第72回カンヌ国際映画祭正式出品作品セザール賞3部門受賞作。
“大切なあの日”が再現された映画撮影セットで、生涯忘れられない出来事を再体験して見つけたものとは―!?
フランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ主演最新作『LA BELLE ÉPOQUE』(原題)が、邦題『ベル・エポックでもう一度』として、2021年6月12日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開の運びとなりました。
あわせて場面写真が解禁されました。
映画『ベル・エポックでもう一度』について
本作『ベル・エポックでもう一度』の主人公は、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。デジタル化していく現代社会に馴染めず、仕事を失い、妻にも別れを告げられてしまいます。
そんな彼が出会ったのが、生涯忘れられない“あの日”を、広大な映画撮影セットで再現する<タイムトラベルサービス>。そこでの体験が、ヴィクトルの運命を変えていき…。
古き良き想い出を再体験する本作を観たら、大切な人たちとの今日が、もっと愛おしくなること間違いなしです。
主人公のヴィクトルには、長きにわたってフランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ。妻のマリアンヌには、国民的大女優ファニー・アルダン。
フランス映画界の至宝と称えられる二人の共演が実現しました。
さらに、〈タイムトラベルサービス〉の生みの親で総監督を務めるアントワーヌにはギヨーム・カネ。彼の恋人でヴィクトルの〈運命の女性〉を演じることになったマルゴにはドリア・ティリエ。
監督・脚本・音楽は、『タイピスト!』などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドス。フランスが誇る名優と若き才能のハーモニーで紡ぐ、今を生きるすべてのひとを応援する人生讃歌となっています。
映画『ベル・エポックでもう一度』の作品情報
【日本公開】
2021年(フランス映画)
【原題】
LA BELLE ÉPOQUE
【監督・脚本・音楽】
ニコラ・ブドス
【キャスト】
ダニエル・オートゥイユ、ギョーム・カネ、ドリア・ティリエ、ファニー・アルダン、ピエール・アルディティ、ドゥニ・ポダリデス
【日本語字幕翻訳】
横井和子
映画『ベル・エポックでもう一度』のあらすじ
今や何もかもがデジタル化された社会、タブレットかスマホさえあれば、たいていのことは解決できます。
そんな世の中の変化についていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。
仕事を失い、妻のマリアンヌにも見放されてしまった父ヴィクトルを元気づけようと考えた息子は、友人のアントワーヌが始めた〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントします。
〈タイムトラベルサービス〉とは、映画製作の技術を応用して客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスです。
ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエスト。指定されたセットに行くと、まさに1974年のリヨンの街並みと彼が泊まったホテルがそこにありました。
部屋に用意された70年代ファッションに着替え、今はなき想い出のカフェで、アントワーヌの恋人で女優のマルゴが演じる〈運命の女性〉と出会うヴィクトル。
記憶通りの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になり、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、延長の為に妻に内緒で唯一にして全財産である別荘まで売り払ってしまいます。
しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていて……。
まとめ
2019年のカンヌ国際映画祭で上映されるや、「甘くて独創的なリチャード・カーティスのような、観客を楽しませるロマンチック・コメディーだ。」(Screen Daily誌)と評された本作。
その後のフランス公開時には当時全世界でスーパーヒットを記録していた『ジョーカー』から興行ランキングの首位を奪って初登場第1位を記録。
国内最高峰の賞となるセザール賞3部門受賞&8部門ノミネートも果たした大注目の作品が、ついに日本にも温かな旋風を送り込みます。
レトロでキュートなファッションや街並み、心浮き立つフレンチポップで彩られた、大切な人との未来がもっと愛おしくなるヒューマンドラマ『ベル・エポックでもう一度』は、2021年6月12日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開です。