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Entry 2020/06/11
Update

岩井俊二映画『ピクニック』ネタバレ感想と考察。PiCNiCで描いたトラウマの境界線を越えた3人

  • Writer :
  • からさわゆみこ

岩井俊二監督が描く無垢で残酷な映像美『PiCNiC』

映画『PiCNiC』は、独特な世界観で描いた映像から、“岩井美学”と呼ばれる岩井俊二監督自ら脚本を手掛けました。

様々な事情で心に病を抱えた3人の若者が「精神病院」で出会いました。そこに集められた人々は規則正しい生活をして、そこで決められたルールに従い自分の心に描いた楽園の中で平和に暮らしています。

映画『PiCNiC』は、哲学的なツムジ、臆病なサトル、好奇心旺盛なココの3人が精神病院の敷地を囲む塀の上を伝い歩き、塀の切れ目の境界線から飛び出し“冒険”をする姿を通し、見せかけの優しさやえげつない大人の欲望と矛盾にまみれた世界をファンタジックに描いた作品です。

映画『PiCNiC』の作品情報

(C)フジテレビ・ポニーキャニオン

【公開】
1996年(日本映画)

【監督・脚本】
岩井俊二

【キャスト】
Chara、浅野忠信、橋爪浩一、鈴木慶一、六平直政、伊藤かずえ、山本ふじこ、佐山真理、武藤寿美

【作品概要】
ショートムービー『undo』(1994)『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(1993)のほか、日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞した『Love Letter』(1995)『スワロウテイル』(1996)など人気作品を制作した岩井俊二監督が、2016年『東京国際映画祭』のイベントで1994年頃の日本を“病院みたい”だと感じ、それを『PiCNiC』で表現したと語っています。

制作は1994年にされ1995年の公開予定の作品でしたが当時、阪神・淡路大震災や地下鉄サリンをはじめとするオウム真理教関連の事件、沖縄米兵少女暴行事件など、社会問題となったニュースが多発し、この年の公開は見送られ作品内で描かれた過激な暴力シーンなどをカットした上で1996年に日本ヘラルド映画より公開されました。

主演は映画デビューとなったミュージシャンのCHARAが務めています。また、W主演にはハリウッドでも活躍するまでとなった浅野忠信が好演を見せています。

他にもミュージシャン(ムーンライダース)の鈴木慶一や、個性派バイブレーヤの六平直政、大映ドラマで話題になった女優伊藤かずえなどが、岩井俊二の世界を怪しく盛り立てました。

ヨコハマ映画祭にて主演のCHARAが新人賞、浅野忠信が主演男優賞を受賞。国外ではベルリン映画祭にてベルリン新聞記者賞を受賞。

映画『PiCNiC』のあらすじとネタバレ

精神病院の患者が朝の日課のように、バラの花を1本1本道路に置いています。

そのバラはまるでお姫様の到着を歓迎するかのようでした。しかし、その並べられたバラの上を無情に1台の高級車が踏みつけて行きます。

主人公のココは両親に精神科の施設に連れて来られました。助手席にいたココは施設で待ち構えていた複数の看護師に、無理矢理に引きずりだされ「おかえりなさい。今日からここがあなたのお家よ」と言われます。

そして、不穏な笑顔の看護師達に連れて行かれる娘を「よろしくお願いします」と、一言だけ言って見送ります。

両親を見て「パパ!ママ!」と叫び激しく抵抗するココと、その様子を無表情で見つめる入所者達の顔が、希望のないこれからの生活を暗示させています。

ココは自分の個室で自分に何が起こりなぜここにいるのか、全く理解ができず鉄格子を握りしめ放心状態に陥っていました。そこに意地悪な看護助手が現れました。

看護助手は入院患者用の粗末な白い服に着替えるよう強要します。そしてココの髪から黒い羽の髪飾りを乱暴にむしり取り、持ち物を無造作に分別し、ココのお気に入りの黒い羽飾りのケープを奪い取ろうとしました。

それを死守したココは、鉄格子のある窓から空を飛ぶ無数の鳥たちを羨まし気に眺めます。

ココは「昨夜見た夢を描く」時間に建物の屋上でサトルから声をかけられます。サトルは入所したばかりのココに関心を抱き、隣り部屋のツムジに「もう、ずっと前から好きだった」と告げるのです。

ツムジは時々、不気味な男の幻影を見ました。その男は「担任の先生」を名乗り、「いくら誤魔化しても先生は何でもお見通しだぞ。お前はなんでそうやっていつも人のせいにばかりするんだ?」と言います。

「先生こそなんで生徒のことを信じられないんだよ!それでも教師かよ」ツムジはその男にいつも責め立てられていたのです。

その幻影は6月20日の雨の日にツムジが殺害した担任の先生でした。それ以来、ツムジはことあるごとに不気味な姿で現れる先生の幻影に苦しめられるようになりました。

一方、ココは自分の部屋の窓際で休むカラスを捕獲し何か作業を始めました。部屋のキャビネットにはココによく似た女の子と二人で写るフォトフレームが飾られています。

ココは薄明かりの部屋でカラスの羽をむしり取り、ケープに縫い付けていたのです。そして、黒い絵の具を取り出し白い入院服に塗りたくります。

ココがこの施設に入所したのは、その様子を両親に見られたからなのでしょう。そして、そんな奇行をするようになったのは、写真に写るココとよく似た女の子と関係するのです。

以下、『PiCNiC』ネタバレ・結末の記載がございます。『PiCNiC』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

「塀の外がダメなんでしょ?塀の上ならいいの」ココの無邪気な気持ちが3人の運命を動かし始めます。

次の日、カラスの羽をまとい黒装束になったココは、施設内を散策し落ちていた壊れた黒い日傘を拾います。それはココのお気に入りになりました。そして施設を囲む塀の上に登るツムジとサトルを見つけ声をかけます。

「何が見えるの?」ツムジが応えたのは「地球」でした。しかし、ココの目に映ったのは“タダの道”です。そしてツムジとサトルは塀の上を辿り歩きはじめます。

「どこに行くの?」サトルは「探検さ!君もおいでよ」と誘います。ツムジとサトルは塀の端に辿り着くと引き返してきます。

ココが「探検は?」と聞くと「してきたよ」とツムジは言いますが、物足りないココはその塀の端まで行くと2人に言うのです。

「まだ、先があるじゃない」サトルは「それ以上先は行っちゃダメなんだよ。まずいんだよ。そういうのは……」と、たじろぎながら言います。

ココは「塀の外がダメなんでしょ?塀の上ならいいの」そう言うと、ひらりとその先にある塀の上に飛び移り先の方へと進んで行きました。

それを見たツムジも境界を越えてココのあとを追いますが、臆病なサトルはただみつめるだけでした。

2人は途中で賛美歌を歌う子供たちの声で教会の塀の上で立ち止まります。ココは讃美歌を歌いツムジは黙って聴いています。

すると中から牧師が出てきてハシゴをかけ「ここに降りてきなさい」と言いますが、ツムジは「ダメだここからは降りれない」「どうして?」「そこは塀の上ではないからだ」と、言うと2人を見上げる牧師は「これは……天使が舞い降りたのか?」とつぶやきます。

牧師は2人のところまで登って行き話しかけます。ツムジは牧師に「神様なんていない。そんなの誰でも知っている。俺は毎日、祈っているけど何も叶えてなんかくれない」と言います。

牧師が何を祈っているのかを聞くと「地球が滅亡しますようにって……」と返し牧師は嘆きました。

それを聞いたココは「私、地球が滅びる日を知っているよ。それは私が死ぬとき」と言い、「地球は私が生まれた時に始まったから、私が死ぬときに一緒になくなるの。パパとママが神様で地球(私)を作ったの」と話しました。

ツムジは「でも、おまえその親から捨てられたじゃん」と言われ、ココは激しく捨てられてないと否定をします。

そんな2人に牧師は聖書を差し出します。ツムジはそれをもらい読みはじめ序文でツムジは神の存在を信じ、自分はもう救われたと思いました。

ココは地球を作ったのはパパとママだと信じて譲らず逆に「でも、救われるって何が救われるの?」問いかけますが、ツムジは聖書に没頭したままでした。

施設に戻った2人は女医と看護師らに拘束され、地下の保護室と呼ばれる場所で一夜監禁されます。

すっかり聖書に書かれていることを信じたツムジは「地球は滅亡する!この予言を朗読するものと、それを聞いてその言葉を心にとどめる者には幸いが…時が近づいているからだ」。

ココがそれはいつなのかと問い詰めた時、ツムジは聖書の発行日を見て「7月10日」と答えるのでした。

「じゃあ、地球の最後を見に行こう!」とツムジに言います。神を信じないから救われないと言われたサトルは必死にツムジに救いを乞います。3人は翌日地球最後の日を見に再び施設の塀を歩き始まます。

塀という塀を渡り歩き知らない世界へと進んでいく3人でした。ココは途中で投棄された人形をみつけツムジに拾ってもらい、サトルはそれを羨みます。

更に先へ進むと次はパトロール中の警官に遭遇しますが、3人を捕まえようとした警官は塀から落ちて身動きが取れなくなり、その隙にツムジは警官の拳銃を奪い取りました。

人形と拳銃を手に入れた2人を羨むサトルは、自分も何か探し出そうと道草をし始め、途中で2人からはぐれます。

サトルは、塀から足を滑らせ人気のない空地へ落下し、首の骨を損傷しそのまま絶命してしまいました。

やがて、ココとツムジの距離も広がっていきココはあの教会に辿り着き、聖歌隊の少女に拾った人形をあげると投げますが、拒絶するように少女たちは教会の中に逃げていきました。

一方ツムジは突然降り出した雨に怯え塀の上でうずくまっています。そこへココが合流し泣き叫ぶツムジに尋ねます。

「あんた人殺し? 匂いでわかるの。誰を殺したの?」「センゴクヤ先生……小学校の担任……やな奴だ。俺ばかり目の敵にして、毎日イジメられたよ」

ツムジは中学になっても高校に行ってもセンゴクヤが担任で毎日イジメられたと訴えました。しかし、そんなはずはなくツムジは中学に上がる頃から精神を病んでいて、担任の幻影を見始めたのでしょう。

とうとう6月10日の雨の日に小学校に侵入し、センゴクヤ先生を待ち伏せし背後から刺殺します。

そして、ココも告げるのでした。「私も人殺しだよ。私には双子の妹がいて……あいつ、顔も背格好も私にそっくりで私の真似ばかりするくせに、ココのことをニセモノだっていうの。ある日、確かめようってことになって首を絞め合って先に死んだ方がニセモノって決めたの。そしたらあいつ口から泡吹いて死んじゃった」

「清々したか?」とツムジに聞かれて「まぁね……でも、少しだけ罪の意識」とつぶやきました。

ツムジはセンゴクヤ先生は今でも許してくれないと苦しみ続けていました。だから、ツムジにとって雨の日はトラウマになったのです。怯えるツムジを見てココは言います。

「あんたの罪だって、私の罪だって今日でなくなっちゃうのよ!」とココはお気に入りの壊れた黒い日傘を投げ捨て「見て!地球最後の雨よ!」とツムジに言います。

それでも雨に怯え動けないツムジにココはキスをします。ツムジもまたココに救いを乞うようにキスします。

やがて雨は上がり2人は陸の良く見える防波堤の端にある灯台に辿りつき、空っぽのバスケットから見えないサンドイッチを取り出し美味しそうに食べ始めます。ツムジは聖書を読みます。

沈みゆく夕陽を眺めながら地球最後の日を待ちわびますが、ツムジは業を煮やし拳銃で太陽を爆発させようと発砲します。しかし、何も起こりませんでした。

ココは拳銃を奪ってこう言います。「ヘタクソ。やっぱり私が死ななきゃダメみたい。私があんたの罪を洗い流してあげる」そう言うと自分のこめかみに銃口をあてて引き金を引きます。

ココはツムジの腕の中に静かに倒れ込みます。

ココの黒い羽が夕陽に染まった赤い空に舞い上がり、ツムジは空に向かって何度も拳銃の引き金を引きますが、ココの頭を打ち抜いたのが最後の玉で、乾いた空砲の音とツムジの叫び声が夕焼けの赤い世界に虚しく響きました。

映画『PiCNiC』の感想と評価

本作品『PiCNiC』は、68分という短編映画です。

セリフは極端に少なく役者達の表情とバックに流れるピアノ演奏が淡々と流れる演出は、心の病と社会から隔離された小さな世界の中に、あらゆるメッセージが凝縮され、短編とは思えない長編のロードムービーを観終えた感覚があります。

岩井俊二監督はもともと小説家志望であったことから、映画の魅せ方も小説を読みながらその世界を想像している感覚にさせているように感じさせてくれます。

大学が美術学科専攻だったのも、小説を絵的な感覚で表現するためといわれています。

記事内の作品概要でも触れたとおり、岩井俊二監督は“日本は病院みたい”と語りました細かいルールと時間で管理された病院を日本に例え、純真無垢な患者は国民、医師や従事者を政治家や権力者に仕立てたと考えれば納得もできるでしょう。

また、撮影終了後の1995年におきたニュースの一端を見ても偶然でありながらも、その社会的な影響が映画の内容と重ねて観ることもできます。例えば天変地異が起きて、新興宗教のマインドコントロール、イジメや暴行などあらゆることがリンクしているように思えてうすら怖く感じます。

近代の日本社会は様々な闇を抱えています。インターネットやスマホの出現によってイジメのスタイルは変わり、顔が見えず匿名性の高い「ヘイト発言」にも発信者の心の闇があると言えるのではないでしょうか。

無償の愛を与えるべき親は幼い子供の命を奪い、信頼されるべき聖職者が不正を行う、弱気を挫き強気にへつらう構図は本当に地球が滅亡しなければ無くならないのだろうと、絶望させられます。

映画『PiCNiC』はそんな絶望的な人間の弱さと疚しさを、岩井俊二監督ならではの「岩井美学」を開花させ、無垢な残酷さを表現できた作品だといえるでしょう。

まとめ

本作は双子の妹を絞殺して心を失くし、 “親に見放され精神科施設に入所させられたココと、同じく心を病んだ青年達との無垢で儚い“冒険”の物語”でした。

無垢な子供達は大人の都合でいとも簡単に心や人生を捻じ曲げられてしまう。強い意志や興味に好奇心さえあれば、知らない世界へ行くことは難しくないけど、それには様々な困難や苦しみが伴い、それが正しい道だったのかどうかは最後までわからないと表現した作品です。

劇中に出てくる讃美歌は映画用のオリジナルで、シンガーソングライターのREMEDIOSが作った「Oh,Saviour」という楽曲です。

その歌詞は聖書を手にしたツムジが神からの救いを求め、曲がりくねった壁を伝って行った先で、夕陽の光の中にココという“Jesus Christ”が現れ救ってくれたという内容でした。

「Oh,Saviour…Oh,Saviour…」ああ、救世主よ…、ああ、救世主よ…と、何度も繰り返し歌われる場面を描くことで、悲しくも美しい効果を見る者に与え、救いようのないラストにさらなる追い打ちをかけ、強く印象深いものが残ります。


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