Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

Entry 2017/04/09
Update

映画『T2トレインスポッティング』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

  • Writer :
  • 馬渕一平
  • リョータ

世界中を熱狂させた『トレインスポッティング』再び…。

監督のダニー・ボイルや主演のユアン・マクレガーなどキャスト・スタッフ共に再結集した『T2トレインスポッティング』をご紹介します!

映画『T2トレインスポッティング』の作品情報

【公開】
2017年(イギリス映画)

【原題】
T2 Trainspotting

【監督】
ダニー・ボイル

【キャスト】
ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライル、アンジェラ・ネディヤコバ

【作品概要】
世界中で大ヒットを記録した1996年製作のイギリス映画『トレインスポッティング』の20年ぶりとなる続編。前作に引き続き、監督にダニー・ボイル、脚本をジョン・ホッジが務める。

キャストも主演のユアン・マクレガーを始め、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライルらが再集結している。

映画『T2トレインスポッティング』のキャスト一覧


『T2 トレインスポッティング』

マーク・レントン / ユアン・マクレガー

1993年のに映画デビューを果たしたイギリス人俳優ユアン・マクレガーは、その翌年ダニー・ボイルの初監督作『シャロウ・グレイブ』(1994)したことで注目を集めました。

そして1996年、再びダニー・ボイル監督とタッグを組んだのが、『トレインスポッティング』

ヘロイン中毒のマーク・レントン役で主演を務め、若者の間で爆発的な人気を誇ることになり、イギリスの映画賞を席巻しました。

ユアン・マクレガーはこの作品を機に一気にスターダムへとのし上がっていくことになります。(監督のダニー・ボイルも同様に)

1997年には『普通じゃない』で三度ダニー・ボイルとタッグを組んだ後、トッド・ヘインズ監督の『ベルベット・ゴールドマイン』(1998)、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)のオビ・ワン・ケノビ役、『ムーラン・ルージュ』(2001)など話題作に立て続けに出演。

その後もティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』(2003)、『ウディ・アレンの夢と犯罪』(2007)、2010年のロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』ではヨーロッパ映画賞男優賞を受賞するなど、現在でも世界的トップスターとしてその名を轟かせていますね。

そんなユアン・マクレガー演じるマーク・レントンは、前作『トレインスポッティング』で最後に20万ドルもの大金を持ち逃げしましたが、今回は20年ぶりに戻ってくるのだそう。

果たしてマークはどんな姿で舞い戻ってくるのか?そして20年の時を経た今、ユアン・マクレガーがどれほどの成長ぶりを見せているのかに注目が集まっています!

スパッド / ユエン・ブレムナー

4歳の時からテレビの世界で子役として活動していたというユエン・ブレムナーは、ユアン・マクレガー同様1993年に映画デビューを果たします。

1995年には、シルヴェスター・スタローン主演の『ジャッジ・ドレッド』に出演し、その個性的な風貌でチョイ役ながら印象的な役(ジュニア・エンジェル)を演じました。

そして1996年の『トレインスポッティング』を迎える訳ですが、当初マーク・レントン役はユエン・ブレムナーが務める予定だったんだとか。(真偽の程は定かではありませんが…)

その後、ガイ・リッチー監督の『スナッチ』(2000)、マイケル・ベイ監督の『パール・ハーバー』(2001)、リドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』(2001)と話題作に出演し続けます。

他にも『マッチポイント』(2005)や『恋のロンドン狂騒曲』(2010)などのウディ・アレン監督作品にも顔を出し、個性的な脇役として存在感を発揮。

『T2トレインスポッティング』ではもちろんスパッドを演じる訳ですが、今回はどうやら家族に愛想をつかされ、孤独に絶望しているんだとか。

気が弱く、何かやるといつも損するタイプのスパッドは相変わらずなのでしょうか?楽しみですね!

シック・ボーイ / ジョニー・リー・ミラー

テレビでは80年代前半からすでに出演し始めていたというジョニー・リー・ミラーも、映画界では1995年の『サイバーネット』というのがデビュー作のようですね。

翌年には『トレインスポッティング』のシック・ボーイ役で、一躍脚光を浴びることに。

その後は『ドラキュリア』(2000)、レニー・ハーリン監督の『マインドハンター』(2004)、ウディ・アレン監督の『メリンダとメリンダ』(2004)に出演。

他にも『イーオン・フラックス』(2005)や『ダーク・シャドウ』(2012)、テレビドラマでも『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』でシャーロック・ホームズ役を務めるなど、多方面に渡って活躍しています。

前作『トレインスポッティング』でのシック・ボーイは、女ったらしで口だけといった感じの男。

スーツを着込んだりといちいちカッコつけたり、007シリーズの熱狂的なオタクという一面も併せ持つシック・ボーイは果たして全く変わっていないのか?ワクワクしてきますね!

ベグビー / ロバート・カーライル

『トレインスポッティング』が出世作となったのは、ユアン・マクレガーだけでなくこの方ロバート・カーライルにも言えることでしょう。

1991年にはケン・ローチ監督の『リフ・ラフ』という作品ですでに主演を務めていましたが、『トレインスポッティング』のあの超ぶっ飛びキャラのベグビーの残した強烈なインパクトは彼の俳優としてのイメージを決定付けるものとなったに違いありません。

1997年には『フル・モンティ』で英国アカデミー賞主演男優賞を受賞した後、ピアース・ブロスナン主演の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)、再びダニー・ボイルとタッグを組んだ『ザ・ビーチ』(2000)など話題作に立て続けに出演。

テレビドラマの世界でも『スターゲイト ユニバース』(2009~11)、『ワンス・アポン・ア・タイム』(2011~)などにレギュラー出演し、映画・ドラマどちらにも欠かせない存在となりました。

本作『T2トレインスポッティング』でも、すぐにブチ切れて暴れ回るベグビーをもちろん演じています。

今回はどうやら刑務所に服役中とのことで、その狂気じみたロバート・カーライルの演技がどう発揮されるのかが見ものです!

ベロニカ / アンジェラ・ネディヤコバ

本作『T2トレインスポッティング』にはニューヒロインとなるベロニカ役にアンジェラ・ネディヤコバという新進気鋭の女優が加わっています。

劇中では、汚い部屋でマークたちと酒を飲み交わし、ベッドに気怠そうに横たわるなど、アンニュイな姿を披露しているのだそう。

アンジェラ・ネディヤコバのプロフィールは1991年生まれで現在26歳のブルガリア人女優

ベロニカの劇中でのキャラクターの詳細が明らかになっていないことに加え、アンジェラ・ネディヤコバ自身も何本かの映画出演経験はあるということくらいしか情報がないというのが正直なところ…。

そんな彼女のことをダニー・ボイル監督は…

「4人と共演する女優を探すのが大変だったね。4人はシリアスな役者だ。ゾクゾクさせるほどだよ。若い女優がそこに入るのは難しい。アンジェラはよくやってくれた」

…と述べており、当のアンジェラは…

「ワクワクすると同時にストレスも感じたわ。できるかどうかわからなかったから。でも、みんな最初から素のままで心地よかったの。自分自身も成長できた気がする」

…と答えているようです。一体どんな役でどんな女優なのか、非常に興味深いですね!

映画『T2トレインスポッティング』の監督紹介

映画『T2トレインスポッティング』の監督はイギリス人のダニー・ボイルです。

元々は舞台の演出を手掛けたり、テレビドラマ『モース警部』シリーズの制作に携わったりしたことでイギリスで知られるようになったダニー・ボイル。

映画監督デビューは、ユアン・マクレガーを主演に迎えた『シャロウグレイブ』(1995)で、この作品でのユーモア溢れるスタイリッシュな演出で一躍注目を集めます。

そして、何といっても2作目となる『トレインスポッティング』(1996)が間違いなくダニー・ボイルの転機となったことは間違いありません。

ヘロイン中毒の若者がトリップしている様子を見事に映像表現して見せたこの作品でユアン・マクレガーと共に世界的にその名を知られるようになり、イギリス史上最も興行成績を上げた作品の一つとなりました。

1997年にはハリウッド進出を果たし、ユアン・マクレガー主演で『普通じゃない』を発表。

2000年にはレオナルド・ディカプリオを主演に据えて『ザ・ビーチ』を公開するも、興行的にはさほど成功したとは言えない内容となってしまいました。

しかし、当時まだ無名だったキリアン・マーフィー(ここから一気に世界的名声を得た!)を主演に据えた『28日後…』で再び大ヒットを記録。

これまでとは全く雰囲気の異なるSFホラーというジャンルにおいても、その類まれな才能を発揮し、世界中を唸らせます。

2007年には初の宇宙SF作品『サンシャイン2057』を発表し、翌2008年、再びダニー・ボイルの名が世界を震撼させることに。

それが『スラムドック$ミリオネア』です。

この作品で、第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞、他にも第33回トロント国際映画祭観客賞、第66回ゴールデングローブ賞作品賞、第62回英国アカデミー賞作品賞など世界中の賞レースを総なめにします。

その後も『127時間』(2010)、『トランス』(2013)、『スティーブ・ジョブス』(2015)と話題となった作品を次々に発表し続け、本作『T2トレインスポッティング』に至るという訳ですね。

ダニー・ボイル監督は本作について、第67回ベルリン国際映画祭で行った会見時に…

「年を経ていくことへの不安、失望……痛ましくさえある。それが(観客を)映画に集中させる理由にもなっている。役者も実際に年をとって、それを役柄に反映させることができた。ただ単に戻ってきたのではない」

…と述べており、単なるカムバックではなく年月を経たということにポイントがありそうですね。

さて、一体あの4人をどのように描き出しているのでしょうか?!非常に楽しみで仕方ありません!

映画『T2トレインスポッティング』のあらすじとネタバレ

舞台はスコットランド、エディンバラ。

かつて大金を持ち逃げしてこの地を去っていたマーク・レントン

彼は身を寄せていたオランダから、およそ20年ぶりにエディンバラに戻ってこようとしていました。

かつての仲間たちがいる、この地へ…。

表向きはパブを経営しているように見せかけて、売春や強請を本業としているシック・ボーイ

家族に愛想を尽かされて、孤独に苛まれているスパッド

暴れ者のベグビーは刑務所に服役中。

結局何も変わらず、モノ分かりのいい大人になんてなれっこなかった荒んだ人生を走り続ける4人の男たち。

彼らが再び会いまみえた時、一体何が起るのか?!

そして、走り続けた彼らの行く先にある未来には一体何が見えるのか?!

それぞれの20年、4人の未来がそこには待っていた…

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『T2 トレインスポッティング』ネタバレ・結末の記載がございます。『T2 トレインスポッティング』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
20年ぶりに故郷のエディンバラに戻って来たマーク。彼はまず実家を訪れ、母が亡くなったことを父から知らされます。

麻薬更生施設で自分のことを語るスパッド。彼は離婚し、寂しく一人で暮らしていました。

シック・ボーイことサイモンは、親から受け継いだパブの経営が厳しく、自分の彼女ベロニカを利用して、恐喝を行っていました。

服役中のべグビーは、わざと負傷し、警備のゆるい病院施設からの脱走に成功。愛する家族の元に帰ります。

スパッドの元を訪れたマークは、自殺しようとしていた彼を救います。20年間ヘロインをやっていないマークは、スパッドに身体を動かすことの素晴らしさを教え、ジャンキー体質から抜け出させようとします。

恐喝だけでは限界を感じていたサイモンとベロニカは、自らのお店を開くことを計画していました。

大学に通っている息子を無理やり連れ出し、犯罪を手伝わせたベグビーは、息子の鈍臭さに腹を立たせます。

スパッドから会うように言われ、マークはサイモンに会いに行きます。金を持ち逃げされたことをいまだに恨んでいたサイモンと喧嘩になり、お互いボロボロになるまで殴り合いました。しかし、かつて親友だった二人の絆は強く、ベロニカが呆れるほどの仲の良さを取り戻していきます。

マークとサイモンで協力して金を稼いでいたところ、以前の恐喝の件でサイモンがしばらくの間、警察の世話になることになりました。その間に、惹かれ合っていたマークとベロニカは身体の関係を持ちます。サイモンも無事に戻って来て、出店資金を援助してもらうために、中小企業向けの事業支援を行っている団体への嘘のプレゼンテーションを行いました。

お店を出すことを夢見ていたサイモンたちでしたが、縄張りを荒らされる噂を聞きつけたマフィアによって脅され、それすらもできなくなりました。亡くなったトミーを弔うため集まったマークとサイモンとスパッド。その夜、サイモン、そしてマークは20年ぶりにドラッグに手を出します。スパッドは、トリップする二人をただただ見ていました。

そのままクラブに出向いたサイモンとマーク。トイレの個室に入ったマークの隣に入ってきたのが、なんとあのベグビーでした。ちょっとした会話でお互いの存在にふと気付き、真夜中の追いかけっこが始まります。ナイフを手にマークを追いかけるベグビーでしたが、すんでのところでマークを逃がします。

ベロニカから彼ら4人の物語をぜひ読みたいと頼まれていたスパッドは、小説の執筆に勤しんでいました。スパッドは物語を完成させ、ベロニカの玄関先に原稿を置いておきます。そして、自分の部屋に戻ったスパッドの元にベグビーが訪れました。ベグビーは家族との別れを済ませ、死ぬ覚悟で復讐を果たしに来ていました。

スパッドの書いた物語を読んだベロニカは、感想を伝えにスパッドの部屋を訪ねますが、そこにはベグビーもいました。ベグビーは、ベロニカの携帯を引き換えに、スパッドとベロニカを解放します。ベグビーはベロニカの携帯を使って、マークとサイモンをサイモンのお店に呼び出します。

ベロニカがいないことに戸惑うマークとサイモンの元に、慌てた様子のスパッドが駆け込んできて、二人に危険を知らせます。しかし、時すでに遅く、武器を所持したベグビーがやって来ました。マークは急いで、2階に駆け上がり、トイレに逃げ込みますが、ハンマーで壁を打ち砕かれます。ついに、マークは捕まり、ロープに首を括られた状態でベグビーの体重がかかっていきます。

すんでのところでサイモンが救い、マークをロープから解きますが、立ち上がったベグビーの手には銃が。間一髪のところで今度はスパッドがベグビーをトイレの容器でぶん殴り、気絶させました。気絶したベグビーを車のトランクに乗せ、警察署の前に放置します。

プレゼンテーションの成功によって大金を手にしていたベロニカは、金を持ち逃げし、家族の待つ故郷のブルガリアへ久しぶりの帰国を果たしていました。

サイモンは、再び開店休業状態のパブをいつものように開き、平凡な日常が戻ってきます。スパッドは、書いた物語を別れた妻に読んでもらっていました。そして、マークは再び実家に戻り、父とハグを交わすと、自分の部屋に戻ってかつて熱狂していた音楽をレコードで大音量で流すのでした。

映画『T2トレインスポッティング』感想と評価


『T2 トレインスポッティング』
96年に公開され、世界中に影響を与えた映画『トレインスポッティング』。
トリップを表現した独特の映像感覚、印象的な音楽の使い方、ドラッグカルチャーとファッション。いくつもの印象的なシーンを鮮明に思い出すことができます。

監督したダニー・ボイルは、2012年ロンドンオリンピックの開会式の芸術監督を手掛けたり、『スラムドッグ$ミリオネア』で第81回アカデミー賞の作品賞と監督賞を含む計8部門を受賞しています。超一流監督として、出世作の続編を20年ぶりに監督とあれば、期待せずにはいられないでしょう。

正直私は、ダニー・ボイルの作品はそんなに好みというわけではなく、割と冷静な気持ちで観ていることが多かったのですが、今回のこの『T2 トレインスポッティング』には驚かされました。前作通りの映像感覚は健在で、「あー、ダニー・ボイルの映画を観ているな」という気持ちになりますが、そういった一種のポップさがないと、この作品の主人公4人への容赦のなさに打ちのめされてしまいそうでした。

マークとサイモン(もうシック・ボーイとは書けないですね…)は、喧嘩しながらもやはり親友、ジョージ・ベストを筆頭に輝かしきあの頃をベロニカに偉そうに語るわけです。さらに、マークがまたもベロニカに、SNSを主とした現代のネット社会に対して批判をまくし立てます。

要するにこれは、彼らにはもうこの時代で生きる場所はほとんど存在しないということ。ならばそう、マークが思い出のこの地に戻って来たように、なんだかんだ楽しかったあの頃の仲間と過去の思い出に浸って生きればいいのです。

しかし、今回のダニー・ボイルはそれすらも許しません。まさに、その過去(ベグビーがそれを体現していますが)によって、マークらは息の根を止められそうになります。今の時代は、現実を見ずに過去に浸ってばかりで生きられるほど甘くはないんだよと言うように。

過去にも、そして現在にも居場所がない彼らはいったいどうすればいいのでしょうか?

おそらくですが、これは次の世代への橋渡しを提示しています。結局、次の人生を選べたのは、大金を手にし祖国に戻ったベロニカ。そして、物語を生み出すことで次の世代である子どもに伝えていくことができたスパッド。一応、ベグビーも息子を認めること(あのシーンの切なさといったら)で父の役割を果たしました。

では、子どものいない二人はどうでしょうか?
サイモンのようにまた平凡でつまらない毎日に戻る。
はたまた、マークのように家族の元に帰り、わずかながら残った過去の思い出にすがって生きる。
それってダメなことなんでしょうか?

それを否定も肯定もしないし、本人たちにとって幸せなのか不幸せなのかもよくわからない。唯一分かることは、ラストの画が表すように、それでも人生は続いていくということです。

年に何本かこういったぶっ飛ばされる映画に出会うことがあります。年齢的には前作のマークたちの立場である私がここまで喰らうとは思いませんでした。45歳前後の人たちはどんな想いでこの映画を観ているのか。想像するだけでも辛いですね…。

クールなドラッグムービーの続編と思って観に行くと痛い目にあうと思いますので注意が必要ですが、続編として素晴らしい出来ですし、濃厚な人間ドラマに叩きのめされたい(レイジング・スパッドのように)人にはとってもオススメです!

まとめ

4人が4人とも俳優として大出世を遂げることになったかつての『トレインスポッティング』のキャストたち。

監督のダニー・ボイルも今や知らぬ者はいないほどの名匠として名を馳せていますね。本作『T2トレインスポッティング』でも相変わらずあの美しくもまがまがしくキャッチーでポップな映像感覚を見せつけてくれることは間違いないと思います。

また前作大好評だった音楽(イギー・ポップなどなど!)の面でも大変期待が持てる作品となっていますね!

関連記事

ヒューマンドラマ映画

映画『ツユクサ』ネタバレ結末解説と感想あらすじ。キャストの小林聡美が隕石に当たることから愛らしい奇跡が巻き起こる

小さくても、大きくても、 この世は奇跡にあふれている。 過去を抱えながらも「今」を生きる主人公・五十嵐芙美の日常と、そこに起こる小さな奇跡を綴ったヒューマンドラマ。 小さな港町に暮らす芙美には、この町 …

ヒューマンドラマ映画

映画『ラビング 愛という名前のふたり』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

ただ一緒にいて普通の生活がしたいだけなのに…。ある夫婦の切なる願いは、アメリカの法律を変えることができるのか?! 実話から生まれた感動の物語です。 CONTENTS映画『ラビング 愛という名のふたり』 …

ヒューマンドラマ映画

『リスボン特急』ネタバレ結末あらすじと評価解説。巨匠監督メルヴィルおすすめのフィルム・ノワールは必見!

フランスのフィルム・ノワールの巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルの最後の監督作! ジャン=ピエール・メルヴィルが脚本・監督を務めた、1972年製作のフランス・イタリア合作のフィルム・ノワール映画『リスボ …

ヒューマンドラマ映画

『オリエント急行殺人事件』2017版映画と原作の違いを調査

オリエント急行の密室である車内で発生した殺人事件に、偶然乗り込んだ世界的名探偵ポアロが挑む! 1934年の初版以来、多くの読者を魅了してきたミステリーの金字塔をケネス・ブラナーが映画化。 新たに生まれ …

ヒューマンドラマ映画

【ネタバレ】アウシュヴィッツの生還者|結末あらすじ感想評価。実話実録にベン・フォスター演じた‟ボクサーとして生き延びた男”

アウシュヴィッツ生還者の息子が父の半生について描いた衝撃の実話を映画化 映画『アウシュヴィッツの生還者』では、アウシュヴィッツから生還したハリーがアメリカに渡り、ボクサーとして活躍する一方で、生き別れ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学