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Entry 2020/01/27
Update

【世界のミフネと呼ばれた男】武蔵野館百周年を記念して三船敏郎の代表作品を上映!

  • Writer :
  • 大塚まき

武蔵野館100周年の記念企画
いつまでも心に輝き続ける名作を上映。

2020年6月に開館百周年を迎える新宿の映画館・武蔵野館。

百周年の記念企画として毎月テーマに合わせた記念上映が開催されます。


脇田巧彦氏 撮影

2020年4月(3月27日(金)~)は【世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎 生誕百年記念~】をテーマに『無法松の一生』、『連合艦隊司令長官 山本五十六』、『暗黒街の対決』、『銀嶺の果て』、『東京の恋人』、『或る剣豪の生涯』、『宮本武蔵』、『吹けよ春風』と、選りすぐりの作品を上映します。

※2020年3月6日追記:この度の新型コロナウイルスの感染状況並びに新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を鑑みまして、3月27日(金)より上映を予定しておりました武蔵野館百周年記念企画「世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎生誕百年記念~」の上映が延期となりました。
なお、延期後の上映日程につきましては決まり次第、公式HP等にて発表されます。

映画『世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~』について

日本のみならず、世界中の映画ファンに愛され、ハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェイム」にその名を刻む三船敏郎2020年4月1日が生誕百年となります。

武蔵野館百周年記念企画では、3月下旬から4月上旬にかけ、三船敏郎の生誕百年を記念し「世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~」をテーマに、選りすぐりの名作を上映します。

まずは、三船敏郎の記念すべきデビュー作、冬の日本アルプスでロケーションを行った山岳アクション映画『銀嶺の果て』

二枚目半のニセ宝石の細工師と、街頭の似顔絵描きの恋物語が展開するライトコメディ『東京の恋人』

三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心にしたオムニバス作品で、素の三船敏郎に近いキャラクターが魅力的と言われる『吹けよ春風』

何度も映像化されている吉川英治の長編小説『宮本武蔵』の戦後最初の映画化作品であり 1955年、第28回米アカデミー賞特別賞(最優秀外国映画)に輝く『宮本武蔵』

稲垣浩監督が1943年(昭和18年)に製作した『無法松の一生』を自らリメイクし、第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『無法松の一生』

そして「シラノ・ド・ベルジュラック」を原案に、ある侍の恋の苦悩を煌びやかに描いた大作『或る剣豪の生涯』、三船敏郎・鶴田浩二の、当時の東宝2大スター競演によるアクション映画『暗黒街の対決』

加えて、太平洋戦争時、連合艦隊の司令長官であった山本五十六(三船)の人間像を、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描いた『連合艦隊司令長官 山本五十六』、以上8作品を上映します。

映画『世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~』の開催概要

【期間】
3月27日(金)~4月9日(木)
公開延期

【会場】
武蔵野館
JR新宿駅中央東口より徒歩2分
東京メトロ新宿三丁目駅A5出口より徒歩3分

新宿シネマカリテ
JR新宿駅 東南口および中央東口より徒歩2分

【鑑賞料金】
一律1000円

※最新情報は武蔵野館百周年記念公式HPをご参照ください。

映画『無法松の一生』の作品情報


(c)1958 東宝

【日本公開】
1958年

【監督】
稲垣浩

【キャスト】
三船敏郎、高峰秀子、芥川比呂志、笠智衆

【作品概要】
北九州の小倉を舞台に、博打ばくち好きで喧嘩っ早いが、人情味溢れる人力車夫・松五郎の生涯を明るく描きます。1958年、第19回ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞受賞作品。

映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』の作品情報


(c)1968 東宝

【日本公開】
1968年

【監督】
丸山誠治

【キャスト】
三船敏郎、加山雄三、黒沢年男、久保明、平田昭彦、佐藤允、藤田進、松本幸四郎

【作品概要】
第二次世界大戦突入を憂慮しながら、皮肉にも連合艦隊司令長官に任命された山本五十六の人間像が、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描かれる壮烈な運命のドラマ。

映画『暗黒街の対決』の作品情報


(c)1960 東宝

【日本公開】
1960年

【監督】
岡本喜八

【キャスト】
三船敏郎、鶴田浩二、司葉子、河津清三郎、田崎潤

【作品概要】
『独立愚連隊』などの痛快娯楽作を多数残した鬼才・岡本喜八監督作品です。三船敏郎と鶴田浩二の2大スターの共演が話題を呼びました。

映画『銀嶺の果て』の作品情報


(c)1947 東宝

【日本公開】
1947年

【監督】
谷口千吉

【キャスト】
志村喬、三船敏郎、若山セツ子、河野秋武、小杉義男、高堂国典

【作品概要】
警察の手を逃れた三人組の拳銃強盗が、老人と孫娘、そして登山家のいる北アルプスの山小屋にたどり着く…。追いつめられた3悪人の凄絶な抗争をダイナミックに描いた三船敏郎のデビュー作です。

映画『東京の恋人』の作品情報


(c)1952 東宝

【日本公開】
1952年

【監督】
千葉泰樹

【キャスト】
:三船敏郎、原節子、杉葉子、小泉博

【作品概要】
ニセ宝石の細工師(三船敏郎)と、街頭の似顔絵描き(原節子)の恋物語を描いたコメディ作品です。

共演者に杉葉子、小泉博、森繁久彌、清川虹子、藤原鎌足など、豪華なキャスティングが話題となりました。

映画『或る剣豪の生涯』の作品情報


(c)1959 東宝

【日本公開】
1959年

【監督】
稲垣浩

【キャスト】
三船敏郎、宝田明、司葉子、河津清三郎

【作品概要】
フランスの有名な戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を時代劇に翻案。

人一倍鼻が大きい男・駒木只八郎の恋にまつわる悲喜劇。稲垣浩が「無法松の一生」に続き脚本と監督を務めた作品です。

映画『宮本武蔵』の作品情報


(c)1954 東宝

【日本公開】
1954年

【監督】
稲垣浩

【キャスト】
三船敏郎、三國連太郎、尾上九朗右衛門、岡田茉莉子、八千草薫

【作品概要】
ご存じ吉川英治原作を稲垣浩監督が、戦前の片岡千恵蔵バージョンに引き続き映画化(3部作の第1作)。宮本武蔵を演ずるのは三船。関ヶ原の戦いから沢庵和尚の教えで旅に出るまでが描かれます。

1955年、第28回米アカデミー賞特別賞(最優秀外国映画)受賞作品 。

映画『吹けよ春風』の作品情報


(c)1953 東宝

【日本公開】
1953年

【監督】
谷口千吉

【キャスト】
三船敏郎、小泉博、岡田茉莉子、青山京子、越路吹雪、小林桂樹、三國連太郎、山村聰、山根寿子

【作品概要】
黒澤明と谷口千吉による共同脚本作品。東京の街を廻るタクシーの運転手が乗せる様々な乗客たち。彼らとの一期一会のエピソードに垣間見る人間模様を、オムニバス形式で描いた作品です。

まとめ

参考:武蔵野館100周年記念企画の公式ツイッター

武蔵野館の場内ロビーでは、ここでしか見ることのできない大変貴重な写真パネルの展示も予定しています。

劇場の大画面で見たい大作から、めったに上映される事のない貴重な作品も数多くラインナップし、全作を35mmフィルムにて上映

今なお色あせることのない三船敏郎の魅力を満喫できる貴重な武蔵野館百周年企画上映をお見逃しなく。

『世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~』3月27日(金)より武蔵野館とシネマカリテにてロードショーです。

※2020年3月6日追記:この度の新型コロナウイルスの感染状況並びに新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を鑑みまして、3月27日(金)より上映を予定しておりました武蔵野館百周年記念企画「世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎生誕百年記念~」の上映が延期となりました。
なお、延期後の上映日程につきましては決まり次第、公式HP等にて発表されます。

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