Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

Entry 2018/05/07
Update

映画『いまを生きる』動画無料視聴はこちら!結末ネタバレと感想も

  • Writer :
  • 菊地ねね

映画「いまを生きる」第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した作品。

誰しもが経験する青春時代の儚さ。そして自分自身の目指す夢と親からの期待、厳しい学校教育のありかた、今とはなっては懐かしいあの時代を描きます。

映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

映画『いまを生きる』の作品情報

【公開日時】
1989年(アメリカ映画)

【原題】
Dead Poets Society

【監督】
ピーター・ウィアー

【キャスト】
ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク

【作品概要】
1959年のニューイングランド・バーモント州にある全寮制の名門進学校『ウェルトン・アカデミー』の学生たちの愛と青春のドラマを、『刑事ジョン・ブック 目撃者』や『モスキート・コースト』で知られるピーター・ウィアー監督が描きます。

新任の英語教師ジョン・キーティングは、ノーラン校長の指導の元に厳格な規律に縛られている学生たちを見て、型破りな授業を通して詩の美しさや人生の素晴らしさを生徒に伝えます。

次第にキーティングに惹かれていく生徒たちは、彼がかつてこの学校の学生だった頃に作っていた「死せる詩人の会」という同好会を復活させ、自分がやりたいことは本当はなんなのか自覚していきます。

英語教師ジョン・キーティング役に『グッドモーニング, ベトナム』のロビン・ウィリアムズが務め、イーサン・ホークほか共演。

映画『いまを生きる』のあらすじとネタバレ

全寮制学院「ウェルトン・アカデミー」は、エリートを多数輩出してきた名門進学校。

ノーラン校長の元厳しい戒律の元、生徒たちは大量の詰め込み教育を強いられていました。

1959年、この学校にOB生であるジョン・キーティングという新任の英語教師が赴任してきます。

キーティングは初回の授業で今までの授業で使われていた「プリチャードの教科書」を破り捨てろと生徒たちに言い放ち、ラテン語で「Carpe Diem(今を掴め、いまを生きろ)」と言い、自分で考えることの重要性を説く授業を始めます。

ある日の授業ではキーティングは突然机の上に立ち、「常に物事は別の視点で見なければならない」ということを伝えます。生徒たちも実際に机の上に起立させ、降りようとした際には「ちゃんと上から周りを見渡してみろ」と言います。

彼の独特で斬新な授業に初めは戸惑う生徒たちでしたが、次第に彼の言葉や行動に刺激され、新鮮な思考や規則や親の期待に縛られない自由な考えに目覚めていきます。

ある日、生徒のニールは学校の古い学生年鑑を読み、キーティングが「死せる詩人の会」というクラブを学生時代に作っていたことを知ります。

ニールは友人のダルトンやノックス、そして転校生でルームメイトであるトッドたちを誘い、学校の近くの洞窟でひっそりとクラブを再開させます。

そして、彼らは自分たちを語り合うことで、自分が本当にしたいことは何なのか自覚していきます。

ノックスは偶然知り合ったクリスという女の子に恋をし、ダルトンは女子学生を学院に入学させるべきだという考えを持つようになります。

ニールは俳優を志し、『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決意。

生徒たちが自主性を持っていくことを問題視した学校側は、次第にキーディングに目をつけるようになっていきます。

キーティングに背中を押され『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決意したニールは、演技の技術を着々と身に着けていました。

しかし、舞台も近づくある日父親が宿舎に押しかけ絶対に出るなと叱責します。

今まで父親の言うことに従ってきたニールでしたが、どうしても出たいという気持ちは抑えきれません。

父親の反対を押し切り舞台で見事主演を演じ、舞台は大成功に終わります。

しかし、舞台を見てもなお、父親は反対を覆すことはなく、父親は勝手にニールを陸軍士官学校へと入学させる手続きを取ります。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『いまを生きる』ネタバレ・結末の記載がございます。『いまを生きる』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
舞台を見に来ていた父親に腕を引かれ家へと帰る道で、勝手に陸軍士官学校に転校する手続きを取ったと知ったニール。

彼は自由を奪われたことに絶望します。

強制的に俳優への道が絶たれてしまったことは、ニールにとって死んだも同然。

ふらふらとした足取りで父親の部屋に向かうと、引き出しに隠れていた拳銃を取り出し自死します。

キーティングと「死せる詩人の会」の残ったメンバーたちは、ニールのこの事件について責任を問われることになります。

学校側の見解は「責任はすべてキーティングにある」というのです。

教師たちは無理やりこの見解に承諾するように指示。この指示は暗にサインをしなければ退学させるというものです。

キーティングが思惑通りに解雇され、新しい英語教師の授業が始まりました。

教師は破り捨てた「プリチャードの教科書」を開けと言います。

誰も開くことの出来ない教室にいらだちを覚える教師でしたが、そこにキーティングが荷物を取りにやって来ます。

最後になるキーティングの姿に、「死せる詩人の会」のメンバーであった一人が立ち上がります。

そして、机の上に起立して「あなたは私の師です」と叫びます。

その姿を見て、またひとり、またひとりと机の上に起立する姿を見て、キーティングはただ静かに「ありがとう」と答えました。

『いまを生きる』の感想と評価

青春時代の切なさ、世界の狭さを本当にうまく表現した作品であり、10代の思考のみずみずしさ、親への反発の気持ち、淡い恋愛、誰もが経験したことのある学校生活が詰まっている作品です。

そして、忘れていたその経験を思い出すことで、自分の生活や仕事などに新しい意味を見出しすことが出来る映画であります。

今なんとなく仕事をして生活を送っている人、やりたいこともなく、ただ毎日のルーティーンをこなすだけで学校に通っている学生の皆さん、一度「人生のすばらしさ」について考える機会としてこの作品を見るのはとても有意義な時間になるのではないでしょうか。

▼U-NEXTで『いまを生きる』は見られます。
映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

映画『いまを生きる』を見るならU-NEXTがお得!

映画『いまを生きる』は、PandoraやDailymotionのサイト内で、すでに削除されてしまい、見れなくなってしまっている場合があります。

そんな時は動画配信サイトのU-NEXTが、公式にアップロードをしている作品を視聴する方が安心安全です。

U-NEXTは月額たった1,990円で12000本以上の映画やドラマ動画が視聴できる日本の動画配信サービス!

劇場にまで出かけて映画を観ても一般鑑賞料金1,800円と、交通費や食事代もかかってしまい、それらを含めれば、U-NEXTが安いのがお分かりいただけますね。

しかも登録すると雑誌70誌以上も読み放題になっちゃうんです。

映画館だけでなく、レンタルDVD屋さんを利用したり、毎月雑誌を買ったりすることを考えれば、かなりお得なサービスですよね。

さらに有料会員になると毎月1,000ポイントがもらえます!

もちろん!そのポイント使用すれば『いまを生きる』以外の作品も無料視聴視聴することもできます

映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

【U-NEXT】のメリットとは

U-NEXT最大の特徴はなんでしょう?それはDVD発売やレンタル開始と同時に最新作が見られる点です。

しかも、作品中にはレンタル開始前に配信されるものや、一部の映画には劇場公開されない特典映像ある作品も配信されることもありました。

もちろん最新作は多くは有料とはなりますが、面倒なDVDの返却の手間がかからない忘れてしまっても延滞料金もない、これだけでもDVDレンタル店に行くより断然便利でお得ということです。

【お得情報】今ならポイントがもらえ、有料作品に使える!

U-NEXTは有料会員になると毎月1,000ポイントが支給されますが、なんと!無料お試しに登録するだけでも600ポイントがもらえます

ほかにもメリットはあるんです!

動画配信のライバル社のNetflixやhuluと違い、U-NEXTは国内の動画配信サービスです。

そのため見逃してしまった国内ドラマや、劇場に観に行けなかった邦画、アニメのラインナップが豊富に用意されています。

また、NHKオンデマンド作品も入っているので、話題の大河ドラマや人気ヒロインの朝ドラも見られ、ドキュメンタリー番組もけっこう充実しています。

▼U-NEXTで『いまを生きる』は見られます。
映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

まとめ

10代後半から20代前半にかけて、モラトリアム期間であるとよく言いますが、自分について考える猶予をもらっている時間だと考えるのが正しいでしょう。

クラブを作らないまでも、一度は「自分ってなんだっけ?」「何がしたくて生きているのだろう?」と思考をめぐらす夜が貴方にもあったはずです。

大人になってしまった皆さん、規律に縛られて生きていませんか?あなたの生活の教科書は「プリチャードの概論」のようになってはいませんか。

若いころのような思考のみずみずしさ、新鮮さを思い出すために、今一度この作品を見てみるのも良いかもしれません。

▼U-NEXTで『いまを生きる』は見られます。
映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

教師と生徒の交流を描いた映画の名作『いまを生きる』を見るのに、パンドラTV(Pandora)やデイリーモーション(Dailymotion)で視聴するのも、1つの方法かもしれませんが、最近では動画リンクが削除されている場合も多いのです。

そこで動画がストレスなく見られる公式動画配信サイトのU-NEXTで、動画をサクサクと観られ、ウィルスなどの心配もない安心安全の高いに環境をオススメします!

【どこにいても映画『いまを生きる』は見られます!】

U-NEXTの動画は自宅でのパソコンの視聴だけでなく、スマホやタブレットにダウンロードして、どこでも持ち歩き観ることができます

ネットを使わなくてもオフラインで視聴できますので、速度制限を気にする必要がないのはありがたいサービスです。

あなたのライフスタイルに合わせて、お好きな場所で都合の良い時間に気になる作品が観ることができますね

映画『いまを生きる』を
U-NEXTで今すぐ無料で見る

※紹介している情報は2018年5月時点のものです。配信作品の状況が変わっている可能性もありますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。

関連記事

ヒューマンドラマ映画

ホン・サンス映画『それから』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

韓国のホン・サンス監督の『それから』が、6月9日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次ロードショーされています。 ホン・サンスが女優キム・ミニと組んだ三 …

ヒューマンドラマ映画

映画『永遠の1分。』感想評価と解説レビュー。曽根剛と上田慎一郎がタッグを組んだお笑い路線の東日本大震災作品

映画『永遠の1分。』2022年3月4日、東京・池袋シネマ・ロサから全国公開 『カメラを止めるな!』の曽根剛と上田慎一郎のタッグで、“東日本大震災”と真摯に向き合った最新作『永遠の1分。』をご紹介します …

ヒューマンドラマ映画

韓国映画『ありふれた悪事』あらすじと感想レビュー【ソン・ヒョンジュ】

1987年―韓国激動の時代―、一人の平凡な刑事が、大統領直属の情報機関による陰謀に巻き込まれていく衝撃作『ありふれた悪事』をご紹介します。 モスクワ国際映画祭で、主演男優賞と最優秀アジア映画賞の二冠を …

ヒューマンドラマ映画

嘘を愛する女あらすじとキャスト!原作はある?長澤まさみ主演映画

TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILMにて、2015年初代グランプリ受賞したミステリー&ラブストーリー作品企画の映画化が遂にクランクアップ。 監督脚本を担当するのは長編 …

ヒューマンドラマ映画

映画『浅田家!』ネタバレあらすじと感想評価。実話を基に二宮和也が中野量太作品に挑む

写真は思い出を残すだけでなく 時には、今を生きる力になる。 家族を巻き込みコスプレ写真集を出版した写真家・浅田政志の実話をもとに、中野量太監督が実写映画化。 主人公・政志を二宮和也が演じるほか、物語の …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学