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Entry 2019/08/16
Update

Netflix『全裸監督』第7話あらすじネタバレと感想。村西釈放の1億円の出どころとは?|パンツ一丁でナイスですね〜!7

  • Writer :
  • 白石丸

連載コラム『パンツ一丁でナイスですね〜!』七丁目

Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が2019年8月8日より配信中です。

伝説のAV監督村西とおるを描いた本シリーズ。

このコラムでは1話づつ、ネタバレありのあらすじを含め、解説しています。今回取り上げるのは第七話「終わっちゃいない」。

懲役370年をくらった村西を仲間たちは救うことが出来るのか?そして香とトシにも予想外の自体が待ち受けていました。

【連載コラム】『パンツ一丁でナイスですね〜!』記事一覧はこちら

ドラマ『全裸監督』の作品情報


Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』

【総監督】
武正晴

【監督】
河合勇人、内田英治

【原作】
本橋信宏

【脚本】
山田能龍、内田英治、仁志光佑、山田佳奈

【キャスト】
山田孝之、満島真之介、森田望智、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、吉田鋼太郎、板尾創路、余貴美子、小雪、國村隼、玉山鉄二、リリー・フランキー、石橋凌

【作品概要】
80年代、ビニ本ブームを爆発させ、49番目の体位“駅弁”を生み出し、AVという言葉を日本に定着させた男・村西とおる。

エロで外交問題を起こし、前科7犯、アメリカでは懲役370年を求刑された生きる伝説を描く、Netflix限定配信ドラマ『全裸監督』が配信中です。

村西を演じるのは日本を代表する怪優となった山田孝之。

村西と深い絆で結ばれる有名女優・黒木香を演じるのはオーディションで抜擢された森田望智。

その他、満島真之介、玉山鉄二、リリー・フランキーをはじめ、カメオ出演まで含めてそうそうたる豪華キャストが出演しています。

総監督は『百円の恋』(2014)『リングサイド・ストーリー』(2017)『銃』(2018)の武正晴。

演技、演出と同じく、80年代の日本を見事に再現した美術も見所のひとつ。

すべてが世界基準のアウトロー一代記です。

ドラマ『全裸監督』第七話「終わっちゃいない」のあらすじとネタバレ

ジャズバーで池沢、古谷、武井が会合をしていました。

池沢は、村西の370年求刑が事実上の死刑宣告だと上機嫌。

武井は裏組織の摘発に熱心な理由を聞かれ、池沢の商売敵を潰してるだけだと笑います。

武井は古谷がトシを気に入っていることを気づいており、余計なことをすると間違って摘発してしまうかもと冗談交じりで脅しました。

世間では昭和天皇が危篤状態になったことで大騒ぎになっていました。

ハワイで村西が収監されて3ヶ月、釈放には1億円が必要ということになり、日本では川田やトシや三田村が資金繰りに走り、順子とラグビーが別の現場で働いていましたが全く足しになりません。

川田は黒木香のデビュー作『SMぽいの好き』をもう一度発売できないか考え始めます。

しかしトシはそれが売れるとは思えず、古谷と手を組んでサファイア映像の作品を裏で流すと言いました。

川田は止めますが、トシは聞き入れません。トシは川田との話し合いを切り上げ、自分のやり方で金を集めると出ていきました。

その頃、黒木香は池沢の元を訪れ、ポセイドン企画との専属契約を結ぼうとしていました。

彼女なりに村西を助けようと考えていたのですが、池沢から腋毛は剃れと言われ戸惑います。

自分の企画を売り込もうと各社を回っていた三田村は、かつて村西のデビュー作の主演を飾った奈緒子に偶然出会います。

彼女はOLになっており、昔を懐かしんでいました。三田村は奈緒子と今度飲みに行く約束をします。

川田はビデオ屋メルヘンの店長和田に作品を置いてくれないか掛け合いに行きますが、危ない橋は渡れないと断られてしまいました。

そしてトシは事務所のマスターテープを勝手に持ち出して、古谷に渡してしまいます。古谷はトシをある場所まで案内します。

川田が事務所で悩んでいると、黒木香が相談をしにやってきました。

彼女は、ポセイドン企画の誘いは断り、村西を保釈するために自分の作品を売り出せないか考えていたのです。

売れる保証がないと流通できないため、川田は逡巡しますが、香は自分がメディアに出て宣伝すると提案。

世間の目を気にする川田に、香は「村西監督とならAV女優のイメージも変えられると思う」と語りました。

家に戻った香は母・加代にもそのことを話しますがあしらわれます。

村西を愛しているという香に、加代はあなたに愛はわからないと返しますが、香は、不倫して自分を授かった母のことを指摘。

一度激高した加代は、その後淡々と語り出します。

「あなたが生まれてから彼は私を愛さなくなった。あなたと一緒に暮らしていればいつか彼が帰ってくると思っていた」

香は母の愛が自分に向いてなかったことを悟り、加代に別れを告げて家を出ていきました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『全裸監督』第七話「終わっちゃいない」ネタバレ・結末の記載がございます。『全裸監督』第七話「終わっちゃいない」をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

その頃、トシは古谷に連れられて歌舞伎町の裏の風俗店に来ていました。

店のさらに奥に行くと、そこには3人の裸の女性が。古谷の組織は借金などで道を踏み外した女性をクスリ漬けにして、性奴隷として調教して裏に流していました。

愕然としているトシの目の前で、古谷は女性を調教していた舎弟を包丁で刺し殺しました。

彼は組の売り上げをくすねていたのです。震えるトシに、古谷は舎弟の死体の処理を頼みます。

もう、トシは後戻りできませんでした。

川田は香とメルヘンに出向き、和田に『SMぽいの好き』の映像を見せます。

作品のクオリティと黒木香の独自の魅力に気づいた和田はポセイドン企画に逆らってでも発売することを承諾。

発売と同時にメルヘンは大盛況になります。黒木香の存在も話題になり、一般誌の表紙まで飾りました。

規制委員会が和田を脅しに来ますが、もう時代は変わったんだと委員たちを追い返しました。

しかしいくら作品が売れても1億円には届きません。川田が悩んでいると、トシはいきなり5千万円を現金で出してきました。

1億円で司法取引が成立し、村西はとうとう日本に戻ってきます。

村西とサファイア映像の面々、そして黒木香は空港で再会。香は村西に抱きつきました。

そこにマスコミが押しかけますが、香は記者たちを引きつけ、別の場所に集めて質問に次々答えていきます。

彼女の変わりように驚く村西に、川田は「これからは大変になりますよ」と言いました。

ドラマ『全裸監督』第七話「終わっちゃいない」の感想と評価

本シリーズで初めて村西がほとんど映らずに進んでいく第七話。

今回の見所は、AV女優の枠を超えて時代の寵児になっていく黒木香と、トシが巻き込まれてしまう裏世界の闇です。

2人とも村西とは深い絆で結ばれており、彼を助けるために捨て身で行動するのは同じなのですが、その結果の違いが残酷にのしかかります。

古谷が組の秘密をトシに見せる場面では、名優・國村隼が表情や喋り方は変わらないのにニュアンスが明らかに違って見えるという恐ろしい演技を見せており必見です。

黒木香の作品の売上と、トシが裏社会から手に入れた金を合わせて一億円に届き、村西を救うというのも決してきれいごとだけでは終わらない物語を象徴しています。

また、家族との愛が幻想だったと知り、吹っ切れて性の世界に進む黒木香は、かつて妻の不倫で全てが崩れ去った村西の姿と重なります。

トシが古谷に誘われて自分の知らない世界に連れて行かれてしまうのも、かつてトシが村西にラブホテルの穴を覗かせてエロスの世界に連れ込んだ展開と呼応しています。

これまでずっと苦楽を共にしてきたトシは、もう村西たちと同じ道を歩むことはできません。

川田が今話のラストで告げる「大変になる」という言葉は表面上は黒木香の事を言っているのですが、最終話で起きる悲劇を示唆しています。

まとめ

参考:Netflix Japanの公式ツイッター

昭和天皇が危篤状態というニュースからもわかる通り、村西たちの時代が来ると同時に昭和は終わろうとしています。

最終話、これまで突っ走ってきた彼らはどんな生き様を見せるのか。村西は、香は、トシはどうなってしまうのか。

第八話「性革命」の記事をお楽しみに!

Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』は2019年8月8日から全世界で配信中です。

【連載コラム】『パンツ一丁でナイスですね〜!』記事一覧はこちら


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