Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/02/13
Update

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』日本公開決定!人生と音楽を捉えたドキュメンタリー

  • Writer :
  • 石井夏子

“ジャズピアノの詩人”ビル・エヴァンス生誕90周年記念

“ジャズピアノの詩人”ビル・エヴァンス生誕90周年を記念し、エヴァンスの「時間をかけた自殺」とも言われた51年の人生と音楽を捉えたドキュメンタリー映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』(英題:Time Remembered: Life & Music of Bill Evans)が、2019年4月27日(土)よりアップリンク吉祥寺・渋谷ほかにて公開することが決定しました。


©2015 Bruce Spiegel

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』公開決定にあわせ、メインビジュアルも解禁されました!

まるで泣いているかのようにも、抱きしめているかのようにも見えるビル・エヴァンスの演奏スタイルを捉えたメインビジュアルは印象的です。

本作は現在でも多大なる影響と人気を誇るジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンス貴重な証言・映像・写真の記録で構成したドキュメンタリー映画です。

スポンサーリンク

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』作品情報

【公開】
2019年(アメリカ映画)

【原題】
Time Remembered: Life & Music of Bill Evans

【監督】
ブルース・スピーゲル

【キャスト】
ポール・モチアン、ジャック・ディジョネット、ジョー・ラバーベラ、チャック・イスラエルズ、ゲイリー・ピーコック、マーク・ジョンソン、トニー・ベネット、ジム・ホール、ジョン・ヘンドリックス ほか

【作品概要】

数々の名盤を残し、後世のジャズにも大きく影響を与えたエヴァンスの51年の生涯は苦悩に満ちたものでした。

本作は、その出自からキャリアのスタート、エヴァンスを巡る人間模様、そして死の間際までを、貴重な証言・映像・写真の記録で構成したドキュメンタリー映画です。

8年の歳月をかけて制作された本作には、ジャック・ディジョネット、ジョン・ヘンドリックス、トニー・ベネットら、同時代に活躍した多くの古老ジャズマンたちが、エヴァンスについて語っています。

また、本編の制作中に亡くなったミュージシャンも多く、エヴァンスとは縁の深いポール・モチアン(2011年逝去)、ジム・ホール(2013年逝去)や、ボブ・ブルックマイヤー(2011年逝去)、ビリー・テイラー(2010年逝去)など、彼らの晩年を捉えた記録映像としても貴重な内容となりました。

これまで「五大陸国際映画祭」や「モンテヴィデオ国際映画祭」などをはじめとした世界各国の映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞に輝いた本作が、ビル・エヴァンス生誕90周年を記念し、遂に日本に上陸。

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』あらすじ

1958年にマイルス・デイヴィスのバンドに加入し『カインド・オブ・ブルー』を制作した当時の様子。

その後、ドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロをメンバーに迎え、歴史に残るピアノトリオが残した名盤『ワルツ・フォー・デビイ』の制作経緯とスコット・ラファロの死。

また、現在まで公にされていなかった、エヴァンス自身の音楽への想い、そして肉親たちから見た素顔の姿、その一生涯を通じて苦しめられてきた薬物依存…。

エヴァンスの人生を垣間見るような証言の数々と、貴重なエヴァンスの演奏シーンが1時間25分に収められています。

スポンサーリンク

ビル・エヴァンスとは?

ビル・エヴァンス(Bill Evans)こと ウィリアム・ジョン・エヴァンス(William John Evans)は、1929年8月16日にアメリカニュージャージー州のプレインフィールドに生まれました。

幼少期からクラシック音楽を学び、10代にはジャズにも興味を抱くようになります。

15歳で南部のサウス・イースタン・ルイジアナ・カレッジに入学。

その後トニー・スコットやハービー・フィールズらの元でピアニストとしての実力をつけ、1956年に初のリーダー・アルバム「New Jazz Conception」を発表します。

白人であるが故の差別を受けやすいジャズ界にて、ジャズ史上最高の人気を誇る白人ピアニストとして知られています。

特にスコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)を従えた1960年代初期のビル・エヴァンス・トリオは、かつてない高度な三位一体の演奏をしめし、ジャズのピアノ・トリオ演奏を革新させました。

その後もメンバーを代えながら一貫して自己のピアノ・トリオ音楽を追求。

硬派のリリシズムとダンディズムあふれる美の探究者として高い人気を得ます。

1980年9月15日に51歳で死去する5日前までステージに立ちました。

魂を燃やして奏でるピアノの音色は、今もたくさんの人の心を動かし続けています。

まとめ

数々の名盤を残し、後世のジャズにも大きく影響を与えたピアニスト、ビル・エヴァンス。

彼の苦悩に満ちた51年の生涯を、貴重な証言・映像・写真の記録で構成したドキュメンタリー映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』。

世界各国の映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞に輝いた本作が、ビル・エヴァンス生誕90周年を記念し、遂に日本に上陸します。

映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』は2019年4月27日(土)よりアップリンク吉祥寺・渋谷にてGWロードショー、以降全国順次公開です。

どうぞご期待ください。

関連記事

新作映画ニュース

韓国映画『サムジンカンパニー1995』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。実話ベースのスカッとするエンタメ作!

『グエムル-漢江の怪物-』のコ・アソン主演 実話をベースにした痛快大逆転お仕事エンタテインメント! ポン・ジュノ監督作『グエムル-漢江の怪物-』で鮮烈な映画デビューを果たしたコ・アソンを主演に迎えた『 …

新作映画ニュース

映画『イメージの本』日本公開版のポスター解禁。ジャン=リュック・ゴダールの最新作の内容は

2018年12月3日(月)に88歳の誕生日を迎えたジャン=リュック・ゴダール監督。 世界の最先端でエネルギッシュに映画を作り続けるゴダールの最新作が2019年GWに日本で公開決定! 『勝⼿にしやがれ』 …

新作映画ニュース

ロマンチックなデートの本編映像を公開!映画『パリ、嘘つきな恋』は真実の愛を描くラブストーリー

トンデモナイ嘘から最高の恋が始まります! 本国フランスで動員250万人超(2019年5月10日時点)の大ヒットを記録した、とびきり楽しくて、心ときめくラブストーリー『パリ、嘘つきな恋』が5月24日(金 …

新作映画ニュース

映画『ダンサー そして私たちは踊った』あらすじとキャスト。のむコレ3にて公開されるアカデミー賞スウェーデン代表作!

ロッテン・トマト93%FRESH獲得のアカデミー賞国際長編映画賞スウェーデン代表作品。 第92回アカデミー賞国際長編映画賞部門スウェーデン代表に選出された『ダンサー そして私たちは踊った』。 (c) …

新作映画ニュース

映画『さらば青春の光』デジタルリマスター版が10月11日公開。予告編とビジュアルも解禁!

“モッズ・ブーム“を巻き起こし、全世界が熱狂した青春映画の金字塔! このたび、青春映画の金字塔『さらば青春の光』デジタルリマスター版が、2019年10月11日(金)より、シネマート新宿、立川シネマシテ …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
映画『哀愁しんでれら』2021年2月5日(金)より全国公開
映画『写真の女』
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学