少女の無邪気な悪意が、幸せな家族の「毒」を暴き出す!
この度、『ミスミソウ』(2018)『許された子どもたち』(2020)の内藤瑛亮監督の最新作『毒娘』(どくむすめ)が、2024年4月5日(金)より新宿バルト9ほかにて劇場公開されることが決定しました。
併せて、メインビジュアルと本予告が解禁となりました。
映画『毒娘』について
主演を務めるのは、佐津川愛美。
『惡の華』『血の轍』で知られる漫画家・押見修造がキャラクターデザインを担当。
本作は、2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となった、ある新婚家族を襲った実際の出来事をモチーフとしたオリジナル脚本のホーム・パラサイト・ホラーです。
十代の女の子と新しく家族となる継母の関係を軸に、謎の少女「ちーちゃん」と家族の壮絶の争いを描いた作品で、現在(2024年2月22日時点)『ヤングマガジン』(講談社)で、本作の前日譚となる押見修造の「ちーちゃん」が連載されて話題を集めています。
映画『毒娘』の予告編
本予告では、慎ましくも平穏で幸せに満ちた生活をスタートさせたばかりの【母】【父】【娘】の3人家族のもとに突如として現れた<ちーちゃん>。
「ケーキくれたら帰ってあげる」と不気味につぶやく<ちーちゃん>とは、一体何者なのか?
世の中の常識や世間のルールなんて眼中にない。純度100%の無邪気さが生み出すの悪意がこの家庭にもたらす惨劇とは…。
映画『毒娘』のポスタービジュアル
この度解禁となったメインビジュアルは、“毒娘”と思われる少女を真正面から捉えた強烈なインパクトのデザインとなっています。
目の周りは赤く塗られ、顔の中心には同じく赤で「X」がシンボリックに刻まれおり、毒々しい衣服を着用した少女がこちらを見据えている姿が捉えられています。
また、右半分だけが全て赤で塗りつぶされており、注意深く見てみると、左右で表情が異なり、どこか別人のようにも見えます。
この少女が<ちーちゃん>なのか? “毒娘”とは一体? この意味深なメインビジュアルから、悪夢のような物語が予感されます。
映画『毒娘』の作品情報
【日本公開】
2024年(日本映画)
【監督】
内藤瑛亮
【脚本】
内藤瑛亮、松久育紀
【キャラクターデザイン】
押見修造
【キャスト】
佐津川愛美、植原星空、伊礼姫奈、馬渕英里何、凛美、内田慈、クノ真季子、竹財輝之助
映画『毒娘』のあらすじ
夫と娘の萌花と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃。
家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢に見た幸せな家庭。しかし、ある日外出中の萩乃に、娘の萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。
「ショートケーキとコーラ、買ってきて」
慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きな鋏を握りしめた見知らぬ少女の姿だった。
その少女の名前は<ちーちゃん>。
かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。
彼女の存在は、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる…。
まとめ
『ミスミソウ』(2018)『許された子どもたち』(2020)の内藤瑛亮監督の最新作『毒娘』。
この度、強烈なインパクトで目を引くメインビジュアル、平穏な家族に突如現れた少女“ちーちゃん”の予告映像が解禁となりました。
この少女“ちーちゃん”とは何者なのか? “毒娘”とは一体? という意味深な問いに期待が高まります。
内藤瑛亮監督の最新作『毒娘』は、2024年4月5日(金)より新宿バルト9ほかにて全国順次ロードショーです。