アブストラクトSFホラー『NEW RELIGION』の《異例中の異例》な海外セールスが決定!
幼い娘を亡くした母親である主人公が謎めいた写真家に出会う物語を通じて、個人の喪失と記憶が引き寄せる社会の崩壊を描き出す映画『NEW RELIGION』。
愛知県・名古屋発の長編自主製作映画ながら、ロンドン・フライトフェスト映画祭でのワールドプレミアをはじめ世界各地の映画祭で上映され、本作が映し出した新たな映画ジャンル《アブストラクト・SFホラー》は多くの海外批評家・映画ファンをすでに魅了しています。
このたび、映画『NEW RELIGION』の2023年度のアメリカ・スラムダンス映画祭での上映が決定。
さらにフランスの配給会社「REEL SUSPECTS(リール・サスペクツ)」による海外セールスが決定され、それを記念しての特別ティザー特報が新たに解禁となりました。
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映画『NEW RELIGION』について
幼い娘を亡くした母親である主人公が謎の写真家に出会う物語を通じて、個人の喪失と記憶が引き寄せる社会の崩壊を描き出した映画『NEW RELIGION』。
愛知県・名古屋発の長編自主製作映画にして、『クレマチスの窓辺』『この日々が凪いだら』など主演作が2022年に入り立て続けに公開されている瀬戸かほが主演を務めた本作。
SF・ホラーといったジャンルを超越した“アブストラクト・SFホラー”という新たなジャンルを名乗るにふさわしい、想像を絶する映画となっている。
ロンドン・フライトフェスト映画祭でのワールド・プレミアをはじめ、ワルシャワ国際映画祭、トリエステ・サイエンスフィクション国際映画祭、リスボン国際ホラー映画祭(MOTELX)など多数の海外映画祭にて上映された『NEW RELIGION』。
サンティアゴホラー映画祭でのベストシネマグラフィ&審査員賞の獲得など、海外の批評家・映画ファンたちから高い評価と注目を集め続けています。
そしてこのたび、映画『NEW RELIGON』の2023年度のアメリカ・スラムダンス映画祭での上映決定にくわえ、フランスの配給会社「REEL SUSPECTS(リール・サスペクツ)」による海外セールスが決定。
あわせて、海外セールス決定を記念しての特別ティザー特報も新たに解禁となりました。
フランス配給会社「REEL SUSPECTS」とは?
映画『NEW RELIGION』特別ティザー特報
2005年に創立され、ヨーロッパの新進気鋭の監督からジャン=リュック・ゴダール、アラン・ロブ=グリエといった名匠の作品まで取り扱う「REEL SUSPECTS」。
高い芸術性・エンタメ性を併せ持つ《新たなジャンルの映画》を模索し続ける同社が「日本の自主製作映画」の海外セールスを手がけるのは“異例中の異例”な事態であり、今回の決定によって映画『NEW RELIGION』が描く《新たな恐怖》はより一層世界を侵食することになります。
そして今回の海外セールス決定を記念した特別ティザー特報では、瀬戸かほが演じる主人公・雅の日常と娘を亡くして以来拭い切れない喪失感、その間に挟まれる「赤」の色彩など、不穏に満ちた世界観がありありと映し出されています。
映画『NEW RELIGION』海外映画祭・受賞歴
・【イギリス】ロンドン・フライトフェスト映画祭 正式出品
・【ポーランド】ワルシャワ国際映画祭 正式出品
・【イタリア】トリエステ・サイエンスフィクション国際映画祭 正式出品
・【プエルトリコ】LUSCA Fantastic Film Fest 正式出品
・【チリ】サンティアゴホラー映画祭 ベストシネマグラフィ&審査員賞
・【イギリス】CINE-EXCESS国際映画祭 正式出品
・【ポルトガル】リスボン国際ホラー映画祭(MOTELX)
・【イタリア】BE AFRAID HORROR FEST 正式出品
・【メキシコ】Mórbido Mérida 正式出品
・【アメリカ】スラムダンス映画祭 正式出品
映画『NEW RELIGION』のあらすじ
娘・あおいを事故で亡くしたのを契機に、離婚した過去を持つ雅。現在は新たな恋人と同棲する彼女は、コールガールとして働きながら日々を過ごしている。
雅はある日、「《背骨》の写真を撮らせてほしい」と頼む奇妙な客・岡と出会う。岡の言うがままに写真を撮らせる雅だったが、彼は次に《足》の写真を要求する。
以来、岡に《身体の部位》の写真を撮られるようになった雅。やがて彼女は、足を小さな手に撫でられる感覚に襲われ、それが死んだ娘のものだと直感する。
ひとつの部位を撮影されるたびに、そこで娘の霊を知覚できるようになる。そう気づいた雅に残されていた最後の部位は、《目》だった。
《雅》という個人の喪失の物語は、やがて社会の崩壊へと連なっていく……。
映画『NEW RELIGION』の作品情報
【製作・脚本・監督】
Keishi Kondo
【撮影】
Sho Mishina
【助監督】
Akimine Matsuda
【音楽】
Zeze Wakamatsu、Abul Mogard、松本昭彦、miimm
【キャスト】
瀬戸かほ、西園寺流星群、岡諭史、沼波大樹、ナカムラルビイ、永田祐己、水田黒恵、中本華愛 浅井信好 ほか
まとめ
映画『NEW RELIGION』公式ツイッターより
/
2023年最初の映画祭決定✈
\アメリカのインディ映画の祭典
Slamdance Film Festival @Slamdance に
New Religionが選出。2023年のスタートを飾ります。
監督:Keishi Kondo @kkfilm_archive
主演:瀬戸かほ @kahoseto06 https://t.co/5mgrbTQDdp pic.twitter.com/tqGOvRmVmG— 映画「NEW RELIGION」公式アカウント (@NEWRELIGION15) December 5, 2022
2023年度のアメリカ・スラムダンス映画祭での上映、そしてフランスの配給会社「REEL SUSPECTS(リール・サスペクツ)」による海外セールスが決定された映画『NEW RELIGION』。
2022年8月のロンドン・フライトフェスト映画祭でのワールドプレミア上映で上げられた《アブストラクト・SFホラー》の“狼煙”は、その勢いが止まることなく世界各地の映画祭へと広がり、海外批評家・映画ファンの注目を浴び続けています。
2023年に日本公開を迎える予定の本作は、果たしてどんな映画で、どんな結末を迎えるのか?その全貌が垣間見られる新情報が待たれるばかりです。
映画『NEW RELIGION』は2023年公開予定!