2019年にテアトル新宿にて公開が決定している松本優作の初監督作品『Noise』。
7月末に開催された第4回富士湖畔の映画祭2018にて本作が上映され、篠崎こころが最優秀主演俳優賞を受賞!
受賞を受けて、篠崎こころと松本監督の喜びの声は…。
映画『Noise』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【企画・監督・脚本・編集】
松本優作
【キャスト】
篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、岸建太朗、仁科貴、小橋賢児、布施博
【作品概要】
松本優作監督が15歳のときに経験した親友の自死と、テレビに映し出された秋葉原無差別殺傷事件とがリンクし、すぐさま脚本を書きはじめ、8年かけて完成させた初長編監督作品。
狂気と混乱がのたうつ現代に生きる若者による若者と若者の親たちのための同時代映画。
第41回モントリオール世界映画祭、第25回レインダンス映画祭などでの上映によって日本映画ベスト1・アジア映画ベスト4を獲得。
映画『Noise』のあらすじ
舞台はポップカルチャーの聖地・秋葉原。
10年前の6月8日に起こったショッキングな事件をモチーフに、絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは…。
篠崎こころが「富士 湖畔の映画祭」最優秀主演俳優賞を受賞
7月28日(土)に「第4回 富士 湖畔の映画祭 2018」(7月27~29日開催)で上映された松本優作初監督作品『Noise』(監督:松本優作/配給:マコトヤ)の、主人公・美沙役を演じた篠崎こころが最優秀主演俳優賞を受賞しました。
2015年に本栖湖で始まった野外上映&ライブ「富士 湖畔の映画祭」は、わずか4年の間に、とくに若い映画人が注目せざるを得ない映画祭です。
本年より新たに映画のコンペティション部門がスタート。
来年の劇場公開に向けて再編集中の映画『Noise』124分版の最終上映となりました。
台風真っ只中での上映にもかかわらず多くの観客が詰めかけ、上映終了後には「人物描写が素晴らしい」「よかった」などの声が、同映画祭に参加していた監督・松本優作にかけられたといいます。
今回の受賞を受け、主演の篠崎こころと松本優作監督は次のようにコメントしています。
篠崎こころ「約3年前、演技経験が殆どなかった私を主演に選んでいただき、「秋葉原無差別殺傷事件」という難しく大きなテーマに自分なりに真っ直ぐに挑戦しました。
その結果をこのような素晴らしい形で評価していただいてとても光栄です。
「現代を必死に生きている」多くの方に見てほしいと思っています。
この映画に関わってくださった方、くださる方、すべての方々に感謝します」
松本優作監督「ありがとうございます。台風の真っ只中での上映でした。
楽しく勢いあると言われる富士湖畔映画祭で、映画『Noise』の篠崎こころさんに主演俳優賞受賞のニュースにとても感激しています。
本作は僕自身の思いを描いた映画です、これまで僕が味わってきた“痛み”を彼女が自身の身体を通してスクリーンに再現してくれました。
みなさん、来年公開時には是非ともご覧ください」
主演・篠崎こころのプロフィール
1993年生まれ。
2013年よりアイドルやDJとして活動、Zipper専属モデル(パチパチズ)を経てファッションモデルとしても活動。
講談社主催ミスiD2015で、ミスiD賞・うしじまいい肉賞をW受賞。
ファッションブランド「showtty」プロデュース、アプリゲーム「Shadowverse」や「UNITIA」の公式コスプレイヤーなど活動の幅も拡大中。
本作『Noise』で映画初出演・初主演。
松本優作監督のプロフィール
1992年10月9日、兵庫県神戸市生まれ。
ビジュアルアーツ専門学校大阪に入学し映画制作をはじめます。
2008年、映画『Noise』脚本執筆開始、2017年完成124分版で世界各地の映画祭で正式上映、初監督作品となる本作を劇場公開に向けて再編集中。
監督二作目となるエベレストを舞台とした長編ドキュメンタリー映画を制作中。
まとめ
松本優作の初監督作品『Noise』は、第41回モントリオール世界映画祭1stワールドコンペ部門、第25回レインダンス映画祭コンペ部門、第19回ハンブルグ日本映画祭、第18回ニッポンコネクション、CAMERA JAPAN Film festival、第14回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭など多くの映画祭で好評を得ました。
今回、富士湖畔の映画祭にて、主人公の美沙を演じた篠崎こころが最優秀主演俳優賞を受賞したことで、今後さらに期待と注目が集まる作品になること間違いなしです。
現代の若者たちに贈る松本優作監督の映画『Noise』は、2019年に新宿テアトルにて公開です!