主題歌に泉谷しげるの「春夏秋冬~無頼バージョン」が決定!
初の予告編ナレーションにも挑戦
『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』など、デビュー作以来、社会のあぶれ者、はみ出し者を冷徹かつ共感に満ちた視線で描き続けてきた井筒和幸監督の8年ぶりとなる新作『無頼』。
2020年5月16日(土)より新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開される映画『無頼』の主題歌が泉谷しげるの「春夏秋冬~無頼バージョン」に決定しました。
また、本作予告編のナレーションを泉谷しげるが担当し、コメント特別映像が届きましたのでご紹介します。
泉谷しげるのコメント特別映像
この度、解禁された特別映像は、本作の主題歌を歌う泉谷しげるからコメントです。
「予告編を見ただけで面白かったですね。何がいいかというと、昭和の色ですかね」
「EXILEのMATSUがEXILEに見えないのがいい」
「(ナレーションの声は)我ながら、自分でいい声だなと思いました。皆さん、気がついてくれるでしょうか?」
と、予告編のナレーション収録を終えてのコメントを寄せました。
そして、映画の主題歌に選ばれたことについては次のようにコメントをしています。
「主題歌に春夏秋冬という50年以上も前の曲が選ばれたのですけど、歌というのはどの世代、どの環境にいる人たちにもテーマとして流れるものだとしたら、それは大変幸せなことで」
「それがサラリーマンだろうが、普通の主婦であろうが、どんなものでも映像のバックに使っていただけるとしたら、それは大変名誉なことではないかなと思います」
「あんないい歌を本当に俺が作ったのか、疑問ですが(笑)井筒監督の作品に合うように新しくアレンジし直したので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」
映画とともに主題歌にも期待が膨らむ特別映像となっています。
映画『無頼』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【監督】
井筒和幸
【キャスト】
松本利夫(EXILE)、柳ゆり菜、中村達也、ラサール石井、小木茂光、木下ほうか、升毅
【作品概要】
監督を務めたのは、1975年のデビュー作以来、社会のあぶれ者、はみ出し者を冷徹かつ共感に満ちた視線で描き続けてきた井筒和幸監督。
本作は、井筒和幸監督の真骨頂にして集大成とも言える、もう一つの戦後史を映し出します。
物語の主役のアウトサイダーを演じるのは、EXILEのパフォーマーとして活躍し、現在は俳優としてテレビ・舞台で活躍する松本利夫。
抜群の気っぷの良さで彼の人生を支えた妻・佳奈役には、『純平、考え直せ』(2018)のヒロインに抜擢されるなど女優としての活躍も目覚ましい柳ゆり菜。
他にも木下ほうか、ラサール石井、升毅、小木茂光、隆大介、外波山文明、フォークシンガー三上寛、日本屈指のドラマーとして名高い中村達也などの実力派が脇を固め、さらにはオーディションで選ばれた総勢300人もの俳優陣が練達の井筒演出のもと全身全霊の芝居で見せ場を競っています。
映画『無頼』のあらすじ
太平洋戦争に敗れ、貧困と無秩序の中に放り出された日本。
焼け跡から立ち上がった大衆は、高度経済成長のもとで所得倍増を追い、バブル崩壊まで欲望のままに生きて、昭和が去ると共に勢いを止めました。
理想の時代から、夢の時代、そして虚構の時代へ。
誰もが豊かさを欲する社会の片隅で、何にも怯むことなく、たった一人で飢えや汚辱と闘い、世間のまなざしに抗い続けた“無頼の徒”がいました。
やがて男は一家を構え、はみだし者たちを束ねて、命懸けの裏社会を生き抜いていきていきます…。
過ぎ去った無頼の日々が今、蘇える。正義を語るな、無頼を生きろ!
まとめ
本作は、誰もが“欲望の資本主義”を追いかけた戦後日本そのものを主人公に描き出されました。
激しく変転を続けた昭和という時代が、世間という“良識の監獄”の外側で生き抜いたヤクザ者たちの群像劇を通して逆照射されます。
本作の主題歌に泉谷しげるが新しくアレンジし直した曲「春夏秋冬」。
映画のために新たに収録された「春夏秋冬~無頼バージョン」は、CDアルバム「無頼 全曲集~春夏秋冬~」(ベルウッド・レコード)」の収録曲として2020年5月に発売される予定です。
ぜひ、映画とともにお楽しみくだい。
井筒和幸監督、8年ぶり待望の新作映画『無頼』は、2020年5月16日(土)より新宿K’s cinemaほかにて全国順次ロードショーです。