映画感想レビュー&考察サイトCinemarcheで、お薦め映画のスクリーン・ダイバーとして、作品の深掘り記事を書いているライターさんを紹介するコーナー。
今回は映画ライターのちょりさんの紹介になります。
1.ちょりのプロフィール
本格的に映画にのめり込むようになったのは、80年代初頭、アンジェイ・ワイダの『大理石の男』を観たのがきっかけでした。
それまではアクション映画を中心に、メジャー系の映画ばかり観ていたので、こんな映画があるのだ、と衝撃を受け、もっといろいろ観てみたいと思ったのです。
当時、フォルカー・シュレンドルフ、ヴィム・ヴェンダース、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーといったドイツ作家の作品が次々と紹介されていましたし、ゴダールやトリュフォーの新作と旧作が同時にロードショーされていたり、50年代のMGMミュージカルがリバイバル上映されていて、それらがずべて新鮮で、せっせと観に行っていました。
とはいえ、アート系の作品ばかりを観ていたわけではなく、日本のアイドル映画(青春映画の秀作多し!)も好きで、中でも相米慎二の『翔んだカップル』は、京阪神の名画座にかかるたびに、足を伸ばして観に行くほど、気にいっていました。
今も映画ならなんでも観たいというスタンスですが、唯一苦手なのが、スプラッターと拷問系の映画です。
拷問シーンがあるらしいということで、長らくタランティーノも見逃していたのですが、最近、ようやく『レザボアドッグス』と『パルプフィクション』を観て、あまりの面白さに今まで何やってたんだと自分を責めました。
同じ理由で韓国映画も結構見逃してしまっていたのですが、昨年、『お嬢さん』と『新感線 ファイナル・エクスプレス』を観て、そのクオリティーの高さに驚いたので、今後は韓国映画もしっかり観ていこうと思った次第です(2018年度は早速『ワンライン/5人の詐欺師たち』、『監獄の首領』を観ましたよ~♪)。
2.今年公開される期待の新作映画は?
『レディ・バード』(2018年6月日本公開予定)
グレタ・ガーウィグの監督デビュー作です。カリフォルニア州、サクラメントのカトリック系の高校に通う女子生徒を主人公に、ガーウィグの自伝的要素を盛り込んで描いた青春映画。主演を務めるのは『ブルックリン』のシアーシャ・ローナン! 青春映画好きとしては期待せずにはいられません。
3.もう一度観たい2017年に公開された映画は?
『ベイビー・ドライバー』
アクションと音楽が完全一致した最高にかっこいい映画! サントラも買ってたっぷり聴き込んだので、もう一度是非観てみたい映画です。
4.映画ライター:ちょりさんの書かれた映画レビューの抜粋
【編集後記】
映画ライターのちょりさんは、配給会社さまから依頼された告知などの記事も担当していただいています。
分かりやすい解説と的確な深読みで、読者さんからの信頼も厚いようです。
これからもライターちょりさんの映画解説をお楽しみに!
不定期となりますが、また次回もCinemarcheのライターさんをご紹介します。