Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/06/04
Update

オーストラリアで人気の青春サーフィン文学を映画化!『ブレス あの波の向こうへ』の予告編が解禁

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

オーストラリアで10週連続TOP10入りの大ヒットを記録した青春サーフィン映画!

© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

日本の直木賞にあたるオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス」を、ドラマ「メンタリスト」(2008-2015)で知られる人気俳優サイモン・ベイカーが初監督と主演を務め映画化。

サーフィンを通して成長していく美しき少年たちの姿を描いた映画『ブレス あの波の向こうへ』が、2019年7月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開されます。

今回は、本作の予告編が解禁されました。監督と主演を務めたサイモン・ベイカーのインタビュー付きの特別な映像となっています。

映画『ブレス あの波の向こうへ』とは


© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

第8回オーストラリア・アカデミー賞にて作品賞を含む9部門がノミネートされるなど、本国オーストラリアで高い評価を得た大ヒット青春サーフィン映画『ブレス あの波の向こうへ』。

原作は、日本の直木賞にあたるオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィントンによる自伝的小説『ブレス』。伝説のサーフ文学とされる一作です。

テレビドラマ「メンタリスト」シリーズ(2008-2015)で知られ、当時、“最もセクシーなテレビ俳優”という称号を得て、甘いマスクで人気を博しました。

また、容姿からの人気のみならず、第61回エミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、その演技力も評価されました。

このオーストラリア出身の人気俳優サイモン・ベイカーが、この原作に惚れ込み、初監督・製作・脚本、そして主演も務めた渾身の一作です。

映画『ブレス あの波の向こうへ』の予告編

サイモン・ベイカーのインタビュー


© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

サイモン・ベイカーの『ブレス あの波の向こうへ』秘蔵インタビュー映像は、「自伝のようにすら感じた」と原作に対する思い入れを熱く語る姿や、息子を持つ親としての視点、彼を人気俳優へと導いたTVドラマ「メンタリスト」と同時進行で監督準備を進めたことを告白する姿が捉えられています。

もともとタレ目な彼が笑うとさらにタレ目になる姿を見ればさらにファンを増やしそうです。

イケオジ、サイモン・ベイカー渾身の一作にご注目ください。

『ブレス あの波の向こうへ』予告編

インタビュー映像に続く予告編では、西オーストラリアの自然豊かな美しい景色とともに、2人の美少年パイクレットとルーニーが天真爛漫に川や自転車で遊び、無邪気な笑顔を見せる爽やかなシーンから始まります。

そんな彼らが、伝説のプロサーファーだったサンドーとの出会いにより、平凡な日常が一転する様子が収められています。

荒波に向かって深く呼吸する少年たちの表情。その強い眼差しに大人へと変化を遂げる兆しが感じられ、身も心も男らしくなっていく姿が活写されます。

まるで彼らと一緒に海中にいるような疑似体験を味わえる圧巻のサーフィンシーンは、『ドリフト』(2012)など多くの作品でサーフ撮影を担当する水中カメラマン、リック・リフィチが手掛けており、スリルと迫力満点の映像にも注目です。

映画『ブレス あの波の向こうへ』の作品情報

© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

【公開】
2019年(オーストラリア映画)

【監督】
サイモン・ベイカー

【キャスト】
サイモン・ベイカー、エリザベス・デビッキ、サムソン・コールター、ベン・スペンス、リチャード・ロクスバーグ、レイチェル・ブレイク

【作品概要】
ドラマ「メンタリスト」(2008-2015)で知られるオーストラリアの人気俳優サイモン・ベイカーの初監督作品。

オーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス」を原作に、サーフィンを通して成長していく美しき少年たちの姿が描かれます。

演技経験のない実際のサーファー、サムソン・コールターとベン・スペンスが少年たちを演じており、彼らの迫力あるサーフ・シーンも大きな見どころです。

映画『ブレス あの波の向こうへ』のあらすじ


© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

オーストラリア西南部の小さな街。

内向的な少年パイクレットは、好奇心旺盛な友人ルーニーの無鉄砲な行動に影響を受けながら、彼の後を追うように日々過ごしていました。

ある日、彼らは、不思議な魅力を持つ男性サンドーと出会い、サーフィンを教えてもらうことになります。

暇を見つけてはサンドーと妻イーヴァが暮らす家に通い出す2人。

彼らにとって、大人の女性イーヴァの謎めいた存在感も刺激となっていました。

サンドーはいつしか彼らを命をも脅かす危険な波へと挑ませ、恐いもの知らずのルーニーはスリルを楽しむように果敢に挑戦するがパイクレットは…。

まとめ

© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

オーストラリアを代表する作家ティム・ウィントンによる伝説のサーフ文学の映画化に、サーフィンになじみのない方も夏の熱気とともに気分が高揚すること間違いなしです。

本作が初監督作となるサイモン・ベイカーが、要となる少年役に、演技経験のない実際のサーファー、サムソン・コールターとベン・スペンスを抜擢したのも話題となっています。

映画『ブレス あの波の向こうへ』は、2019年7月27日(土)より新宿シネマカリテ他全国順次公開です。



関連記事

新作映画ニュース

『パリのちいさなオーケストラ』あらすじ/公開日/上映館。移民の少女が音楽で不平の壁に挑むという感動の実話が映画化に!

『パリのちいさなオーケストラ』は2024年9月20日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかにて全国公開! パリの名門音楽院へ編入を認められた少女が、世界中で6%しかいない女性指揮者 …

新作映画ニュース

映画『いつくしみふかき』あらすじ。キャストの渡辺いっけい初主演作は2月先行上映・6月19日公開!

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞受賞作。 2018年の『カメラを止めるな!』に続き、2019年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞である「ゆうばりファンタランド大 …

新作映画ニュース

ネタバレ?映画『アングスト/不安』本編特別動画配信!重要キャラである犬の生死を問う衝撃映像

異常すぎる予告編にホラー映画ファンも驚愕。 不安に駆られた殺人鬼が一家を襲う“犬だけは無事”な特別映像が解禁! 2020年7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開の映画『アングスト/不安』 …

新作映画ニュース

映画『朝が来る』キャストの中島ひろ子は中学生で母となった娘を持つ母親・片倉貴子役を演じる【演技評価とプロフィール】

辻村深月の原作を河瀬直美監督が映画化した『朝が来る』キャスト紹介 2020年10月23日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。 世界で高い評価を受け、東京2020オリンピック競技大会の公式映画 …

新作映画ニュース

【EUフィルムデーズ2019開催情報】ブルーノ・ガンツ映画『キオスク』も上映決定

欧州連合(EU)加盟国が各国の話題作を紹介! 2019年で17回目の開催となる、「EUフィルムデーズ」。 『EUフィルムデーズ2019』は5月31日(金)より東京から始まり、その後京都、広島、福岡で開 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学