2019年ゴールデングローブ賞・主演女優賞ノミネート(ニコール・キッドマン)作品。
すべての始まりは、17年前の潜入捜査。過去のあやまちに決着をつけるため猟犬と化した女が動き出します。
復讐か、贖罪か―。善悪の境界線上で身を焦がす女刑事の激情と哀切を描く、衝撃のネオ・ノワール映画『ストレイ・ドッグ』。
オスカー女優ニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦し、ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネートを果たした最新作『ストレイ・ドッグ』が、2020年10月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開されることが決定しました。
この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁しました。
映画『ストレイ・ドッグ』について
主人公の刑事エリン役のニコール・キッドマンは、特殊メイクを施して顔かたちを変え、激しい暴力シーンや銃撃戦にも臆せず、かつてない汚れ役に挑戦しました。
キャラクターに複雑な陰影を与えたその演技は、全米マスコミから大きな注目を集め、「こんなキッドマンは見たことがない」と絶賛を呼び、2019年ゴールデングローブ賞・主演女優賞にノミネート。
そのチャレンジ精神と演技力は高く評価されました。
監督を務めたのは、日系女性監督カリン・クサマ。脚本を読んで役を熱望したニコールと四つに組み、強烈かつ緊張感みなぎる演出でドラマを牽引しました。
同じくロサンゼルスを舞台にした『L.A.大捜査線/狼たちの街』『ヒート』『ドライヴ』などの傑作に連なるLAノワールの世界を強烈なタッチで描き上げました。
映画『ストレイ・ドッグ』の予告編
このたび解禁となった予告編では、「お前は飢えている。お前は飢えたノラ犬だ」とエリンに呼びかけるシーンから始まります。
放水路のそばで死亡している射殺体の首には3つの丸いタトゥー、その傍らには38口径の拳銃と紫色に染まった1枚のドル紙幣が。
そして署に戻ったエリンとのもとには、殺人現場と同じ汚れた紙幣が届いていました。
「奴が戻った」とエリンが意味深な言葉を口にします。
17年前に【潜入捜査官】だったエリンは、取り返しのつかない過ちを犯し捜査は失敗に終わることに。
その罪悪感が17年後の今もなお彼女の心を蝕み続けていました。過去に決着をつけるためにエリンは猟犬と化して動き出します。
それは、復讐なのか、もしくは贖罪なのでしょうか。
衝撃のネオ・ノワールの世界が垣間見れる予告映像に期待が高まります。
映画『ストレイ・ドッグ』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
DESTROYER
【監督】
カリン・クサマ
【脚本】
フィル・ヘイ&マット・マンフレディ
【キャスト】
ニコール・キッドマン、トビー・ケベル、タチアナ・マズラニー、セバスチャン・スタン
映画『ストレイ・ドッグ』のあらすじ
LA市警の女性刑事エリン・ベル。若き日の美しさはすでに遠い過去のものとなり、今は酒に溺れ、同僚や別れた夫、16才の娘からも疎まれる孤独な人生を送っています。
ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届きます。17年前、FBI捜査官クリスとともに砂漠地帯に巣食う犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯し、捜査は失敗。
その罪悪感が今なお彼女の心を蝕み続けていました。
封筒の中身は紫色に染まった1枚のドル紙幣。それは行方をくらました事件の主犯からの挑戦状でした。
過去に決着をつけるため、犯人を追う野良犬(ストレイ・ドッグ)と化したエリンは、灼熱の荒野へと車を走らせますが…。
まとめ
作品情報に載せたポスタービジュアルでは、「あとひとつ、やり残したことがある…」というキャッチコピーと共に、意を決した表情のエリンが拳銃を構えた哀愁漂うビジュアルとなっています。
いままで見たことがないキャラクターを演じるニコール・キッドマンとLAノワールの世界をぜひ、スクリーンでお楽しみください。
ニコール・キッドマン主演映画『ストレイ・ドッグ』は、2020年10月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショーです。