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Entry 2018/08/23
Update

『猫の恩返し』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も【ジブリ映画】

  • Writer :
  • かきぴー

2002年公開のスタジオジブリ制作映画といえば、『猫の恩返し』。ですが名前しか知らないという方も多いのではないでしょうか

今回はスタジオジブリの作り出した傑作の1つである今作を、紹介していきたいと思います。

映画『猫の恩返し』の作品情報

【公開】
2002年公開(日本映画)

【監督】
森田宏幸

【キャスト】
池脇千鶴、袴田吉彦、前田亜季、山田孝之、佐藤仁美、佐戸井けん太、濱田マリナトル、渡辺哲、斉藤洋介、岡江久美子、丹波哲郎、大泉洋、安田顕

【作品概要】
女子高生の吉岡ハルは高校からの帰り道、トラックに轢かれそうになった猫を助けたことから、不思議な出来事に巻き込まれます。

声優には山田孝之さんや、大泉洋さんなど現在大活躍中の俳優が沢山登場していいるので、ファンの方はどのキャラを担当しているのか注目しても面白いと思います。

監督は森田宏幸さんで、代表作にはアニメ『ぼくらの』の監督や、様々な絵コンテを担当されています。受賞した賞には、第20回ゴールデングロス賞最優秀金賞などがあります

映画『猫の恩返し』のあらすじとネタバレ

女子高生の吉岡ハルは、ある日の放課後に親友のひろみと帰りました。

帰り道でトラックに轢かれそうになっている猫を助けると、礼を言って2本足で歩きどこかへ行ってしましました。

歩いていった猫は猫の王子「ルーン」だったのです。

ルーンを助けた夜、ハルは母親から猫のエピソードを聞かされます。

猫王たちはその夜、ハルにお礼を届けたいと言います。

翌日、家の庭には猫じゃらしやマタタビ、ネズミなど猫が喜びそうなものばかりでした。

ハルに猫が大量についてくるようになりました。そんな中ハルの好きな人である「町田」が、彼女と歩いている所を目撃してしまいます。

その後、猫王の家来である「ナトル」がハルの元へ来ます。贈り物が嬉しくない旨を告げると猫の国へと招待されました。

猫王はハルをルーンの妃にしようとしていることを告げるが、ハルはナトルのことを引き止めるが夜に来ると去ります。

頭の中に響く声が、「猫の事務所を探し、白い大きな猫が教えてくれる。」と教えてくれました。

帰り道にハルは、白い大きな猫「ムタ」に出会って、小さな「猫の事務所」へと誘われました。

そこには、猫の男爵「バロン」と心を持つガーゴイル「トト」と出会います。

ムタが言うには猫の国は自分を見失うから、見失わないようにと注意しました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『猫の恩返し』ネタバレ・結末の記載がございます。『猫の恩返し』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
その後、事務所でナトル率いる集団に連れ去られてしまいます。

ルーンと結婚させられたハルは、猫耳としっぽとヒゲが生えて遂には、猫になってしまいます。

猫の国の宴会に嫌々参加していたハルは、仮面の被ったバロンに助けられます。

白猫の「ユキ」の手引きで脱出したハルは、塔の頂上へと向かいますが、途中で下半分を崩壊され追い詰められます。

帰ってきたルーンと、ユキによってハルは助けられます。ユキは昔、ハルに助けられたことに加えてルーンと結婚すると告げます。

諦めきれない猫王は、ハルを自分のものにしようとするが断られてしまう。

怒った国王は、バロンに勝負を挑みます。勝利したのはバロンでしたが、崩壊しつつある塔から人間界へと戻ろうとしたハルは、空へと放り出されてしまいます。

そこへバロンや、トトの率いるカラスたちによって何とか人間界へ帰りました。

バロンを異性として意識していたハルは、学校でバロンへと告白します。

バロンは困りながら、また事件があったら訪ねてくれと言ってその場を去りました。

映画『猫の恩返し』の感想と評価

スタジオジブリといえば宮崎駿駿監督ですが、実は他に映画を作成していて、今作はそのうちの1つです。

『猫の恩返し』は、とてもスッキリしていて見ていて気持ちよく見れる映画です。

主人公が猫の国へ行く理由や、猫たちの気持ちは余り描かれないので感情移入はしにくいですが、その分童話やメルヘン的な要素が描かれています。

また作品内には明確に悪い、という概念もなく優しい登場人物で成り立っている点でも後味の良さに繋がっていると思います。

良い意味で子供向きの作品であり、同じスタジオジブリでは『となりのトトロ』に近いのではないかと感じられるかもしれません。

まとめ

今回はスタジオジブリの名作『猫の恩返し』を紹介しました。

『猫の恩返し』ではバロンが困っているハルを助けたり、大活躍で人気です。ですが、実はバロンだけではなく、他のキャラにも目を向けると優しいキャラで構成されていることに気づくでしょう。

今作は最近いいことがなくて疲れている方や、癒やしがほしい方におすすめしたい一作です。

時間も1時間ちょっとと短く、サクッと見れます。猫が好きな方は、所狭しに出てくる大量の猫たちを見て癒やされることでしょう。

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