2015年に東京国際映画祭「アジアの未来」にて、アジア発の新進気鋭監督を発掘する部門で上映された『レイジー・ヘイジー・クレイジー』を紹介します。
エロ可愛いくって、それでいて繊細な乙女心を見せてくれる女性監督のジョディ・ロック監督の作品とは?
映画『レイジー・ヘイジー・クレイジー』の作品情報
【公開】
2017年(香港映画)
【監督】
ジョディ・ロック
【キャスト】
クォック・イッサム、フィッシュ・リウ、マック・チーイ、ツェ・シッチュン、グレゴリー・ウォン
【作品概要】
10代女の子3人の恋愛と嫉妬、そして裏切りといった揺れる乙女心を描いた香港・新進気鋭の監督ジョディ・ロックのデビュー作。
映画『レイジー・ヘイジー・クレイジー』のあらすじ
トレイシーとクロエは8歳の時からの親友。
その後、アリスも加わった仲良し女子3人組はいつも一緒に過ごしています。
クロエとアリスは援助交際でお金を稼いでいて、そんな2人の関係には独特の仲間意識が芽生えていました。
一方でトレイシーはそれが口惜しくて、幼なじみのクロエを自身ののもとに奪い返そうと作戦を練るのでしたが…。
ジョディ・ロック監督プロフィール
香港浸会大学で翻訳の学位を取得した後、2011年にパン・ホーチョン監督に出会い、まもなく彼女はバンに師事をします。
パン監督の制作会社Making Film Productionsに参加した際には、『恋の紫煙2』の脚本担当に抜擢。
また、同年、パン監督の『低俗喜劇』の共同脚本も担当。これらが香港電影金像獎の最優秀脚本賞にノミネートされるほどの才能を開花します。
今作『レイジー・ヘイジー・クレイジー』は東京国際映画祭の翌年2016年にも大阪アジアン映画祭で上映され、話題を集めた作品です。
オーディションで選ばれた主演の3人を、また、日本の劇場で見られるチャンスですね。
内容のモチーフがチョット過激なだけに、今の香港の女の子たちが吹かす、新しい風に注目しましょう。
まとめ
この作品作でプロデューサーを務めた師匠でもあるパン・ホーチョンは、女の子の3人はオーディションを経て決定。
香港の新世代や新感覚の香港映画の誕生にアジア映画ファンとしては注目したいですね。
今作が公開される劇場は、東京・吉祥寺に間も無く完成されるココマルシアターとなっています。
公式な公開日が決まり次第、当サイトでもお知らせいたしますね。
ぜひ、新しく誕生する映画館で、新感覚の香港映画を見たいものですね。お見逃しなく!