中間感情・中間表情で生きているタコの皆さん、テンション上げて生きましょう!
三木聡ワールド炸裂、爆音!爆上げ!ハイテンション・ロック・コメディがいよいよ公開となりました。
驚異の歌声を持つロックスター「シン」と、超小声ストリートミュージシャン「ふうか」が、出会ったとき奇跡のロックが鳴り響く!えっ?ラブストーリーなの?!
とにかく曲を聞いて欲しい!グループ魂のメインボーカル・破壊こと阿部サダヲのクセになる歌声と、吉岡里帆の歌声初披露、絶叫歌姫に注目です。
CONTENTS
映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【監督】
三木聡
【キャスト】
阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二、片山友希、中村優子、池津祥子、森下能幸、岩松了、ふせえり、田中哲司、松尾スズキ、PABLO、KenKen、SATOKO、富澤タク、KATARUNABO、清水麻八子、マーガレット廣井、Katzuya 、Shimizu、Kenzoooooo
【作品概要】
「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」などのTVバラエティを数々手掛け、映画「転々」「図鑑に載ってない虫」、テレビドラマ「時効警察」など、コメディ色が強い話題作を世に送り出している三木聡監督の、約5年ぶりとなる新作映画。
コメディの王様・阿部サダヲと、正統派清純女優・吉岡里帆が初共演のハイテンション・ロック・コメディ。
映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の主題歌について
主題歌「人類滅亡の歓び」
作詞を手掛けたのは、いしわたり淳治。ロックバンド「SUPERCAR」のメンバー。現在は音楽プロデューサーとして、チャットモンチー、9mmParabellim Bullet、ねごと、GLIM SPANKYなどを手掛け、作詞家としても活躍中です。
作曲を手掛けたのは、ロックバンド「L’Arc~en~Ciel」のカリスマボーカル・HYDE。2008年にはロックユニット「VAMPS」の活動後、2017年活動休止となるが、現在はソロ活動を展開中です。
演奏するバンド名は「SIN+EX MACHiNA」。
メンバーは、ボーカル/SIN(阿部サダヲ) ロックバンド「グループ魂」メインボーカル・破壊としても活動中。グループ魂は、宮藤官九郎、皆川猿時、三宅弘城など個性派揃いのコミックロックバンド。コントと笑いのMCを織り交ぜたライブは、数々のフェスでも大人気。
ギター/PABLO ラウドロックバンド「Pay money To my Pain」のギタリスト。バンド休止後は、プロデュースやライブサポート、楽曲提供など幅広く活躍中です。
ベース/KenKen LIFE IS GROOVE、RIZE、Dragon Ashなど多数のバンドで活躍しているベーシスト。また、映画やCMなど俳優としても話題作に続々と出演しています。
ドラム/SATOKO ロックバンド「FUZZY CONTROL」のメンバー。また、DRAMS COME TURE、稲葉浩志、スガシカオなど多数のライブサポートドラマーとしても活躍中。さらに、画家として個展も開催するほどの才女。
名だたるメンバーで構成された「SIN+EX MACHiNA」。曲の美しさと演奏のすごさはもちろん、マリリン・マンソンを思わせるビジュアルとパフォーマンス、そしてステージセッティングまでカッコイイです。
阿部サダヲらしい全力演技と全力ボーカルで、スリッパを投げなくても、テンション上がるステージに陶酔すること間違いなし!
映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』のあらすじとネタバレ
「SINが復活するって!」と工事現場の作業を投げ出してライブ会場に向かうほど、誰もが彼の声を待っていました。
ファンの呼ぶ声に最高のパフォーマンスで答えるシン。
♪人類が滅びる夜に 絶頂と歓喜の雨 愛という名のゴミよYeah Yeah
人類滅亡の歓びが最高潮に達する時、シンは大量の血を吐き出し倒れてしまします。
シンの驚異の歌声は、声帯ドーピングという方法で作られた声だったのです。ドーピングのやりすぎで、喉の筋肉が裂けはじめ、このままでは声すら失ってしまう状況のシン。
一方その頃、夜の街ではストリートミュージシャン「ふうか」が歌っていました。
「私、超能力が使えるんですよね。そんな、超能力のうた。❛夏風邪が治らなくて❛聞いてください。」
♪夏風邪が治らなくてー 風邪が治ったら 掃除しなくちゃ 作詞/作曲 安倍勇磨(nver young beach)
歌いだしたその声は、超小声。集まっていた観客は、聞こえねーし、と帰ってしまいます。
雨の中、ピザ屋のバイクで逃げだしたシンと、バンドを追い出されたふうか、二人が衝突事故で出会います。倒れたシンをドクターの元に連れていくふうか。いったい彼は何者なのか?
ひょんなことから距離が縮まっていく二人。シンはふうかに大きな声を出させるために、纏わりつきます。
感情を表に出さず、なんだかんだ言い訳をつけて動かないふうかに、シンは「やらない理由を見つけてんじゃねーよ!」と叱咤し続けます。
シンはふうかに、幼い頃の自分の姿と、悲劇で声を失くした妹のことを重ねていたのでした。
シンは声帯ドーピングが世間にばれ、ツアーをすっぽかし、関係者から追われることに。さらに、マネージャーの策略で、口パク疑惑まで浮上。最後の声を振り絞り、レコーディングを終えたシンは、自ら姿を消します。
最後に、自分の素の声を覚えていてほしい。シンはふうかに歌いますが…。
♪アベマリア
映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の感想と評価
声帯ドーピングで驚異の歌声を持つロックスターと、超小声ストリートミュージシャンという今までにない組合せが面白い。
また、三木組お馴染みの、ふせえり、松尾スズキ、麻生久美子、田中哲司のクセが強い演技と、それに負けず劣らず、クセ者役がハマり役?千葉雄大のぶっ飛び感が新鮮です。
三木監督ならではの、ゆるーい笑いがぎっしり詰まった作品で、阿部サダヲと吉岡里帆のテンポの良いセリフ回しもみどころです。
まとめ
こんな、ハイテンション・爽快ムービーを待っていた。ボケにボケにボケ。観る人がツッコんでください。
阿部サダヲの真面目にやればやるほど面白い?!演技と、笑いの小ネタの多さに、ツッコみまくりの107分!
観ない理由が見つからない!テンション上げてご覧ください。