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Entry 2020/02/10
Update

映画『ルース・エドガー』あらすじ。キャストはナオミワッツとティムロスで公開日は5月15日!

  • Writer :
  • 石井夏子

『ルース・エドガー』は2020年6月5日(金)より全国公開全国公開。

誰からも愛され、称賛される少年は何者なのか。完璧な優等生か、それとも恐ろしい怪物なのか。

(C)2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

17歳の黒人の高校生ルースの知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』(原題:LUCE)が、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて2020年6月5日(金)より全国公開する運びとなりました。

また、本作の場面写真2点も解禁されました。

映画『ルース・エドガー』について

参考:本国版『Luce』のツイッター

本作『ルース・エドガー』は、深刻な矛盾をはらんだアメリカ社会の現状をリアルにえぐり出し、謎のベールに覆われた人間という存在の本質に鋭く切り込んだヒューマン・ドラマです。

2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映されるや批評家の絶賛を博し、全米の賞レースで20を超える賞のノミネートを達成。

その年の最も優れた独立系作品を選定するインディペンデント・スピリット賞でも監督賞、主演男優賞、助演女優賞の主要3部門に名を連ねました。

模範的な若者として学校や地域の誰からも愛され、称賛される少年の“知られざる真実”をめぐって展開するサスペンスフルなストーリーは、観る者の好奇心をかき立てるにとどまらず、観客の内なる潜在意識を揺さぶり、先入観を根底から覆していきます。

映画『ルース・エドガー』の見どころ


(C)2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ルース・エドガー』の最もユニークな特徴は、全編出ずっぱりの主人公ルースが真意不明のミステリアスな存在であること。

成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな人柄の持ち主。アフリカ系の移民であり、白人の養父母の愛に育まれてトラウマを克服したルースは、若きバラク・オバマの再来とも称され、まさに現代のアメリカン・ドリームそのものです。

ですが、J・C・リーの戯曲『Luce』の映画化である本作は、観る者に強烈な問題提起を突きつけてきます。

ルースの“完璧な優等生”というイメージは、彼に期待する両親や校長らが一方的に押しつけたものではないのか。それとは真逆の“恐ろしい怪物”という見方も、極端に偏った思い込みなのではないか。

人種、容姿、性別、階級、学歴、思想、信仰……いったい人間の“価値”とは、何によって決定されるのか。

アメリカという国の歴史や政治をも取り込み、その理想と現実をあぶり出した本作の懐の深さに、誰もが感嘆せずにいられないでしょう。

映画『ルース・エドガー』のキャスト紹介

参考:ケルヴィン・ハリソン・Jrのインスタグラム

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Fresh cut. Fresh shave. @bafta weekend readyyyy

Kelvin Harrison, Jr.(@kelvharrjr)がシェアした投稿 –

主人公ルース役は、終末スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』における迫真の演技で注目されたケルヴィン・ハリソン・Jr.。

同作品のトレイ・エドワード・シュルツ監督と再び組んだA24配給『WAVES/ウェイブス』でも主演を務め、今まさしくブレイク中の新星が、まだアイデンティティが確立されていない17歳の少年の葛藤を生々しく体現します。

ケルヴィン・ハリソン・Jr.を囲む主要キャストには、輝かしい受賞歴を誇る実力派が配されました。

プライベートに問題を抱えながら、ルースと激しく敵対する教師ウィルソンを演じるのは、『ドリーム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタヴィア・スペンサー。

また、ナオミ・ワッツとティム・ロスが愛する息子への思いがけない疑念に動揺するリベラルな夫婦に扮し、観客の視点を担う役どころに説得力を与えています。

オバマ大統領の時代に上演されたJ・C・リーの戯曲に感銘を受け、監督・製作・共同脚本を務めたのは『クローバーフィールド・パラドックス』のジュリアス・オナー。

自らもナイジェリア出身のアフリカ系移民であり、物語の舞台となったバージニア州アーリントンで育った新鋭監督が、洗練されたシャープな語り口、繊細にして多面的な心理描写を披露しました。

映画『ルース・エドガー』の作品情報

【日本公開】
2020年(アメリカ映画)

【原題】
LUCE

【監督・製作・共同脚本】
ジュリアス・オナー

【キャスト】
ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティム・ロス

映画『ルース・エドガー』のあらすじ

バージニア州アーリントンの高校生ルース・エドガーは文武両道に秀で、スピーチやユーモアのセンスにも長けた17歳の少年です。

アフリカの戦火の国で生まれた過酷なハンデを克服し、さまざまなルーツを持つ生徒たちの誰からも慕われている彼は、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長しました。

そんなルースがある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、彼の順風満帆の日常が大きく揺らぎ出します。

ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていきました。

はたしてルースは何者なのか。本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしい怪物”なのでしょうか…。

まとめ

参考:本国版『Luce』のツイッター

注目の次世代スター×実力派キャストが“真実”をめぐって衝突する圧巻のアンサンブル。

そして、ジュリアス・オナー監督による絶え間なくスリリングで心揺さぶる映像世界は、観る者を白熱のクライマックス、深い余韻を残すエンディングへと誘い、想像力によって変わる“真実”を浮かび上がらせます。

映画『ルース・エドガー』はヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて2020年6月5日(金)より全国公開全国ロードショーです。




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