Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ラブストーリー映画

Entry 2019/01/08
Update

映画『雪の華』あらすじネタバレと感想。登坂広臣と中条あやみ共演で中島美嘉の2003年のヒット曲を映像化

  • Writer :
  • 村松健太郎

中島美嘉の2003年のヒット曲『雪の華』を基にしたラブストーリー映画『雪の華』は、2019年2月1日(金)より全国ロードショー

本編の約半分を北欧フィンランドで撮影、爽やかな日差しのさす夏と雪に囲まれた冬の二度撮影を行うなど贅沢な作りになっています。

主演は『3D彼女』『ニセコイ』と主演作が続く中条あやみと、『ホット・ロード』以来の映画となる3代目JSoul Brothersのボーカリスト登坂広臣。この二人を高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一が囲みます。

監督は土屋太鳳と山崎賢人が共演を見せた『orange-オレンジ』、同じく山崎賢人主演の『羊と鋼の森』の橋本光二郎。

映画音楽を世界的なバイオリニスト葉加瀬太郎が担当しているのもの話題です。

スポンサーリンク

映画『雪の華』の作品情報


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【監督】
橋本光二郎

【キャスト】
登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、田辺誠一

【音楽】
葉加瀬太郎

【主題歌】
中島美嘉『雪の華』

【作品概要】
中島美嘉のヒット曲『雪の華』を基に、登坂広臣と中条あやみ共演で描くラブストーリー。

綿引悠輔役を登坂広臣が演じ、平井美雪役を中条あやみが務め、その他のキャストには田辺誠一、高岡早紀、浜野謙太らが脇を固めています。

北欧フィンランドでもロケ撮影を行った監督は『orange オレンジ』『羊と鋼の森』の橋本光二郎。

また『いま、会いにゆきます』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の岡田惠和が脚本を担当しています。

映画『雪の華』のキャラクターとキャスト

平井美雪(中条あやみ)


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

幼い頃から病気がちで、残り一年の余命宣告を受ける。

綿引悠輔(登坂広臣)


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

ガラス工芸職人、両親がいないため妹弟の親代わりでもある。

岩永(浜野謙太)
悠輔の先輩で、働くカフェのオーナー。

麗子(高岡早紀)
美雪の母、娘の病を知ったうえでもフラットな接し方を保ち続ける。

若村(田辺誠一)
美雪の担当医。付き合いも長く会話も友達感覚で進める。

スポンサーリンク

映画『雪の華』のあらすじとネタバレ


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

幼い頃から病気がちの美雪は、ついに担当医の若村から残り一年を大切にするようにと宣告されてしまいます。

その帰り道、ひったくりに遭った美雪を助けたのは。ガラス工芸職人の悠輔でした。

半年後、美雪は偶然悠輔を見かけます。

悠輔は忘れていましたが、美雪には運命の再会に思えて仕方ありません。

悠輔はガラス工芸職人だけでは食べて行けず、先輩の岩永の経営しているカフェで働いています。

ところが、そのカフェの経営もうまくいっていません。

悠輔の後を追ってカフェにやってきた美雪は、偶然、そのやり取りを聞いてしまいます。

そして悠輔に100万円で一か月間、自分の恋人になってくれと言い出します。

突然の申し出に困惑する悠輔ですが、背に腹は代えられず、ぎこちない期間限定の恋人役を演じることになります。

自分の体のこともあって恋愛などあきらめていた美雪は、実にベタなデートプランをノートに記していて、それを悠輔とともに実行していきます。

初めての待ち合わせ、お弁当、別れ際の見送り、オヤスミのメール。こんなことでいいのか?と不思議がる悠輔ですが、美雪にとっては何もかもが新鮮です。

そして、美雪は一か月間の締めくくりとしてフィンランドへの旅行に悠輔を誘います。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『雪の華』ネタバレ・結末の記載がございます。『雪の華』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク

旅先ということもあって、自然と距離が近づく二人、湖畔にたたずむ二人は自然と唇を重ねます。

フィンランドへの旅が終わり、恋人の契約期間も終了となりました。

心残りもある美雪でしたが、自分の体のことを考えるとこれ以上は望めませんでした。

悠輔もまた、美雪への想いが募りますが、彼の側から関係を続けることは言い出せません。

いよいよ最後の冬を迎えた美雪は、子ども頃からの夢だったオーロラを見ようと、にフィンランドに最後の旅に出ます。

一方、弟が怪我をした病院に駆け付けた悠輔は、そこで若村と出会います。

美雪から期間限定の恋人役として話を聞いていいた岩村は、悠輔に事情を全て語ります。

全てを知った悠輔は、美雪の後を追ってフィンランドに向かいます。

フィンランドでオーロラを待ち焦がれる美雪、しかしなかなかオーロラは出てくれず、雪原に立ちすくみます。

そんな時、悠輔の美雪の名前を呼ぶ声が雪原に響きます。

駆け寄った悠輔は、全ての事情を知ったうえで、改めて恋人をやり直すと宣言します。

フィンランドの雪原の中、美雪と悠輔はしっかりと抱き合いました。

映画『雪の華』の感想と評価


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

遅咲きのラブストーリーの名手・橋本光二郎監督

橋本光二郎監督は長編デビューが40歳を過ぎてからという遅咲き

それまではテレビドラマのディレクターや「陰陽師」シリーズなどの滝田洋二郎監督作品などで、長いこと助監督を務めていた人物です。

2015年に『orange-オレンジ』でついに長編デビューを飾ると、いわゆるキラキラ映画の枠組みの中の一本のように見えつつも巧みな演出を見せ、139分という長めの上映時間でありながら、興行収入で30億円を超えるヒット作となりました。

続く『羊と鋼の森』(2018)では山崎賢人を再び主演に迎えつつ、三浦友和、鈴木亮平、上白石萌音・萌歌姉妹などのアンサンブルキャストを巧み捌きました。

そして、待望の長編第三作にして、初のオリジナル脚本作品として『雪の華』を完成させました。

そんな橋本監督をバックアップするスタッフには、滝田洋二郎組のスタッフも多く登板しています。

物語の丁寧な紡ぎ手として橋本光二郎監督の名前を覚えておくといいかもしれませんね。

キャスティングの妙


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

モデルとしてデビューした中条あやみと、3代目JSoul Brothersのボーカリスト登坂広臣という主人公カップルの組み合わせ。

演技の面で見れば他の組み合わせの可能性も感じますが、この映画に関しては、大人のラブファンタジーの主人公としてアリかナシかで言えば、大いにアリです。

『雪の華』というラブ&ウィンターソングから派生した物語としても、この二人はまさに絵になります

映画の半分の舞台を北欧フィンランドにするという大胆な作劇にも十二分に映える二人になっています。

生粋の役者遺骸が演技をすることにはいつでも賛否があるものですが、この映画に関してはCanCan専属モデルと3代目JSoul Brothersの組み合わせはいい化学反応を魅せてくれます


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

スポンサーリンク

まとめ


(C)2019 映画「雪の華」製作委員会

余命1年を宣告されてしまった平井美雪

彼女は両親が出会ったフィンランドでオーロラを見ること、そして人生で初めての恋愛をするという夢がありました。

ある日、ひったくりに遭った美雪は、ガラス工芸家を目指す綿引悠輔に助けられます

両親を亡くして兄弟を1人で養っていた悠輔ですが、彼が働く店もまた危機に陥っていました。

そのことを知った美雪は、店を助けるために、1カ月限定の恋人になって欲しいと悠輔に相談を持ちけますが…。

中島美嘉の2003年のヒット曲『雪の華』を基にしたラブストーリーを、ぜひ、お見逃しなく!

関連記事

ラブストーリー映画

映画『とってもゴースト』感想とレビュー評価。歌と演技力に感動の音楽座原作ミュージカル!

映画『とってもゴースト』は2020年2月15日(土)より順次劇場公開。 映画『とってもゴースト』は、ゴーストになってしまった売れっ子デザイナーと、靴のデザイナーを志すピュアな青年が奏でる奇跡のようなラ …

ラブストーリー映画

映画『愛を読むひと』ネタバレ感想とあらすじ結末の考察解説。ラストの遺書/缶がケイト・ウィンスレット演じた“人間の在り方”を問う

15歳の少年と、21歳年上の女性とのひと夏の恋。 第二次世界大戦後のドイツ、「秘密」は思わぬ形で明かされる。 映画『愛を読むひと』は、第二次世界大戦後のドイツを舞台に、15歳の少年と21歳年上の女性と …

ラブストーリー映画

映画『風の色』あらすじと感想レビュー。古川雄輝のプロフィールも

古川雄輝の主演映画『風の色』は2018年1月26日より全国順次公開。 突然目の前から消えた恋人ゆりの死から100日後。彼女との思い出の品々を胸にマジシャンになることを決意した涼。 “自分と生き写しの人 …

ラブストーリー映画

恋愛映画『きみに読む物語』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

映画『きみに読む物語』は、1940年代に出会った男女と現代で年老いた二人の過去と現代を交差するように描いた恋愛物語です。 舞台はアメリカ南部のシーブルック。 まだ若きふたりがこの地で出会い、長い年月を …

ラブストーリー映画

兄に愛されすぎて困ってます試写会と舞台挨拶情報!キャストあらすじも

兄系イケメンズ・フェスティバル開幕!!! 夜神里奈さんの同名少女漫画を実写化した映画『兄に愛されすぎて困ってます』をご紹介します。 スポンサーリンク CONTENTS映画『兄に愛されすぎて困ってます』 …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学