Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2021/09/06
Update

映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』あらすじ/公開日/上映館。阪元裕吾監督がドキュメンタリーで殺し屋の日常を追う

  • Writer :
  • 大塚まき

殺し屋ビジネスの実体が今、明かされる!

『ベイビーわるきゅーれ』『黄龍の村』の阪元裕吾監督が捉えた殺し屋の日常と殺しを追った禁断のドキュメンタリー映画。


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

『ベイビーわるきゅーれ』がスマッシュヒット中、新作『黄龍の村』も話題の阪元裕吾監督によるドキュメンタリー映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』が、2021年10月8日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開されることが決定しました

映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』について


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

2018年、監督の阪元は女子二人組の殺し屋を描く新作映画『ベイビーわるきゅーれ』のシナリオに取り掛かっていました。

阪元は“関西殺し屋協会”という殺し屋ビジネスネットワークがある事を知り、シナリオ作りの参考に協会に取材を申し込みます。

協会から紹介された人物は、京都最強と呼ばれるフリー契約の殺し屋・国岡昌幸(23)でした。

国岡の密着取材を行う事になった阪元が見た殺し屋の生活は、笑って泣いて悩んで恋をして友人と酒を飲む一般人と変わらない日常生活と淡々と仕事としてこなす殺しの日々

ある日依頼元との連絡ミスで、間違った人間を殺してしまった国岡は、逆上した依頼元から送られてくるヒットマンと、殺された人間の仇を狙う者たちの両方に狙われる事になります。

そして大殺戮の日々が始まり……。

凄腕の殺し屋・国岡を筆頭にベテランサラリーマン殺し屋、舞子殺し屋、殺し屋ポンコツ集団、“ヒットガール”に憧れる女子殺し屋、危険な野良殺し屋など、個性あふれる殺し屋が続々と現れ、普段我々が知る事のない殺し屋ビジネスの実態と殺し屋の日常生活が赤裸々に語られる衝撃のドキュメンタリーが遂に公開となります。

映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』のポスタービジュアル


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

この度解禁されたポスタービジュアルには、左手にはスーパーの買い物帰りなのか長ネギがはみ出したビニール袋を持ち、右手には拳銃を持った国岡が、真顔ながらもどこか挑発的な表情でこちらを見ており、彼の実体に興味をそそられるビジュアルに仕上がりました。

ポスタービジュアルとともに解禁となる場面写真では、狙撃・戦闘態勢万全で銃を構える国岡や、彼の同業者である舞子殺し屋、ベテランサラリーマン殺し屋、野良殺し屋、“ヒットガール”憧れ女子殺し屋と、クセの強い面々が登場。

彼らが国岡とどう関わってくるのか、期待せずにはいられません!

阪元裕吾監督のコメント

この度、本作を手掛けた阪元裕吾監督から撮影の裏側や本作への思いを綴ったメッセージが到着しましたので、ご紹介します。

3年前に撮影した、殺し屋の生活を追ったドキュメンタリー『最強殺し屋伝説国岡』がいよいよ公開となります。これが後の『ベイビーわるきゅーれ』になるわけです。殺し屋という、普通じゃない彼の、普通の毎日。クレーマーと喧嘩したり、銃弾屋さんにぼったくられたり、好きな女の子からメールの返事が来なかったり、ヤバいやつらの恨みを買って壮絶な殺し合いに発展したり…。と、生きてたら誰でも経験するようなことが詰まっています。
「人生、色んなしんどいことと戦っていかなきゃいけないけど、なんとか切り替えてやっていこうな」というポジティブなメッセージのこもった作品になっています。数十人死んでますけどね。そしてラストの8分間に及ぶ肉弾戦はどんなアクション映画にも負けない壮絶なものになっています。
日本一共感できる殺し屋の姿を、ぜひ劇場でご覧ください! 

                    

映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』の作品情報


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

【日本公開】
2021年(日本映画)

【監督】
阪元裕吾

【キャスト】
伊能昌幸、上のしおり、吉井健吾、松本卓也、でん一徳、申昇容、海道力也、藍海斗、中村銀次郎、ゆっけ、ゆっけ弟、地蔵竜希、田島剛、大坂健太、田中善則、藤井愛稀、安田ユウ、大島健真、雅マサキ、西村風音、若井志門、カランビットなぎさ、古屋華蓮、片山直樹、鬼木大地、小松遼太、うみのはるか、うみのつぐみ、森恵美、吉井優、木元康成、清水風太、北條風知、北見陽太、鈴木一真、竹村圭太、田辺はると、今井海渡、満腹満、茶谷優太、田中俊介

映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』のあらすじ


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

映画監督・阪元裕吾は『ベイビーわるきゅーれ』のシナリオ作りに励むなか、“関西殺し屋協会”なる殺し屋ビジネスネットワの存在を知り、協会の紹介で“京都最強”と呼ばれるフリー契約の殺し屋・国岡昌幸(23)と出会います。

国岡の密着取材で彼と行動をともにする阪元は、友人や恋人と過ごす国岡のプライベートや、次々と仕事として殺人の依頼を受け、淡々と対象人物を殺めていく姿を包み隠さずに捉えていく。

阪元の熱心な密着取材により、殺し屋と依頼元との連絡ミスが良からぬ事態へと転じていく一幕もカメラが映し出します。

さらにトラブルが肥大化し、やがて国岡は大殺戮へと身を投じることに……。

まとめ


(C)2021『最強殺し屋伝説国岡完全版』製作委員会

殺し屋ビジネスは実在した!凄腕ヒットマンが殺し屋ビジネスの実態を赤裸々に語ります。

阪元裕吾監督が描く禁断と日常の殺し屋ドキュメンタリーの誕生です。

殺し屋を戦場カメラマンの如く間近で追ったことで実現した、唯一無二の衝撃映像がついに劇場公開を迎えます!

阪元裕吾監督によるドキュメンタリー映画『最強殺し屋伝説国岡 完全版』が、2021年10月8日(金)より池袋シネマ・ロサにて衝撃のロードショーです。




関連記事

新作映画ニュース

映画『凪待ち』生中継舞台挨拶付き上映決定。劇場公開後も全国各地のファンに応えるイベントを!

映画『凪待ち』は2019年6月28日より、TOHOシネマズ日比谷を皮切りに全国ロードショー公開! 監督・白石和彌。そして、俳優・香取慎吾。両雄が初のタッグを組んだ映画にして、震災後の宮城県石巻市を舞台 …

新作映画ニュース

学校や教室ではない場所で生きる子供とは何か⁈寺脇研と前川喜平が企画した映画『子どもたちをよろしく』予告編紹介

ぼくたちの叫び声が聞こえますか。 本作は企画プロデュースに寺脇研、企画協力に前川喜平の元文部科学省コンビがタッグを組み、『ワルボロ』(2007)の隅田靖監督によって、現代の子どもたちに潜む闇を繊細にか …

新作映画ニュース

映画『ポスト・モーテム遺体写真家トーマス』あらすじ/公開日/上映館。ガチ怖ホラーが描くハンガリーの歴史と“死んでも終わらない恐怖”

2022年アカデミー賞国際⻑編部⾨ハンガリー代表作 「遺体写真」をめぐる最上の恐怖! ホラーとしては異例の2022年アカデミー賞国際⻑編映画部⾨ハンガリー代表作に選定された『POST MORTEM(原 …

新作映画ニュース

映画『さんかく窓の外側は夜』あらすじ/キャスト/公開日。志尊淳×岡田将生で実写化のミステリー!

ヤマシタトモコの同名コミックを実写映画化。 「霊が視える男」と「霊を祓える男」の心霊探偵バディの活躍を描いた、ヤマシタトモコ作の人気コミック『さんかく窓の外側は夜』。 岡田将生と志尊淳のダブル主演で実 …

新作映画ニュース

『隣人X 疑惑の彼女』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。林遣都と上野樹里が‟疑惑の恋人”を演じる異色のラブロマンス

熊澤尚人監督作品映画『隣人X 疑惑の彼女』が2023年12月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー 第14回小説現代長編新人賞を受賞した『隣人X』(パリュスあや子著)が、タイトルを『隣人X 疑惑の …

U-NEXT
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学