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Entry 2017/09/13
Update

映画『サラバ静寂』若葉竜也(トキオ役)演技評価と感想

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

音楽が禁止された世界で、音楽に出会ってしまった若者たちの姿を描いた映画『サラバ静寂』。

今作の主演ミズト役を務めたのは吉村界人。そしてトキオ役で共演を果たしたのは、映画『葛城事件』の演技が注目を呼び、第8回TAMA映画賞で新進男優賞を受賞した若葉竜也。

今回は若者たちのロードムービー『サラバ静寂』の紹介とともには、若手実力俳優の若葉竜也に注目します!

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1.映画『サラバ静寂』の作品情報

【公開】
2017年(日本映画)

【企画・脚本・監督】
宇賀那健一

【キャスト】
吉村界人、SUMIRE、若葉竜也

【作品概要】
俳優としても知られる宇賀那健一の監督として映画4作目となる作品。宇賀那監督は、2008年『発狂』にて海外から高い評価を得て、2016年『黒い暴動❤』はミニシアターやシネコンでも話題の劇場公開が行われました。

主演はミズト役には、『太陽を摑め』で主演を果たした吉村界人、トキオ役には『葛城事件』の若葉竜也。また俳優の浅野忠信と歌手のCharaの娘で、雑誌『装苑』モデルのSUMIREのスクリーンデビューにも注目。

2.映画『サラバ静寂』のあらすじ


(C)「サラバ静寂」製作委員会

音楽や映画、小説といった娯楽が一切禁止される法律「遊楽法」が施行された日本。

ネジ工場に勤務するだけのツマラナイ生活を過ごしていたミズトとトキオ。

ある日、2人は偶然にも根絶されたはずの音楽がたくさん保存されている廃墟を見つけました。

廃墟に通いつめることで音楽に魅了されていく2人は、未だに闇ライブが行われているという「サノバノイズ」の存在を知ります。

彼らはそこへ行くことを夢見て一緒に音楽制作に乗り出します。

そして、音楽を所持している罪で父親の命を奪われた女性ヒカリも、2人のいる廃墟へと歩みを向けていた…。

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俳優・若葉竜也(トキオ役)プロフィール


若葉竜也(トキオ役)

若葉竜也(わかばりゅうや)は、1989年6月10日に東京都練馬区で生まれの俳優。

堀越高等学校卒業していて、事務所はフライングボックス所属。

本名は最上竜也(もがみりゅうや)と言い、子どもの頃は大衆演劇のチビ玉三兄弟として知られた5人兄妹の三男です。

2000年に、5人兄弟がユニットを組んでいたのは大衆演劇で活躍した「新生若葉劇団」と名乗り、長男・若葉紫、次男・若葉市之丞、四男の弟・若葉克実、末っ子の妹・若葉美花子で俳優としての活動を行ってきました。

2007年7月放送のドラマ『探偵学園Q』の第4話、第5話とゲストで出演して、弟・克実と共演を果たしました。(第4話内には共演する場面は登場しない)

若葉竜也の代表作『葛城事件』(2016)

また、2016年に赤堀雅秋監督の映画『葛城事件』にて、第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を見事に受賞。

若葉竜也の演じた葛城稔役は、主人公の葛城清を演じた三浦友和の次男役で、21歳の稔は8人の命を奪う無差別殺人事件を起こして死刑囚となる役柄。

そのせいでリストラされる長男保を新井浩文、精神的に廃人になってしまう母親伸子を南果歩が演じています。また、死刑囚の稔と獄中結婚をする女性の星野役に田中麗奈が出演。

公開された当時、俳優・三浦友和の役者としてのさらなる新境地として話題になり、若葉竜也もそれに負けないほどの演技力で熱演を果たしました。

若葉竜也のフィルモグラフィ(映画)

『HINOKIO』(2005)
『恋する日曜日』(2006)横森直役
『Mayu-ココロの星』(2007)竹中太一役
『ブラブラバンバン』(2008)小島裕也役
『赤い糸』(2008)安田愁役
『恋極星』(2009)柏木大輝役
『ごくせん THE MOVIE』(2009)吉田竜也役
『雷桜』(2010)榊原秀之助役
『GANTZ』(2011)高橋光輝役
『GANTZ:PERFECT ANSWER』(2011)
『DOG×POLICE 純白の絆(2011)久坂亨役
『源氏物語 千年の謎』(2011)藤原惟光役
『旅立ちの島唄〜十五の春〜』(2013) 藤原克也役
『明烏 あけがらす』(2015)ノリオ役
『葛城事件』(2016)葛城稔役
『南瓜とマヨネーズ』(2017年)寺尾役
『曇天に笑う』(2018)霧生役

2018年に公開される宇賀那健一監督の『サラバ静寂』にトキオ役で出演した若葉竜也は、監督や現場について次のようなコメントを寄せています。

「同世代の監督、同世代の俳優、同世代のスタッフ。若い映画屋達のエネルギーが溢れてる。低予算だけど…。監督の宇賀那健一とは何年も前から知り合いで、一緒に自主映画を撮ったりしてたので、信頼していたし感慨深いものがありました。役を理解した!という「自惚れ」が一番怖いので、ワンシーン、ワンカット丁寧に話し合いながら撮影しました。面白いものになっていると思います。低予算だけど…。」

若葉竜也は繰り返しコメントの中で、“低予算”と面白おかしく語っていますね。

しかし、巨額な投資で作られた映画だけでは、映画に対する熱量や演技力は測ることはできません。

若葉竜也をはじめ、宇賀那健一監督、主演の吉村界人たちやスタッフまで含めた現場だからこそ、きちんと伝えたいという思いで作り上げられた“何かは必ずや存在する”はずです。

俳優や監督、そしてスタッフたちがワンシーン、ワンショットについて話し合いを丁寧に重ねたことは、スクリーンに映り出されるものです。

それは映画が工業製品ではなく、どんな作品も“自主映画という工芸品”を作るような手作りによって制作されているからだと思います。

そのことこそによって、同時代や同世代に何を語るのか。

あなたも一緒に今作『サラバ静寂』を見詰めてみませんか。低予算だけど…たぶん、何物にも変え難いはずです!

まとめ

俳優としての経験のある宇賀那健一監督が、若手俳優の若葉竜也や吉村界人とともに作り上げた、映画『サラバ静寂』の公開日は、2018年1月27日(土)、渋谷ユーロスペースほか順次全国公開予定。

どのように同世代に注目されるのか、楽しみな1作。先ずははあなたの目で今作を鑑賞しませんか。

ぜひ、お見逃しなく!

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