大人の色気香るダンディな映画スター…。
それは眺めているだけで、性を超えて憧れうっとりとし、時には癒されてしまうもの。
今回は紳士の国イギリス出身、50歳以上のおじさま俳優が活躍する作品を5つピックアップします!
CONTENTS
映画『裏切りのサーカス』主演のゲイリー・オールドマン
映画『裏切りのサーカス』の作品情報
【公開】
2012年(イギリス・フランス・ドイツ合作映画)
【原題】
Tinker Tailor Soldier Spy
【監督】
トーマス・アルフレッドソン
【キャスト】
ゲイリー・オールドマン、キャシー・バーク、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、スティーブン・グレアム、トム・ハーディ、キアラン・ハインズ、ジョン・ハート、トビー・ジョーンズ、デビッド・デンシック、サイモン・マクバーニー、マーク・ストロング、スベトラーナ・コドチェンコワ
【作品概要】
自身もMI6に所属していたスパイ小説の大豪ジョン・ル・カレの代表作を、『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008)で知られるスウェーデンの映画監督トーマス・アルフレッド監督が映像化しました。
ル・カレ御大作品に何度も登場するキャラクターのスマイリーを演じるのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『レオン』(1994)や『フィフス・エレメント』(1997)、また「ハリー・ポッター」シリーズなどで幅広く個性的な役を演じてきた“俳優に尊敬され愛される俳優”ゲイリー・オールドマン。
スマイリーの元上司である人物、コントロール役には『エレファント・マン』(1980)で知られ、2017年にこの世を去った名優ジョン・ハート。
スマイリーたちが所属する“サーカス”の幹部メンバーを演じるのは『英国王のスピーチ』(2010)のコリン・ファースに『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)のベネディクト・カンバーバッチ。
工作員役には「キングスマン」シリーズのマーク・ストロングに『ダンケルク』(2017)『ヴェノム』(2018)と名だたる俳優たちが一堂に会します。
本作はイギリスで週末興行収入で3週連続1位を記録、ゲイリー・オールドマンはサンフランシスコ映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞。
また数々の映画祭で脚色賞や作曲賞等受賞しました。
映画『裏切りのサーカス』のあらすじ
舞台は1960年代のロンドン。
ある作戦の失敗でイギリスの諜報機関サーカスを辞職したジョージ・スマイリーに、ある日上司のコントロールから特命が下されます。
それは、今もサーカスに在籍する4人の最高幹部の中にいるもぐら、ソ連の二重スパイを探し出せというものでした。
スマイリーの宿敵であるソ連情報部の“カーラ”の存在、スマイリーの妻アンの秘密、各地に送り込まれた工作員たちに降りかかる出来事…。
スマイリーは部下のピーター・ギラムと共に奔走します。
眼鏡の奥から覗く実直で鋭い視線
多くの登場人物にスパイたちの情報、頭脳戦、華美なアクションシーンは無く、静かにじわじわと進んでいく本作『裏切りのサーカス』は、原作者ジョン・ル・カレも「これは独立した芸術作品だと思います」と絶賛しています。
ヨーロッパの各地にわたって繰り広げられる情報戦、難解に入り組んだ謎。
しかし本作の根底にあるのは、彼らの愛の物語なんです。
感情を秘め、私生活も明かすことのないスパイたちが抱く、愛がもたらす予期せぬ展開や悲劇。
事件が終わり、ゆったりと流れるフリオ・イグレシアスの歌『La Mer』に乗せて映される、スパイたちの交錯する感情のエンドロールには涙がこみ上げてきます。
主人公ジョージ・スマイリーを演じたゲイリー・オールドマンは、「スマイリーという人物を尊敬します」とインタビューにて答えています。
派手さはないものの実直で常に冷静なスマイリー、“サーカスの華”と呼ばれた男ビル・ヘイドン、若い情熱を持つピーター・ギラム。
彼らを演じた、英国を代表する“イケオジ”な俳優たちが身を包むのは、ポール・スミスがサポートしたスーツ。
洒脱で洗練された映像、衣装、そして格好いいおじさまたち。
何度観ても発見があり、心を打たれる作品です。
映画『英国王のスピーチ』真面目と可愛さが同居するコリン・ファース
映画『英国王のスピーチ』の作品情報
【公開】
2011年(イギリス映画)
【原題】
The King’s Speech
【監督】
トム・フーパー
【キャスト】
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、デレク・ジャコビ、マイケル・ガンボン、ティモシー・スポール、ジェニファー・イーリー
【作品概要】
現イギリス女王、エリザベス2世の父ジョージ6世の物語を映画化したのは『レ・ミゼラブル』(2012)『リリーのすべて』(2015)を手がけるトム・フーパー監督。
ジョージ6世を演じたのはBBCのテレビドラマ『高慢と偏見』(1995)のダーシーで一世を風靡、映画『シングルマン』(2009)で英国アカデミー賞主演男優賞とヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞し、近年では「キングスマン」シリーズでの活躍が記憶に新しいコリン・ファース。
ジョージ6世の言語療法士を演じたのは『シャイン』(1996)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、3つで主演男優賞を獲得しているジェフリー・ラッシュ。
そしてジョージ6世の妻エリザベス妃には『チャーリーとチョコレート工場』(2005)『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)等ティム・バートン作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーター。
本作はアカデミー賞作品賞始めコリン・ファースは主演男優賞、トム・フーパーは監督賞と計4部門受賞しました。
映画『英国王のスピーチ』のあらすじ
時は1925年、英帝国博覧会閉会式でヨーク公アルバート王子は父王ジョージ5世の代理として演説を行いました。
しかし吃音症のため結果は悲惨なものに。
エリザベスはアルバートを説得し、言語療法士であるオーストラリア出身のライオネル・ローグのオフィスをともに訪れます。
独自の療法で第一次世界大戦の神経症に苦しむ兵士たちを治療してきたライオネルは、王室の作法に反しアルバートを愛称で呼び、自身のこともライオネルと呼ばせます。
最初はライオネルのやり方に反発しますが、次第に打ち解け彼と友人になってゆくアルバート。
その頃ヨーロッパではナチス・ドイツの勢いがじわじわと加速始めていました…。
かわいい英国紳士No. 1?コリン・ファースの熱演
王の声を国民に届け、国民の心をつかみ一つにするにあたってはスピーチが不可欠。
音声だけで伝えるラジオ放送が一般的だったこの時代、吃音は克服せねばならない…。
本作はジョージ6世が、国も違えば身分も違う、加えて医療資格も持たない言語療法士と出会い友情を育んでゆく姿と、王族のあり方と継承問題に悩まされながらも、激動の時代を迎え国民の王となるまでを暖かいタッチで描いています。
主演を務めるのは日本でも大人気のコリン・ファース。
「ブリジット・ジョーンズ」シリーズでも“堅物の男”を演じるなど“かっちりした真面目な英国男性”がぴったりとはまるコリン・ファースが、本作でも生真面目なジョージ5世を好演。
しかし発声練習のためFワードを叫ぶシーンなど、紳士っぷりとのギャップに思わず笑ってしまうシーンもあります。
娘であるエリザベス女王も絶賛したという『英国王のスピーチ』、深みある余韻にぜひ浸ってみてください。
映画『ダークナイト』バットマンを支えるマイケル・ケイン
映画『ダークナイト』の作品情報
【公開】
2008年(アメリカ・イギリス合作映画)
【原題】
The Dark Knight
【監督】
クリストファー・ノーラン
【キャスト】
クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マイケル・ケイン、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、モニーク・ガブリエラ・カーネン、ロン・ディーン、キリアン・マーフィ、チン・ハン、ネスター・カーボネル、エリック・ロバーツ、リッチー・コスター、アンソニー・マイケル・ホール、キース・ザラバッカ、コリン・マクファーレン、ジョシュア・ハート、メリンダ・マックグロウ、ネイサン・ギャンブル、マイケル・ジェイ・ホワイト、ベアトリス・ローゼン、ウィリアム・フィクトナー、エディソン・チャン、デビッド・ダストマルチャン
【作品概要】
『インセプション』(2010)『インターステラー』(2014)『ダンケルク』(2017)始め、交錯する時間軸や並行する複数世界など、その美麗な映像で観客を魅了するクリストファー・ノーランが手がける「ダークナイト・トリロジー」。
2作目に当たる本作で、前作『バットマン ビギンズ』(2005)に引き続きバットマンを演じるのは驚異の役作りでおなじみクリスチャン・ベール。
ジョーカーを演じるのは作品の完成を待たずに亡くなったヒース・レジャー。
ゴードン刑事にはゲイリー・オールドマン。
素敵なおじさま俳優がたくさん出演する本作ですが、今回一番に注目したいのはアルフレッド執事を演じた『狙撃者』(1971)『キングスマン』(2014)のサー・マイケル・ケインです。
本作は批評家からも大絶賛され、ヒース・レジャーは亡くなった後アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで助演男優賞を受賞しました。
映画『ダークナイト』のあらすじ
ブルース・ウェイン/バットマンと実直な市警ゴードン、検事のハービー・デントは犯罪組織を壊滅させるために活動していました。
ハービーに感銘を受け、ブルースがバットマンの引退も考えていた頃街に現れたのは悪の権化、ジョーカー。
悪そのものである彼は街を恐怖に陥れます。
バットマンは執事アルフレッドのサポートを受けながらジョーカーと戦わなければいけなくなり…。
にじみ出る品性と父性の大きさ
悪に立ち向かうには正義、ヒーローには悪役、しかしヒーローは悪役なくては存在しない。
紙一重である正義と悪、完璧な悪の存在が引き起こす恐ろしいカオスを圧巻の映像で描いた名作『ダークナイト』。
ティム・バートン版「バットマン」シリーズ、そして『バットマン フォーエヴァー』(1995)『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)と4作続けて執事アルフレッドを務めたのは、イギリス出身の俳優マイケル・ガフ。
時折皮肉も交えながらバットマンをサポートする飄々とした“お爺様”の雰囲気のアルフレッドでした。
近年のザック・スナイダー版でアルフレッドを務めたのは『運命の逆転』(1990)『ダメージ』(1992)のジェレミー・アイアンズ。
シリーズいち色っぽくスタイリッシュなアルフレッドと言っても過言ではありません。
そしてノーラン版の本作、マイケル・ケインのアルフレッドは恰幅が良く柔和さと鋭さを持ち合わせ、父性を漂わせるキャラクター。
ブルース・ウェインの素顔を知り、誰も彼にかけないような言葉をそっと伝え、支え続けるアルフレッド執事は個性豊かなサブキャラクター揃いの中でも最も魅力的な人物と言えるでしょう。
暗黒の世界を映す作品の中で人間らしく、哀愁と温かさを宿すブルースと、マイケル・ケイン演じるアルフレッドのシーンにぜひ注目してみてくださいね。
映画『パディントン2』コミカルな敵役ヒュー・グラント
映画『パディントン2』の作品情報
【公開】
2018年(イギリス・フランス合作映画)
【原題】
Paddington 2
【監督】
ポール・キング
【キャスト】
ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、マデリーン・ハリス、サミュエル・ジョスリン、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ピーター・キャパルディ、ベン・ウィショー、イメルダ・スタウントン
【作品概要】
世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスのマイケル・ボンドによる児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾である本作。
パディントンの声は第1作に引き続き『パフューム ある人殺しの物語』(2007)や、ダニエル・クレイグがボンドを務める『007』シリーズにおいてQを演じるベン・ウィショーが担当。
パディントンと共に暮らす家族の母を演じるのは『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)で全米映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞の主演女優賞を受賞したサリー・ホーキンス。
全英でシェイクスピアを始め様々な舞台に出演し、映画では「ハリー・ポッター」シリーズでの意地悪なドローレス・アンブリッジ役が有名な大女優イメルダ・スタウントンも、ルーシーおばさんの声で出演しています。
そして今回敵役として出演するのが、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ、『ノッティングヒルの恋人』(1999)等ロマンティック・コメディでおなじみの人気俳優、ヒュー・グラントです。
映画『パディントン2』のあらすじ
ペルーからロンドンへ一人やってきた、小さな熊のパディントン。
今では優しいブラウンさん一家と幸せに暮らす日々を送っています。
ロンドンを見たいと願う大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさんの骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、買うために人生初めてのアルバイトに精を出していました。
しかしある日、パディントンはその絵本が何者かに盗まれるところを目撃します。
ところが警察の手違いでパディントンが逮捕されてしまって…。
愛すべきコミカルな敵役
前作では一人ぼっちのパディントンがブラウンさん一家と知り合い、疑似家族となるまでの道のりを描いたものでしたが、本作では家族になった前提でストーリーは展開します。
紳士的なイギリスの人々、対して不寛容な人々。
彼らを巻き込み一つにするのは、よそからやってきたパディントン。
様々な人種が働く街。
EU離脱や移民問題、自戒や風刺も込められつつ観終わった後にはほっと心がほぐれ温かい余韻が残る秀作です。
そんな『パディントン2 』で“落ち目の俳優”フェニックス・ブキャナンを演じるヒュー・グラント。
2000年代後半から近年まであまり出演作に恵まれなかった彼にとって自虐的とも言えるブキャナン役。
敵役でありながらお茶目でコミカル、最後までサービス精神旺盛なグラントの魅力がたっぷりです。
誰もが幸せに包まれる美しいファンタジー『パディントン2』、寒い冬にぴったりの作品です。
映画『ダンケルク』圧巻の存在感ケネス・ブラナー
映画『ダンケルク』の作品情報
【公開】
2017年(イギリス・オランダ・フランス・アメリカ合作映画)
【原題】
Dunkirk
【監督】
クリストファー・ノーラン
【キャスト】
フィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、トム・ハーディ、マイケル・ケイン
【作品概要】
手がけるのは先ほどご紹介した「ダークナイト」シリーズのクリストファー・ノーラン監督。
若き兵士たち、青年たち役には本作が長編映画デビュー作となったフィン・ホワイトヘッド、2019年に公開されるドナ・ターット原作の映画『ゴールドフィンチ』に出演するアナイリン・バーナード、人気ボーイズグループ“ワン・ダイレクション”のメンバーであるハリー・スタイルズ、『聖なる鹿殺し』(2017)での怪演が記憶に新しいバリー・コーガンなど注目の若手俳優たちが集結。
「ダークナイト・トリロジー」や『インセプション』(2010)などノーラン作品に多く出演してきたキリアン・マーフィーと、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『ヴェノム』(2018)のトム・ハーディも硬派な演技を見せています。
そして圧巻の存在感を披露するのがシェイクスピアの舞台に多く立ち、近年では『オリエント急行殺人事件』(2017)など監督も兼任する“ローレンス・オリヴィエの再来”ケネス・ブラナーです。
本作では第90回アカデミー賞では作品賞を始めとする8部門にノミネートされ、編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞しました。
映画『ダンケルク』のあらすじ
第二次世界大戦初期の1940年、ギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていました。
ポーランドを侵攻し、そこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていきます。
英国陸軍の兵士であるトミーはダンケルクの街で、自身が所属していた隊がドイツ軍の銃撃で自分以外全滅し一人、ふらふらと撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってきます。
そこで出会ったギブソンという無口な青年と行動を共にすることに。
その頃救出作戦のため、自身の小型船の徴用命令を国より受けたドーソンは、息子のピーターと知り合いであるジョージと共に、ダンケルクに向けて出港していました。
一方英国空軍のパイロットであるファリアとコリンズらの小隊はドイツ空軍への阻止攻撃に向かいます。
存在で見せるシェイクスピア俳優の凄み
『インセプション』では何層にも連なる夢を、『インターステラー』では地球での時間と宇宙での時間。
過去と現在と異なる場所と時間を描いてきたノーラン監督が本作『ダンケルク』で挑んだのは、閉じ込められたダンケルク海岸での陸、海、空の3つの世界を交錯させて描くことでした。
CGを極力使用せず、臨場感あふれる迫力の映像で戦争の無慈悲さを贅肉をそぎ落として描いたこの作品は、歴史に名を刻む戦争映画と言えます。
美麗な若手俳優、実力の中堅俳優陣、大ベテランのマイケル・ケインの深みある声の出演、そして撤退作戦の指揮をとる海軍将校演じたケネス・ブラナーの威厳。
兵士たちを指揮しまとめ役を果たす将校ですが、その彼にも作戦への不安と恐怖があることが、少ない台詞でもその演技と撮り方で感じることができます。
劇場に2桁の回数も足を運んだ方が多い『ダンケルク』、ご自宅でもう1度あの緊迫感を味わってみてはいかがでしょうか。
まとめ
上品で大人の色香漂う、素敵なイギリスのおじ様俳優たち。
年を重ねるごとに魅力的な5人の出演作をご紹介しました。
皺の数だけドラマがある。
ぜひ、“素敵なおじ様映画”をご覧になってみてくださいね。