Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/06/14
Update

映画『名もなき歌』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。実話事件を基に衝撃のドラマを描く!

  • Writer :
  • 大塚まき

カンヌ国際映画祭2019の監督週間で注⽬を集め、
アカデミー賞2020では国際映画賞・ペルー代表に選出。

ペルーの新鋭メリーナ・レオン監督が実際に起きた事件を基にした衝撃のドラマを描き出しました。


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre

映画『名もなき歌』が、2021年7⽉31⽇(⼟)よりユーロスペースほか全国順次公開することが決定しました。

あわせてポスタービジュアルと予告篇が解禁となります。

映画『名もなき歌』について


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre

ペルー出身の女性監督、メリーナ・レオンの長編デビュー作となったこの作品は、かつて新聞記者だったメリーナの父が追った、実際に起きた事件に基づいて作られました

2019年カンヌ映画祭・監督週間で注目を集め、以来世界十数ヶ国の映画祭において作品賞他32部門で受賞。

2020年アカデミー賞・国際長編映画部門ではペルー代表に選ばれ、ノミネートは逸したものの、その抑制を利かせた演出スタイル、モノクロ×スタンダードの画面に際立つヴィジュアル・センスは、新たな才能の誕生を実感させます。

赤ん坊を奪われた母親の悲哀と絶望、そして、孤独な新聞記者が内に秘めた苦悩と使命感を描いたこの作品は、
貧困と格差、人身売買、民族差別とジェンダー差別、全体主義とテロリズムといった社会問題をも浮き彫りにし、
それらが今の時代においても何ら変わっていないことを静かに提示
してみせた野心作です。

映画『名もなき歌』の予告編

この度解禁された予告編では、1988年、南米ペルーで先住民のヘオルヒナが妊婦に無償医療を提供する財団を知り、受診する様子が映し出されます。

「お金は心配ないから」と医師に言われ、そこで女の子を出産します。

しかし、赤ちゃんの産声を聞いたきり、抱かせてはもらえず「また明日きて」とクリニックから閉め出されます。

絶望の果てにヘオルヒナは新聞社を訪ね、記者に「娘が盗まれた」と訴えます。

乳児売買組織の闇へ足を踏み入れていくことになり…。

映画『名もなき歌』のポスタービジュアル


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre

この度解禁されたポスタービジュアルでは、我が子を奪われることになる妊婦のヘオルヒナと真実を追い求める新聞記者の姿が配置されています。

モノクロームの写真に赤字のタイトルが際立ち、「1988年、ペルー 私は子どもを奪われた」というコピーが不条理な世界に起きた衝撃のドラマに興味を引きつけます。

映画『名もなき歌』の作品情報


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre

【日本公開】
2021年(ペルー・スペイン・アメリカ合作映画)

【監督】
メリーナ・レオン

【脚本】
メリーナ・レオン、マイケル・J・ホワイト

【キャスト】
パメラ・メンドーサ、トミー・パラッガ、ルシオ・ロハス、マイコル・エルナンデス

映画『名もなき歌』のあらすじ


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre

1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。

貧しい生活を送る先住民の女性、20才のヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマの小さなクリニックを受診します。

数日後、陣痛が始まり、再度クリニックを訪れたへオルヒナは、無事女児を出産。

しかし、その手に一度も我が子を抱くこともなく院外へ閉め出され、赤ん坊は何者かに奪い去られてしまいました。

夫と共に警察や裁判所に訴え出ますが、有権者番号を持たない夫婦は取り合ってもらえません。

新聞社に押しかけ、泣きながら窮状を訴えるヘオルヒナから事情を聞いた記者ペドロは、事件を追って、権力の背後に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇へと足を踏み入れるが…。

まとめ


(c)Luxbox-Cancion Sin Nombre
世界各国の映画祭32部門で受賞作となり、現代社会のさまざまな問題を浮き彫りにした野心作『名もなき歌』。

アカデミー賞2020では国際映画賞・ペルー代表に選ばれた新鋭メリーナ・レオン監督作品『名もなき歌』は、2021年7⽉31⽇(⼟)よりユーロスペースほか全国順次ロードショーです。


Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/demachi2026/cinemarche.net/public_html/wp-content/themes/stinger8-child/single.php on line 150

関連記事

新作映画ニュース

映画『アマンダと僕』上映館は2019年6月公開シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次に決定

第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でマジックランタン賞を受賞し、第31回東京国際映画祭東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた映画『AMANDA』(原題)。 日本公開に向けて邦題を『アマ …

新作映画ニュース

『メアリと魔女の花』のスタジオポノックが新作映画アニメーター育成プログラムの新設と採用を開始!

劇場映画制作のアニメーター育成プログラムを新設。 2022年度新卒・第二新卒募集開始。 これからの世界に生きる子どもたち、かつて子どもだった全ての大人たちが、心から楽しめるアニメーション映画制作を志す …

新作映画ニュース

映画『オキナワ サントス』内容/公開日/上映館/予告動画。日系移民強制退去事件を松林要樹が追ったドキュメンタリー

『花と兵隊』『祭の馬』松林要樹監督最新作。 第21回東京フィルメックス・コンペティション部門正式出品。 2020年の「東京フィルメックス」コンペティション部門で上映されたドキュメンタリー映画『オキナワ …

新作映画ニュース

【フランス映画祭2022情報】開催日時と会場。石田ゆり子をフェスティバル・ミューズにて実施!

日本最大フランス映画の祭典フランス映画祭2022 横浜30周年記念回! 1993年に始まり、今年で記念すべき30回目を迎えるフランス映画祭。 (C)unifrance 2022年は12月1日(木)~4 …

新作映画ニュース

『特撮喜劇 大木勇造』映画入場者プレゼント決定。劇場には怪獣の着ぐるみがオモテナシを実施してオリジナルグッズの販売も!

劇場オリジナルグッズ解禁!先着300名の入場者プレゼントも 2022年12月9日(金)より池袋HUMAXシネマズにてロードショーされる映画『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』。 「トラック野郎」鈴木 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学