、アミーナ・ザリポア
映画『オーバー・ザ・リミット/ 新体操の女王マムーンの軌跡』のあらすじ
20歳のリタことマルガリータ・マムーンは、新体操王国ロシアの代表選手。
来たるリオデジャネイロ五輪に向けて、鬼コーチたちからの強烈な指導を受け、日々の練習に励んでいます。
リタは優雅にリングをキャッチし、ボールを肩で転がしますが、コーチたちは彼女にさらなる高みを求め、何度も何度も繰り返させます。
なかでも、アリーナ・カバエワなど数多くのオリンピック金メダリストを育て上げてきたイリーナ・ヴィネルの指導は、特に精神面において極めて厳格。
「あなたは人じゃない。アスリートなの!」という怒号に近い声が飛び交います。
わずかな自由時間には、彼氏と電話で話したり、家族と過ごしたりして穏やかな癒しの時を過ごすリタですが、すぐにまた激烈なトレーニングが始まります。
本作は、そうしたリタの日々の光景を、リオデジャネイロ五輪の本番まで余すことなく密着し、想像を絶する競技の世界に迫ります。
まとめ
オリンピックイヤーとなる2020年に公開となる本作『オーバー・ザ・リミット/新体操の女王マムーンの軌跡』。
美しく華やかな表舞台で栄光をつかむためにたどるリタの過酷な道のりを、ぜひともお見逃しなく!
映画『オーバー・ザ・リミット/ 新体操の女王マムーンの軌跡』は、2020年6月26日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次ロードショーです。