映画『猫カフェ』は、12月1日(土)よりロードショー。
『ラブ・ライブ!』『ハイスクール・フリート』などで知られる人気声優の久保ユリカを主演に、アップアップガールズ(仮)の新井愛瞳らが共演する出演する映画『猫カフェ』。
12月1日に映画公開の初日を迎え、キャストたち舞台挨拶がシネ・リーブル池袋で行われました。
映画『猫カフェ』の初日舞台挨拶
猫に囲まれながらお客さんの相談にのり、笑顔になってもらうという一風変わった「猫カフェ」の店主と猫。
そしてお客さんの間で起こる小さな奇跡を描いた心温まる物語の映画『猫カフェ』です。
12月1日(土)の映画公開日に、シネ・リーブル池袋にて初日舞台挨拶が行われました。
朝早くから劇場に訪れたアップアップガールズファンや、猫好きの熱い声援のなか登壇したアップアップガールズ(仮)の新井愛瞳。
彼女はエピソード1「気になるあの子」の並木志保役で主演しました。
新井愛瞳は映画『猫カフェ』の出演が決まった時の気持ちを次のように語りました。
「動物との共演が初めてだったので、 撮影以外でも癒されるんだろうな、とクランクインを楽しみにしていた」
「猫カフェでの撮影は、猫たちの姿を見て穏やかな気持ちになりながら撮影ができた」
クランク・インを楽しみにしていたと語る新井愛瞳は、念願かなっての撮影現場で、映画のイメージと同様に癒されたことを明かしてくれました。
動物との撮影は彼らに振り回されることも多いと聞きますが、それでも癒されるくらい可愛いかったのでしょうね。
アイドルたちの現場エピソード
また、同エピソードで後輩のアップアップガールズ(2)の吉川茉優、高萩千夏、橋村理子と劇中アイドルグループ「星屑 少女団」のグループを演じたことについては、こう振り返ります。
「今回、アプガ(2)の「SUN!×3」を劇中ライブシーンで歌ったんですが、初めてだったのでアプガ(2)のメンバーに細かく振りを教えてもらいました。けっこう難しかったです」
ライブシーンの撮影は、メンバーみんなの協力を得ての臨んだったようです。
先輩と後輩が一緒となったライブシーン、細かい振り付けまで注目ですね。
新井愛瞳との共演について吉川茉優は、
「普段は新井さんとは別グループだし、新井さんの役が後輩っぽい設定だったので新鮮でした。でも、実際の撮影現場は新井さんに引っ張ってもらいました」
ほかのシーンでは 3 人を新井愛瞳が引っ張ってくれたと感謝の言葉を述べていました。
役では後輩の設定でも、現場ではしっかり引っ張ってくれていたんですね!
今回劇中でメンバーの指導役として志保を叱咤する唯を演じた高萩は、「志保に強くあたるシーンがあるのですが、その時の新井さんの目が怖すぎて、撮影のあとちょっとビクビクしていました(笑) 」と撮影裏話を披露し、新井愛瞳も「待って待って!!」と会場を沸かせてくれました。
「私はでも、私もあの頃猫カフェに行っておけばよかったなと思いました」(新井)劇中のキャラクターとの共通点を語った一方で、
また、新井愛瞳は小学校からアイドル活動を行っており、演じた志保役と同じように学校で居場所がないときもあったので、役柄に共感できたと語りました。
その一方で、「志保みたいに内気な性格ではないので、そこは役作りに悩みました」と語り、普段の自分自身と反対の性格に演じる難しさもにじませました。
役柄に共通点を見つけることで役作りに活かし、また同じでないことを見つけては、役作りに臨む難しさがあるんですね。
劇中とは真逆の顔
エピソード3「ブルーの目をした甘えん坊」で猫嫌いの小手川勇作を演じた池内万作は、劇中とは真逆の顔をのぞかせるエピソードを披露してくれました。
「家では猫を3匹飼っているんです。猫が好きだからこそ、猫が苦手な演技もやりやすかったですね」
先ほどの新井愛瞳とは違い、共通点がなくても役作りを楽しむことが出来たというのは、役者さんによって役作りの仕方が違うということなのですね。
今回の映画の出演について池内万作はオファーのされ方が独特だったようで、
「猫と戯れてみませんか?と。楽しんで撮影させていただきました」
好きな猫との共演を楽しんだ様子でした。
確かに!“戯れてみませんか”とは、本当に独特なオファーの仕方ですね。
自身が出演したエピソードの見どころについて聞かれると、「心を開けば、やさしい心が返ってくる!」猫だけでなく人間ドラマも描かれている本作をアピールしました。
実は猫マニアの監督
本作を監督した沖田光監督は、家で猫を6匹も買っていて、猫カフェにもよく行っていたという猫マニアだと話し、ゲストや客席を驚かせました。
猫が出演するシーンの撮影の難しさについて、次のように猫の演技指導?のコツを明かしてくれました。
「猫に何かさせることはできないと分かっていたので、あらかじめ猫オーディションというか、どの猫がどのエピソードに向いてそうかを事前に観察させてもらいました」
そのおかげか順調に撮影が出来たといい、役者の演技指導については、次のように語りました。
「(主演の久保ユリカと池内万作は)撮影前から台本についての話し合いをしていましたし、新井さんは役柄にピッタリだと思っていたので、撮影は安心して臨めました。吉川さんと橋村さんについても普段に近い役なのですが、高萩さんはキツイことを言う役なので大変だったと思います」
沖田光監督は、映画の見どころについて、期待を込めてこうアピールしました。
「この作品のベースはヒューマンドラマなので、猫が好きな方だけでなく多くの方にご覧いただきたいです」
最後に新井愛瞳が次のように締めくくり、舞台挨拶が終了しました。
「たくさんの猫が出演しているので、ぜひ観て癒されてください」
映画を観て猫に癒されるのは勿論ですが、映画のエピソードで心温まり癒されたいですね。
映画『猫カフェ』作品紹介
【公開】
2018年(日本映画)
【監督】
沖田光
【キャスト】
久保ユリカ、新井愛瞳(アップアップガールズ(仮))、小倉優香、池内万作、宮下順子 アップアップガールズ(2)(吉川茉優、高萩千夏、橋村理子)
【作品概要】
「ラブ・ライブ!」「ハイスクール・フリート」などで知られる人気声優・久保ユリカの実写映画初主演作。
猫に囲まれながらお客の相談に乗るという、一風変わった「猫カフェ」を舞台に、店主の桜木さくらと猫たち、カフェを訪れる客たちの間で巻き起こる心温まる物語。
「気になるあの子」「思い出を運ぶ猫』「ブルーの眼をした甘えん坊」「さよならの向こう側」という4つのエピソードで構成されたオムニバス・ストーリーです。
共演は、アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の新井愛瞳、テレビドラマ「チア☆ダン」にも出演した女優でグラビアモデルの小倉優香。
監督は『怖すぎる話 劇場版』『星降る夜のペット』などの沖田光が務めました。
映画『猫カフェ』のあらすじ
猫に囲まれながらお客様の相談に乗り、笑顔になってもらうという少し変わったカフェがありました。
扉を開けると、陽だまりのような笑顔で悩みを聞いてくれる店主・桜木さくら(久保ユリカ)と、そっと寄り添ってくれる猫たち。
今日も周囲になじめないアイドルや、母親の介護に疲れ果てた娘、猫嫌いの不器用な男など、悩みを抱えるお客さんたちがやってきます。
また新たな出会いがありそうですが…。
まとめ
ちょっと変わったカフェとそこに訪れる人々の、心温まるエピソードを、4つのオムニバス形式で綴っていく映画『猫カフェ』。
人気声優の久保ユリカを主演に、アップアップガールズ(仮)の新井愛瞳たちが共演が見られる、各エピソードにふれることで心癒されつつ、スクリーンの中に登場するたくさんの猫たちにも癒されてみるのはいかがでしょう。
映画『猫カフェ』は2018年12月1日よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開中!
ぜひ、お見逃しなく!