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Entry 2022/04/27
Update

『線は、僕を描く』映画化原作ネタバレあらすじと感想評価の解説。キャスト 横浜流星もハマる水墨画の魅力あふれる作品

  • Writer :
  • 星野しげみ

小説『線は、僕を描く』が実写映画化され、2022年10月21日(金)公開に!

2020年に「本屋大賞」3位、2019年にTBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した、砥上裕將氏の青春芸術小説『線は、僕を描く』(講談社文庫刊)。

両親を不慮の事故で失った喪失感を抱えながら生きてきた大学生の青山が、アルバイト中に「水墨画」に出合います。

青山の才能を見抜いた水墨画の巨匠篠田湖山から、水墨画を描くことを勧められ、青山は水墨画の世界へ飛び込んでいきます。


(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

水墨画を題材にした青春小説が、『ちはやふる 上の句』(2016)『ちはやふる 下の句』(2016)『ちはやふる 結び』(2018)の小泉徳宏監督によって実写映画化。

主人公・青山に『きみの瞳が問いかけている』(2020)『嘘喰い』(2022)の横浜流星を迎え、2022年10月21日(金)全国公開となりました。

映画公開に先駆けて、原作小説『線は、僕を描く』をネタバレありでご紹介します。

小説『線は、僕を描く』の主な登場人物

【青山霜介】
主人公の大学生。高校生の時、交通事故で両親を喪い、喪失感とともに生きている。

【篠田湖山】
水墨画の巨匠。霜介の才能を見出し、弟子にする。

【篠田千瑛】
水墨画家。湖山の孫。花卉画が得意な若き美貌の水墨画家。

【西濱湖峰】
湖山門下二番手の水墨画家。

【古前】
大学生。青山の自称親友。

【川岸】
大学生。青山と同じゼミ。母親の影響で水墨画に興味があるしっかり者。

小説『線は、僕を描く』のあらすじとネタバレ


砥上裕將:『線は、僕を描く』 (講談社文庫、2021年)

大学に入ったばかりの青山霜介。級友の古前から紹介されたバイト先に出向いてビックリします。

絵画展示の搬入作業ということですが、聞いていた作業よりもはるかな重労働! あまりの過激さに数人いた仲間のバイト生たちは徐々に姿を消していきます。

最後の一人となった青山は、西濱と名乗る現場責任者にことわり、古前に連絡を取って、体育系のバイト希望学生を連れてくるように言いました。

残された作業を一生懸命にこなす青山に、西濱は感心し作業終了後に「控室に弁当があるから食べて行って」と言いました。

弁当がある部屋を探していると、スーツを着た人当たりの良い老人に出会いました。青山は老人に事情を話しました。

老人はうなずくと、弁当が置かれている部屋へ案内し、上等の弁当を一つ青山にくれました。そして青山の箸の持ち方をほめると、会場を案内すると言い出し、青山を先導します。

展示された水墨画を見て歩くうちに、青山はシンプルな水墨画に心を魅かれて行きました。老人は水墨画の説明をするよりも、絵についての感想を青山に聞いてきます。

「君はすごい目を持っているね」とほめる老人に、青山は何もない場所にポツンと何かがあるという感覚はすごくしっくりくると言いました。

なぜか?と問う老人に、青山は「僕にも真っ白になってしまった経験があるからです」と答えます。

老人はほんの少し目を細めました。そして最後の絵の感想をのべさせて、「ほ、まさに慧眼だ」と感心しています。

そこへ見たことのないような美女があらわれて、「おじいちゃん、こんなところで何してるの」と言いました。

この老人こそ、日本を代表する水墨画の芸術家・篠田湖山であり、突如現れた美女は、孫娘の千瑛でした。千瑛も水墨画家として名の知れた女性でした。

青山は数分間、老人と話しただけでしたが、どういうわけか気に入られ、内弟子にすると言われます。湖山の孫の千瑛は、それに反発し、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると言い出しました。

絵画展示の搬入作業のバイトから自宅のマンションに帰り、青山はぐったりと倒れ込みました。

青山は大学に近いマンションに一人で暮らしています。実は高校生だった2年前に、青山の両親は交通事故で他界したのです。一人っ子だった青山はポツンと取り残されてしまいました。

両親の葬儀からしばらくは青山は明るく振る舞っていましたが、そのうちに考えたくもないことを考えだすようになり、精神は徐々にボロボロに……。

両親の死後から3カ月がたつ頃には、青山は世界のどんなことにも無関心で、無気力無反応な人間になっていました。

保護者となった叔父夫婦の家に引き取られたものの、朝学校に行っても途中で抜け出し、両親との思い出のある実家に駆け戻って引きこもる毎日が続きます。

気がつくと青山は高校3年生になっていました。未来への何の希望も感じられないなか、青山の叔父夫婦は、両親が残した遺産を使って、青山を付属高校のある大学へ入学させる方法を取りました。

青山は大学近くのマンションで1人暮らしをし、大学に通って卒業することを約束させられます。

孤独に疲れ果て周りとのコミュニケーションも取れない青山ですが、それでも無気力なりに大学へ通うようになりました。

そこで親しく声をかけてきたのが、古前でした。古前が大学の講座を抜け出せなくなっって、仕方なく古前の代わりに行ったのが、例の絵画展示の搬入作業だったのです。

慣れない作業の疲れがいえない青山ですが、次の日から西濱に呼ばれて篠田湖山先生のアトリエ兼自宅に出向きました。

この西濱も、実は湖山門下二番手の水墨画家だというから驚きです。

アトリエで先生から水墨画の手ほどきをうける青山。小さな筆の穂先から生まれる風景画の微妙な美しさに青山は圧倒されます。

絵に命を吹き込む魔法のような一瞬。その動きはたった一本の筆から生み出せるのです。このことに青山は驚きますが、真似して書いてもただの落書に過ぎないのに、結構楽しんでいることに気がつきました。

「水墨画の本質はこの楽しさだよ」。湖山先生の言葉を胸に青山は帰宅しました。

一方、青山に湖山先生と孫娘の千瑛との面識ができたことを知った古前は、大学の文化祭に千瑛の作品を貸してほしいと頼むように依頼します。

千瑛を合コンに誘いたいという気持からでしたが、そこに水墨画に興味があるしっかり者の女子・川岸さんも加わって、大学に千瑛を呼び込もうということになったらしいのです。

青山と一緒に作品を文化祭に展示することになった千瑛。

その前に、水墨画がどうやって作られるのか、どんな芸術なのか知ってもらいたいという思いから、水墨画を描いているところを見てもらうための水墨画の揮毫会を開くことになりました。

大学で行われた千瑛の揮毫会。千瑛の芸術センスに圧倒された川岸さんは、揮毫会終了後の合コンをかねた懇親会で、千瑛から水墨画を習いたいと言います。

千瑛の了承を得て嬉しそうな川岸さん。合コンとしては失敗の会でしたが、水墨画の揮毫会としては成功と言えるイベントでした。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『線は、僕を描く』ネタバレ・結末の記載がございます。『線は、僕を描く』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

大学が夏休みになると、青山には湖山先生のお手本を部屋に貼りまくり、朝から晩まで書きなぐる日々が待っていました。

その後のレッスンで、墨のすり方、絵を描く楽しさを知った青山ですが、なかなか思うような線が描けません。

湖山先生は「自分の心の内側を見ろ」と青山に言いましたが、青山は何をどう描けばいいのかわかりませんでした。

ジレンマに陥り、再び閉じ籠りのような生活になりかけた青山を救ったのは、千瑛でした。

千瑛が湖山先生のアトリエに車で青山を連れて行くことがあり、青山と連絡先を交換していました。いくら電話しても出ないと心配した千瑛がマンションへ駆けつけてきたのです。

青山は古前や川岸さんたちと千瑛が話をすすめ、いつのまにか大学で新設された水墨画サークルの部長になっていたことを初めて知りました。

千瑛が水墨画の手ほどきをする講習会のために、部長である青山を連れて行くことになったのです。

車の中で「実家に帰ったものとばかり思っていた」という千瑛に、青山は初めて「僕には、家族は、もう、いない。皆、亡くなった」と言いました。

え、と驚きを隠せない様子の千瑛ですが、何も言いません。講習会終了後、またしても千瑛に家まで車で送ってもらうことになった青山。

青山に「何があったのかもう聞かないから話したくなったら話してね。あなたはもう私たちの一員だから」という千瑛に、青山は泣き出したい気持ちをこらえていました。

次の日からスランプに陥った青山ですが、絵を描くことはやめませんでした。そして、水墨画の究極の技法は「線を引くこと」だったと気がつきます。

千瑛から湖山賞の作品提出の締め切りが冬だと聞かされ、秋が来ると作品を仕上げなければならないから、青山の大学のサークルに関わっていられないだろうと言われました。

焦る青山ですが、次に湖山先生にあったときに持参した絵をほめられ、次回の課題として菊の花を手渡されました。

花卉画の根幹をなす技法があると教えられますが、それが何か青山にはまだわかりません。

その間にも、学生生活の後期は忙しく過ぎていきます。「絵は絵空事だよ」という湖山先生の言葉をかみしめ、青山は菊を描く手がかりを求めていました。

そんな中、大学の学園祭がやってきました。古前と川岸さんを会場へ送り出し、青山はひとりでポツンと死んだ両親のことを思い出しているところへ、千瑛と湖山先生がやって来ました。

急きょ、もうけられた湖山先生の揮毫会で、青山は改めて先生の素晴らしい水墨画の書き方を目にしました。

学園祭が終了して、展覧会用の菊の製作にとりかかる青山ですが、まだ思うような線がかけません。煮詰まっているところへ湖山先生が入院したという知らせが入りました。

青山はあわてて湖山先生の病室へ行き、先生を見舞います。

「躓いて転んだだけなの大袈裟だ」と元気そうな湖山先生に、青山は思うように線がかけない悩みを打ち明けました。

湖山先生は「君の中にある真っ白な世界の中には命がよく写るだろう?」と言います。

青山の心の中が見えていたかのような言葉に驚き、「湖山先生はご存知だったのですか?」と尋ねました。

湖山先生の青春時代は戦争一色だったそうです。戦争によって、夢を失い、家族を喪い、生きる意味を見出せず、どうしようもなく一人ぽっちだったと。

「あのときの私に君はよく似ていた」と湖山先生は言いました。

青山は湖山先生が、初めから自分を見ていてくれたことに涙がでました。真っ白な虚無の中にいた青山に「生きること」を教えてくれていたことに気が付いたのです。

青山は再び、筆を執ります。「菊を描くこと」に青山は集中し、ついに、心のままに、思いのままに、青山霜介の「菊」を描きあげ、湖山賞に出展しました。

その年の湖山賞受賞者として壇上に上がったのは、篠田千瑛でした。けれども、再びアナウンスがあり、「青山霜介」の名が呼ばれ、湖山賞と同等の審査員特別賞「翠山賞」を受賞しました。

展覧会終了後、青山は自分が描いた作品をもう一度眺めていると、湖山先生がどんな風に自分の心の中をみていたのかということがわかってきました。

青山は線を思い浮かべます。連綿と続く線の流れの中に、湖山先生は青山を組み込みました。

青山は長大で美しい一本の線の中にいます。線の流れは、いま、この瞬間も描き続けています。線は、青山を描いていました。

小説『線は、僕を描く』の感想と評価

筆を使った線で絵を描く「水墨画」。小説『線は、僕を描く』では、喪失感を抱えて生きている主人公・青山が、ひょんなことから水墨画を描き出し、水墨画に魅せられます。

両親を失い、空っぽになった青山の心に、水墨画は生き生きとした線を描いていきました。

本書は芸術にのめり込むことで人生を再起できた主人公の成長物語とも言えますが、注目すべきは、水墨画の特徴が随所で描かれていることでしょう。

水墨画の画材は、墨と筆と紙のみ。白と黒のみで表現された画のはずなのに、モデルの対象となる静物の色が浮かび上がり、色鮮やかな世界が広がります

一筆目のたった1本の線を引くためには、釘の頭のように根元を描く「釘頭」、蟷螂の腹のように線を膨らませる「蟷肚」、鼠の尻尾のように鋭く逃がす「鼠尾」3つの基本の描法があるそうです。

この一本目を決めたら次は二筆目と順番に描く線は、向きと太さと大きさ、それに掠れ具合もさままざまで、生命の息吹を感じるような変化を魅せます

簡単そうに思えて実は奥深い水墨画の世界。水墨画については素人の青山は巨匠と呼ばれる湖山先生から基本を習うのですが、その様がとても丁寧に描かれていました。

そして、水墨画を理解して描けるようになるにつれ、青山が抱いていた孤独感や喪失感は薄れていき、人として大きな成長を遂げます。

水墨画とは何か? その本質があますところなく描かれた芸術小説でした。

映画『線は、僕を描く』の見どころ


(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

小説の原作者は水墨画家の砥上裕將。お年寄りの趣味と思われがちな水墨画の魅力を、小説を通して広い世代に伝えたいという志をもって、本作品を書き上げたそうです。

その志はこの小説の映画化を希望した小泉徳宏監督に引き継がれています。

水墨画の映画を作るという小泉徳宏監督のもとに、2016年に製作した映画「ちはやふる」シリーズのチームが再結集し、日本古来の芸術の映像化に力を尽くしました。

「世界は変わっていく、自分も変わっていく。そんな中でも決して変わらない想いを、水墨画の研ぎ澄まされた表現とともに映画にしたいと思った」と撮影後に語る小泉監督

主演の横浜流星は、役作りのため撮影前に水墨画家・小林東雲のもとで1年以上の時間をかけて水墨画を学んだと言います。

「その日、その時の感情によって、描く線が変わる水墨画の無限の可能性に驚かされた」と、横浜流星は感想を述べています

水墨画の持つ繊細な魅力を理解した横浜流星が描く美しい線の描写……。

作品では、その修行の成果があらわれる見事な筆さばきが見られるそうですから、お見逃しなく。

映画『線は、僕を描く』の作品情報

【公開】
2022年(日本映画)

【原作】
砥上裕將:『線は、僕を描く』 (講談社文庫)

【監督】
小泉徳宏

【脚本】
片岡翔 小泉徳宏

【水墨画監修】
小林東雲

【キャスト】
横浜流星、清原果耶

まとめ

墨と水。そして筆だけで森羅万象を描き出そうという試みの水墨画。この水墨画と出合ったことで、深い喪失から立ち上がった青山を描いた物語『線は、僕を描く』をご紹介しました。

芸術というものを創り出す達成感、芸術を介して触れ合う人との温かい繋がり、また芸術に携わることの喜びも十分味わえる一冊です。

本作は、小泉徳宏監督によって映画化され、主演は『きみの瞳が問いかけている』(2020)、『嘘喰い』(2022)の横浜流星が務めます。

絵に命が吹き込まれたような凄みのある芸術作品の登場も、楽しみの一つです。

映画『線は、僕を描く』は、2022年10月21日(金)全国公開!

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