2017年5月2日(火)日本時間の夜9時30分過ぎに、アメリカ演劇界で最も権威のある、第71回トニー賞のノミネーションが、クリストファー・ジャクソンとジェーン・クラコウスキーにより発表されました。
今回の注目は演劇主演女優賞にノミネートされたケイト・ブランシェット!
ケイト・ブランシェットが主演女優賞にノミネートされた舞台は、チェーホフの『プラトーノフ』を基に、劇作家で夫のアンドリュー・アプトンが脚色した『ザ・プレゼント』。
1997年12月29日にケイト・ブランシェットと、劇作家のアンドリュー・アプトンとロンドンで結婚したそうです。
そんなケイトにとって、ブロードウェイの舞台はこれがデビューだっただけに、影ながら支えた夫との二人三脚で掴んだ作品だとも言えます。
でも、ケイトは米アカデミー賞を2度受賞している実力派女優。舞台に立つ時は女優魂は誰の手も触れられない迫力もありそうですね。
そのように考えると、力を発揮させられたのは劇作家の夫だけではなく、プライベートな時を3人の息子と過ごす家族背景が大きいのかもしれませんね。
1.ケイト・ブランシェットのプロフィール
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)は、 本名をキャサリン・エリーズ・ブランシェットと名乗り、1969年5月14日 にオーストラリアのビクトリア州メルボルンで生まれた国際女優。
父ロバート・ブランシェットは広告会社の重役で、残念ながら、ケイトが10歳の時に心臓発作で亡くなっています。
母ジューン・ブランシェットはオーストラリア人の元教師で現在は会社員。兄のロバートはコンピュータープログラマー、妹のジェネヴィーヴはクイーンランド・シアター・カンパニー所属するセットデザイナーです。
また、ケイトはメルボルン大学メソジスト女子カレッジで美術史と経済学を学美ますが中退、オーストラリア国立演劇学院で演劇を学び、1992年に卒業して、舞台女優としてキャリアを始めました。
1993年に『Kafka Dances』にて、シドニー劇場批評家協会賞の新人賞を受賞。ジェフリー・ラッシュと共演した『オレアナ』で最優秀女優賞を受賞。
1994年に『Police Rescue』で映画デビューし、1996年公開の『Paradise Road』でハリウッドデビューします。
ケイトが数々の賞を受賞した『エリザベス』(1998)
1998年公開の『エリザベス』にて、エリザベス1世を演じゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。米アカデミー主演女優賞にもノミネートされて一躍トップ・スターとなります。
2001年からの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではガラドリエルを演じ、人気と実力派女優としての地位を確立。
2004年公開の『アビエイター』にて、大女優キャサリン・ヘプバーンを演じ、アカデミー助演女優賞を受賞。
2007年公開の『アイム・ノット・ゼア』にて、でボブ・ディランを演じ、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。
ケイトの俳優のキャリアで最高演技と評される『ブルージャスミン』(2013)
2013年公開のウディ・アレン監督の作品『ブルージャスミン』にて、ジャスミンを演じてゴールデングローブ賞主演女優賞 、アカデミー主演女優賞を獲得しました。
人気、演技、実力と余すところない女優として現在も活躍中です。
2.第71回トニー賞の結果をいち早く知るには⁉︎
トニー賞発表をWOWOWプライムのテレビで生中継を見る方法があります。
ぜひ、ケイト・ブランシェットのブロードウェイデビューにして、トニー賞の初主演女優受賞の栄冠を勝ち取るのか。
その瞬間を彼女と一緒に緊張のひと時をご覧いただくのも良いかもしれませんよ。
【視聴方法】
[WOWOWプライム]
2017年6月12日(月)午前8:00「生中継!第71回トニー賞授賞式」(同時通訳)
案内役:宮本亜門、八嶋智人/スペシャル・サポーター:井上芳雄
2017年6月17日(土)午後7:00 「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
(http://www.wowow.co.jp/stage/tony/)
ぜひ、お見逃しなく!