“自慢の新車”が制御不能で止まらない!!!
家族の絆が試されるハートフル密室コメディ『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』をご紹介します。
CONTENTS
1.映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』の作品情報
【公開】
2016年(フランス)
【原題】
A fond
【監督】
ニコラ・ブナム
【キャスト】
ジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョ、ジョゼフィーヌ・キャリーズ、スティラノ・ルカイエ
【作品概要】
2015年のフランス映画『真夜中のパリでヒャッハー!』を手掛けたニコラ・ブナム監督が、アカデミー賞を受賞した『アーティスト』のプロデューサーであるトマ・ラングマンとタッグを組んだコメディ作品。
主演にはジョゼ・ガルシアを迎え、その他にもアンドレ・デュソリエやカロリーヌ・ヴィニョなどの実力者が脇を固めている。
2.映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』のキャスト一覧
トム・コックス / ジョゼ・ガルシア
フランス・パリにて1966年に生まれたジョゼ・ガルシアは、1984年から演劇を学び始め、クロード・ルルーシュ作品でおなじみの俳優フランシス・ユステールに師事していました。
その後、俳優であり映画監督でもあるアントワーヌ・ドゥ・コーヌにその才能を見出され、テレビでコメディにと徐々に頭角を現し始めます。
そして、1989年のコリーヌ・セロー監督作品『ロミュアルドとジュリエット』でスクリーンデビューを飾ることに。
1997年には『原色パリ図鑑』にて、セザール賞の有望若手男優賞にノミネート。
以降、『Jet Set』(2000)などのコメディ作品に出演し、トップスターの座へとのぼりつめました。
以降、『ル・ブレ』(2002)や『ユートピア』(2003)、コンスタンティン・コスタ=ガヴラス監督の『斧』(2005)などに出演し、存在感を発揮。
最近でも『グランド・イリュージョン』(2013)や『フレンチ・ラン』(2017)など、常に話題の作品に出演し続けていますね。
そんなジョゼ・ガルシアが本作で演じるのは、整形外科医の父・トム。
かつては志高く学問に燃えていましたが、今では豊胸手術とシワ取りで大儲けをしているというキャラクターのようですね。
今回は本物の車に乗車しながら(なおかつ走りながら)撮影するという手法をとったそうで…
「この撮影をグリーンバックでやるのなら、がっかりしただろうね。しばしばコメディでは、要求が大きくて多すぎるという問題があって、出来っこないと諦める事が多い。でも監督は技術的に完璧を目指して自らハードルをあげたんだ。もしもこの映画を他の誰かと撮るんだったら、私は引き受けていなかったろうね。」
(公式サイトより引用)
…ジョゼ・ガルシアはこのように語っておられました。極限まで緊張感を追求した中で一体どのような演技を見せてくれているのか…要注目です!
ベン / アンドレ・デュソリエ
1946年生まれで現在71歳のフランス人俳優アンドレ・デュソリエは、フランス国立高等演劇学校にて演劇を学び、俳優としてのキャリアをスタートさせました。
1972年にはフランソワ・トリュフォー監督のコメディ映画『私のように美しい娘』にメインキャストとして出演を果たします。
1974年にはクロード・ルルーシュ監督の『マイ・ラブ』、1985年にはコリーヌ・セロー監督の『赤ちゃんに乾杯!』などに出演し、評価を高めることに。
その後、アラン・レネ監督の『メロ』(1986)や『恋するシャンソン』(1997)に出演。
2001年には、日本でも大ヒットしたジャン=ピエール・ジュネ監督作品『アメリ』でナレーションを務めたことも記憶に新しいですね。
2009年のアラン・レネ監督作品『風にそよぐ草』では、サン・ジョルディ賞外国俳優賞を受賞。
最近でもレア・セドゥ主演の『美女と野獣』(2014)に出演しており、名監督たちに愛されてきた俳優としてその名を轟かせていますね。
今回アンドレ・デュソリエが演じるのは、空気の読めないやっかいなトムの父・ベン。
“運命の人”を探し続けて、なんと10年で30人もの女性に振られたという恋愛遍歴を誇るべンが死を覚悟した際に漏らした秘密とは一体…!?
ジュリア / カロリーヌ・ヴィニョ
フランス人女優カロリーヌ・ヴィニョは、1975年1月27日生まれで現在42歳
これまでには主にテレビドラマの世界で活躍しており、短編ではあるものの『Les petits joueurs』(2013)という作品がスクリーンデビューとなったようですね。
本作『ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走』が初の長編映画出演となっています。
そんなカロリーヌ・ヴィニョが演じているのは、精神科医で現在臨月を迎えている母・ジュリア。
怒りっぽい性格で一度キレると手が付けられなくなってしまうという性格の持ち主のために、どうやらとんでもないことが巻き起こってしまうようで…。その辺りが注目ポイントになりそうですね!
3.映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』のあらすじ
待ちに待った夏休みを迎えることとなったコックス一家。
一家は、整形外科医の父トム、妊娠中(臨月)の母ジュリア、そして独特な感覚の持ち主である9歳の娘リゾン、一番下には活発な7歳の息子ノエの4人家族でした。
豊胸手術やシワ取りでボロ儲けしているトムは、“未来のシステム”を搭載した新車「メデューサ」を手に入れて、浮かれ気分の真っ只中。
祖父のベンも引き連れて、自慢の新車でバカンスへと出掛けていきます。
ところが、出発して間もなく、最新機能満載の新車があっさり故障してしまったのです。
ブレーキが故障し(おまけにペダルが外れてしまった!)、車は160kmの超もスピードでハイウェイを駆け抜けます。
そんなどうにもならない極限状態の中で、死を覚悟した家族は次々に“驚愕の秘密”を暴露していくことに。
もはや家族の存続が危ぶまれる危機を迎えた車中の一方で、前方には人類史上最大の渋滞が待ち受けていたのです!
果たして、コックス一家はこの絶体絶命の危機を乗り切ることが出来るのか!?
そして彼ら家族の襲う運命とは一体…!?
4.映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』公開はいつから?
映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』は、2017年7月22日(土)より劇場公開がスタートします。
前売り券の発売はすでに開始されており、各劇場窓口の他、「major」にてオンライン購入が可能です。
公開される劇場につきましては、現時点で全国26ヶ所での上映が決定しておりますが、各劇場によって公開開始日が異なりますので、注意が必要です。
7月22日(土)より公開が開始される劇場は以下の8館のみとなっています。
ディノスシネマズ札幌劇場(北海道)
ヒューマントラストシネマ有楽町(東京)
ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)
伏見ミリオン座(愛知)
シネ・リーブル梅田(大阪)
京都シネマ(京都)
シネ・リーブル神戸(兵庫)
KBCシネマ(福岡)
その他、詳細につきましては映画公式サイト劇場情報にてご確認ください。
5.映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』試写会はある?
映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』の試写会は、2017年7月13日(木)に開催が予定されています。
すでに応募は始まっており、締め切りが迫っているものもございますので、詳細につきましては以下をご参照ください。
試写会情報
開演日時:7月13日(木)開演:18時30分~(開場:18時~)
上映場所:大阪商工会議所7階・国際会議ホール(大阪市中央区本町橋)
(最寄駅:地下鉄・堺筋線「堺筋本町」駅もしくは谷町線「谷町四丁目」駅)
① スポニチ名画試写会
招待者数:350組700名様
応募方法:WEB(http://www.sponichi.co.jp/osaka/cinema)
締め切り:6月28日(水)
② Lmaga.jp
招待者数:5組10名様
応募方法:WEB(https://www.lmaga.jp/present/25421/)
締め切り:7月4日(火)
② KissPRESS
招待者数:5組10名様
応募方法:WEB(http://kisspress.jp/presents/391/)
締め切り:7月5日(水)
また、この他に「青山シアター」が企画するオンライン試写会も行われる予定となっています。
詳細につきましては「青山シアター公式HP」にてご確認くださいませ。
6.まとめ
『真夜中のパリでヒャッハー』が本国フランスで大ヒットを記録した監督のニコラ・ブナム。
『アーティスト』の製作に携わったトマ・ラングマンが名を連ねていることもあり、日本ではまだそれほど知られていないニコラ・ブナムの名が、本作を機に広まっていくことになるのでしょうか!?
注目の映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』は、2017年7月22日(土)より劇場公開がスタートします。ぜひ劇場でハートフルでエキサイティングな密室コメディをご覧ください!