ファッション界の反逆児と呼ばれたアレキサンダー・マックイーン。
恋をするように服を作り、命まで捧げた、ドラマより劇的な人生に迫るドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆者』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかで公開決定しました!
デヴィッド・ボウイやレディー・ガガ、キャサリン妃にまで愛された彼の生涯。
友人や家族たちとの独占インタビューや、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出したドキュメンタリー映画が誕生しました。
アレキサンダー・マックイーンについて
1969年にイギリス・ロンドンの下町で6人兄弟の末っ子として生まれました。
本名はリー・アレキサンダー・マックイーン。
労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューします。
1992年自身の名を冠した“アレキサンダー・マックイーン”を設立。
そして1996年、弱冠27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢されて世界を驚かせます。
一方で、自身のブランドのショーはますます過激になり、モードの反逆児と名付けられます。
34歳で大英帝国勲章を授与され、富と名声の絶頂期にいた2010年2月に自宅で亡くなっているのを家政婦が発見。
40年という短い生涯を終えました。
その年のロンドン・ファッションウィークの数日前に母親を亡くしていたアレキサンダー・マックイーン。
彼が発見されたのは母親の葬儀の前日だったそうです。
彼が亡くなった後、公式サイトでプライバシーを求める声明を事務所側が発表したことで、それ以上彼の死については公になりませんでした。
天才が何を見ていてその先にあったものは何か。また、彼がなぜ死を選んだのか。
彼の見ていたものがこの映画で少しでもわかる気がするかもしれません。
映画『マックイーン:モードの反逆者』の作品情報
【公開】
2019年(イギリス映画)
【原題】
McQueen
【監督】
イアン・ボノート
【キャスト】
アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォード
【作品概要】
天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出したドキュメンタリー映画です。
この作品は英国アカデミー賞では英国作品賞とドキュメンタリー映画賞にノミネート。
ロンドン映画批評家協会賞ではドキュメンタリー映画賞ノミネートされていて、トライベッカ映画祭ドキュメンタリー映画賞にもノミネートされています。
映画『マックイーン:モードの反逆者』のあらすじ
前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーン。
次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前とそのブランドはたちまち世に広まっていき、イギリスを代表するファッションブランドとなりました。
そんな彼の名を世にしらしめ、伝説となったショーとその裏側を公開。
天職と出会った幸福と命まで捧げた理由に迫る、どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリーです。
まとめ
デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶ちませんでした。
しかし、絶頂期の40歳という若さで亡くなったアレキサンダー・マックイーン。
個性的なファッション・スタイルを持つ著名な顧客も数多くいたようです。
2011年イギリスの皇太子妃になられたキャサリン妃が、結婚式の時に選んだウェディングドレスのブランドはアレキサンダー・マックイーンだったといいます。
彼は亡くなってもなお全世界の話題をさらっていきました。
いつまでも人々を魅了してやまないその革命的なデザインやファッション。
そしてそのデザインを生み出したアレキサンダー・マックイーンの人生を、映画で追ってみてください。
映画『マックイーン:モードの反逆児』は2019年4月5日(金)より TOHO シネマズ日比谷ほかで全国ロードショー!
是非、お見逃しなく!