『バーフバリ』で見せたダイナミックなVFXの源はコレ!
爆笑必至のアクションコメディ『マッキー』奇跡の再上映決定。
2013年に日本公開しスマッシュヒットを飛ばしたインド発のアクションコメディ映画『マッキー』。
『バーフバリ』以降、日本で急増しているインド映画ファンからの熱い要望を受け、この度再上映が決定しました。
映画『マッキー』は2019年11月1日(金)よりキネカ大森、11月29日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次再上映されます。
あわせてティザービジュアル、復活上映版の予告編も解禁されましたのでご紹介します。
映画『マッキー』とは?
2012年インドで公開され大ヒットを記録したのを皮切りに、ハエが主人公のアクションコメディという前代未聞の設定に「新しいジャンルを切り開いた」と各メディアが激賞!
評判は瞬く間に海外にも広がり、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、台湾など世界中で公開されました。
日本でも2013年に劇場公開し大きな話題を呼びました。
本作は、ハエに生まれ変わった男が、自分を殺した悪徳実業家に戦いを挑む、“小さな”主人公による“大きな”復讐劇。
日常生活では嫌われがちで決して主役になることはないと思われていたハエが悪い人間と戦うという、誰も考えつかないヒーロー像を見事に映像化。
明るくお調子者のハエが愛する彼女を守るために戦う姿はピクサー・アニメーションのキャラクターのように愛らしく、誰もが応援したくなります。
映画『マッキー』のみどころ
参考:S.S・ラージャマウリ監督のツイッター
Pic:3 Telugu pic.twitter.com/d448qdOU
— rajamouli ss (@ssrajamouli) January 15, 2012
本作で注目すべきは、5ミリ程度のハエが空間を飛び回り、人間と戦う様をダイナミックに映し出すことに成功している点。
ハエ視点のコミカルかつ臨場感たっぷりな映像は本作の見どころの1つです。
ハエと人間の物語を見事に作り上げた監督は、「バーフバリ」(前後編)を放ったS.S・ラージャマウリ。
VFXは、インド最大の映画祭「ナショナル・フィルム・アワード」で最優秀特殊効果賞も受賞したインドの映像制作会社「MAKUTA VFX」が手掛けています。
S.S・ラージャマウリは、『マッキー』と「バーフバリ」を続けて同チームで制作。
両作にて大胆な構図と迫力あるVFXを見せ、インドを代表する監督の1人として知られるようになりました。
映画『マッキー』の作品情報
【製作】
2012年(インド映画・ヒンディー語)
【復活上映日本公開】
2019年
【原題】
Eega
【監督・脚本】
S.S・ラージャマウリ
【キャスト】
ハエ(ナーニ)、スディープ、サマンサ・ルス・プラブ
【作品概要】
トロント・アフター・ダーク映画祭や上海国際映画祭で上映され、国内外の多くの映画賞を受賞した本作。
監督はS・S・ラージャマウリ、脚本は父親のK・V・ヴィジャエーンドラ・プラサードの「人間に復讐を企んでいるハエ」という冗談から着想を得て、1990年代から構想が練られていました。
2010年から本格的に企画を進め、同年12月7日からハイデラバードのラマナイドゥ・スタジオで撮影開始。
映画『マッキー』のあらすじ
ジャニ(ナーニ)は家の向かいに住む美人ビンドゥ(サマンサ・ルス・プラブ)のことが好き。
彼女もジャニのことが気になっていました。
一方、建設会社社長のスディープ(スディープ)は野心家で自信家、そして無類の女好き。彼は美しいビンドゥに釘づけになります。
ある日、ついにジャニはビンドゥに想いを伝えました。
するとビンドゥのほうもジャニのことを好きだといいます。
彼女がすっかり自分の手に落ちたと勝手に思っていたスディープは怒り狂い、ジャニを呼び出し、なぶり殺しにしてしまいました。
死んだジャニが生まれ変わったのはなんとハエ。
ハエになったジャニは前世でのスディープへの恨みを思い出し、スディープに大復讐を誓うのでした…!
まとめ
参考:映画『マッキー』ツイッターアカウント
【インド映画講座!】もともとテルグ語映画だった『Eega』を、ヒンディー語に吹き替えて制作した『マッキー』。しかし、悪役スディープの声は、スディープ本人がヒンディー語の吹き替えも担当!ダンディヴォイスはそのままお楽しみ頂けます♡ pic.twitter.com/8RgCwL1EbK
— 映画『マッキー』のハエ (@makkhi_eiga) November 8, 2013
『マッキー』と『バーフバリ』でインドを代表する監督になったS.S.ラージャマウリ監督の鬼才っぷりを今こそ再確認しましょう。
全編CGによるハエと実写の人間との戦いに、笑って泣けて、ラストは大感動できるアクションコメディ『マッキー』。
今回の復活上映には『バーフバリ』絶叫上映をプロデュースしたV8Jも協力に加わりました。
映画『マッキー』は2019年11月1日(金)よりキネカ大森、11月29日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次“復活”公開です。