松本清張の没後25年を迎える2017年。
“清張史上最強”と言われる悪女が新テレビドラマとして甦ります。
1980年に刊行されて以来、これまでも映像化され、その度に高視聴率を叩き出してきた不朽の名作『黒革の手帖』。
今制作にあたり、女優・武井咲を主演に迎え華やかに撮影もスタート。
主演の武井咲のコメントやドラマを盛り上げるエキストラ募集情報などをご紹介します。
CONTENTS
1.『黒革の手帖』の歴代女優は誰が悪女を演じたか?
1978~80年に『週刊新潮』に連載された後、1980年に新潮社から単行本が刊行。
1982年1月に女優・山本陽子の主演でテレビ朝日にて連続ドラマ化、平均視聴率17.4%、最高視聴率18.6%を獲得しました。
1984年1月に女優・大谷直子の主演でTBSにて「花王 愛の劇場」の連続ドラマ枠にて放送されました。
1996年に12月に女優・浅野ゆう子の主演でテレビ朝日『松本清張特別企画・黒革の手帖』のタイトルで、2時間ドラマ「土曜ワイド劇場」で放送され、視聴率は18.1を獲得しています。
2004年10月にはテレビ朝日開局45周年企画として、女優・米倉涼子の主演で「木曜ドラマ」枠で連続ドラマ化され、こちらは平均視聴率15.7%、最高視聴率17.7%を獲得。
また、米倉涼子の場合は、ドラマがとても話題となったことから、放映が始まってほどなく「米倉と松本清張の3部作」という企画が出され、同じ枠で『松本清張 けものみち』『松本清張・最終章 わるいやつら』が制作もされました。
この『黒革の手帖』はいつに時代も、その時に旬で妖艶な女優が務めてきたドラマなのです。
2017年7月には満を持して今最も美しく旬な女優・武井咲で『黒革の手帖』は新しく甦ります!
2.『黒革の手帖』のあらすじと概要は?
この物語の舞台は愛と欲望が渦巻く街と言われる夜の銀座…。
原口元子は派遣社員として勤めていた銀行から、1億8千万円もの大金を横領しました。
その現金と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を元に、銀座に自身の高級クラブ「カルネ」をオープン。
何も後ろ盾はなく、自らの野望のためだけに突き動かされ若きママとして夜の世界を生き抜いていく元子だったが…。
松本清張の原作を映像化した際に、華やかで妖艶な女優たちが、原口元子の痛快な生き様や、社会の閉塞感に甘んじることなく、己の道を切り開いていく大胆さに圧倒されて魅了されてきました。
いつの時代にもドラマを見た視聴者を熱狂させ、“悪女”と謳われながらも、多くの女性たちの共感を得てきた作品です。
松本清張作品に初挑戦!武井咲が“稀代の悪女”を熱演!
今作で“稀代の悪女”である原口元子を演じるのは、松本清張作品に初挑戦となる注目の人気女優・武井咲。
『Wの悲劇』『瀬戸内少年野球団』など、様々な作品で主演を務めてきた武井咲が、地味な派遣社員から一転して夜の世界の蝶へと華麗に変貌する主人公を演じます。
また、今回は史上最年少の原口元子となることにも注目。初めて清張作品にチャレンジすることは大きなプレッシャーでもあるようですが、「この作品を機に成長したい」と意欲十分の武井咲です。
3.武井咲のドラマ出演の抱負は?
武井咲は松本清張の代表作『黒革の手帖』の原口元子を演じることに次のように述べています。
『黒革の手帖』という、これほどの大作。果たして自分に務まるのか、まして事務所の先輩である米倉涼子さんが主演をされた作品でもありますので、とにかくプレッシャーが凄いです。最初にお話をいただいたときは「やりたくない!(笑)」と不安で逃げ出したい気持ちにもなりましたが、今はようやく楽しみのほうが大きくなってきたかな…?
役柄上、和装でのお芝居も多くなるのですが、着物って着るだけで意識が変わりますね。これから本物の銀座を体験して、そこで得たものや所作などを役に反映させていきたいです。原口元子という女性の生き方は素直に「かっこいいな」と思いますし、悪い人間を蹴落としていく、という部分に気持ちよさを感じます。私はこれまで等身大の役が多かったので、エッジの効いた役、今までとはひと味違った役をできることが楽しみです。今回、元子という悪女を演じるということで、みなさんが抱く私のイメージも変わっていくかもしれませんが、その変化も怖くない、むしろそうならなくてはいけない、と強く思っています。
このような大作に挑戦することに多少の躊躇いはありますが、勇気を出して一歩踏み出すことでひとつ上のステージに引き上げていただき、そこでどれだけ自分が頑張れるかが勝負なのかなと思います。銀座のママ、悪女、という“大人の女性”な役柄のお芝居ができることを嬉しく思いますし、松本清張作品に出られることも、とても光栄です。この作品を機にひとつ成長できればいいなと思っています!
ぜひ、歴代の女優たちが自身の代表作として演じてきた『黒革の手帖』と、どのように違った演技を見せるのか?
また、原口元子を武井咲がどのように魅力的な悪女として見せるのか?ファンとしては注目をしたいですね。
4.『黒革の手帖』のエキストラ募集をしています!
テレビ朝日で木曜ドラマ『黒革の手帖』2017年7月スタートで毎週木曜の夜9:00~9:54に放映をしますが、現在エキストラの募集をしています。
【撮影場所】
6月23日、6月26日、7月6日の中で1日もしくは2日間、茨城県の県央某所にて行う予定。
ご応募締め切りは、撮影予定日3日前に設定します。8時集合夕方には撮影終了予定。
【エキストラの役柄】
通行人、お店前のお客様、店員、警備員など。(老若男女40名)
【演出上のお願い】
現代の現在の季節設定。キャラクター・ブランドなどの服装はNGです。
【食事】
撮影時間により手配いたします。
【応募方法】
メールで以下アドレス宛にご応募ください。(迷惑メール設定をお外しください)
pjiex@yahoo.co.jp
件名タイトル「黒革の手帳〇月〇日」として、以下の内容をお送りください。
〇は参加可能日
特にタイトルなし・返信内容が記入漏れなどはご参加頂けませんのでご了承ください。
1.お名前(カタカナフリガナ)
2.性別
3.年齢
4.当日連絡可能な番号(携帯)
5、メールアドレス
6、参加可能現場(23日・26日・7月6日 どの日でも可)お選びください。
7、参加交通機関(車・交通機関・徒歩)
8、顔写真 加工している写真はNGです。
(同伴参加希望の方がおられる場合は全員の4.5以外を)明記ください。
【応募締切】
締切は撮影日3日前の24時まで受け付けてます。多数ご応募頂いた場合は先着順ではありませんが早めにご応募いただいた方から選ばせて頂きます。
ご応募多数の場合は早めに締切る場合もございます。
ご参加をお願いする方のみ撮影前日18時までにご連絡致します。(連絡がない場合、今回のご参加は見送りとなりますので、ご了承ください。)
ご注意;撮影現場での見学・SNSへの写真投稿などは撮影の妨げになるばかりではなく、通行の方へのご迷惑・演者さんの演技の妨げとなりますのでご遠慮ください。
【応募、問合せ先】
みなさまのご応募お待ちしております!
Yプロダクション 担当谷口昭仁(やぐちあきひと)
pjiex@yahoo.co.jp
*当サイトは募集の情報のみ提供となっています。詳細は直接上記の担当者までお問い合わせくださいますよう、お願い致します。
まとめ
女優の武井咲が“銀座の女王”となる!松本清張の不朽の名作「木曜ドラマ『黒革の手帖』」。
テレビ朝日系24局ネットにて、2017年7月スタート!毎週木曜日の夜9:00~9:54に放映です。
武井咲が演じる“稀代の悪女”の魅力を、ぜひ、お見逃しなく!