“この夏、メアリは出会う。驚きと歓び。過ちと運命。そして、小さな勇気に ―。”
あらゆる世代の心を揺さぶる、全く新しい形の魔女映画『メアリと魔女の花』をご紹介します。
CONTENTS
映画『メアリと魔女の花』の作品情報
【公開】
2017年(日本)
【監督】
米林宏昌
【キャスト】
杉咲花、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、渡辺えり、大竹しのぶ
【作品概要】
『借りぐらしのアリエッティ』、『思い出のマーニー』を手掛けた米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後、スタジオポノックを立ち上げ初めて手掛けた記念すべき長編第1作目で、イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学『The Little Broomstick』を基にしたファンタジーアニメーション作品。
声優には『とと姉ちゃん』で注目を集めた杉咲花さんが主人公・メアリを演じる他、天海祐希さん、満島ひかりさん、大竹しのぶさん、小日向文世さんら超豪華キャストが集結している。
映画『メアリと魔女の花』のキャスト一覧
メアリ / 杉咲花
今大注目の女優・杉咲花さんが注目を集めるようになったのは、味の素Cook DoのCMで山口智充さんと共にバクバクと回鍋肉にがっつく姿でしょう。
2013年にはTBSドラマ『夜行観覧車』での演技が評価され、以降ドラマ・映画などで大活躍を見せることになります。
2015年の映画『トイレのピエタ』や『愛を積む人』では、第7回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第37回ヨコハマ映画祭日本映画個人賞最優秀新人賞をそれぞれ受賞。
2016年にはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロイン・高畑充希さんの妹役を好演し、お茶の間の人気者に。
同年、『湯を沸かすほどの熱い愛』では第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞、第59回ブルーリボン賞助演女優賞をそれぞれ受賞するなど、若手実力派女優としてその地位を確立しました。
本作『メアリと魔女の花』では声優に挑戦する訳ですが、実はすでに米林宏昌監督作品『思い出のマーニー』で経験済みということで、今回もどのような声の演技を見せてくれるのか注目が集まっていますね!
マダム・マンブルチューク / 天海祐希
元宝塚歌劇団月組トップスターである天海祐希さんは、1995年に退団後も女優として常に先頭を切っていますね。
翌1996年にはテレビドラマ・映画共にデビューを果たし、フジテレビドラマ『水曜日の情事』(2001)、NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002)、映画『千年の恋 ひかる源氏物語』(2002)などの話題作に次々と出演。
その後もフジテレビドラマ『離婚弁護士』(2004)、日本テレビドラマ『女王の教室』(2005)、テレビ朝日ドラマ『緊急取調室』シリーズ、映画『アマルフィ 女神の報酬』(2009)、『チア☆ダン』(2017)など、どんな作品でも輝きを放ち続けていますね。
本作では、メアリが迷い込む魔法世界の最高学府「エンドア大学」の校長マダム・マンブルチュークを演じている天海さんですが、声優はジブリ映画『崖の上のポニョ』などですでに経験済。
今回はどのようなタイプの声で演じて見せてくれるのか…非常に楽しみです!
ドクター・デイ / 小日向文世
舞台俳優として活躍していた小日向文世さんですが、テレビや映画の世界で芽が出るようになったのは47歳の時(2001年)とかなり遅咲きの俳優さんですね。
その転機となったのがフジテレビ“月9”ドラマ『HERO』で、これ以降一気にブレイクを果たすことになります。
フジテレビ系ドラマ『僕の生きる道』(2003)やTBSドラマ『JIN-仁-』(2009)、NHK連続テレビ小説『まれ』(2015)、NHK大河ドラマ『真田丸』(2016)などなど、数多くの作品に出演し、名バイプレイヤーとしてその名を轟かせています。
そんな小日向文世さんが本作で演じているのは、エンドア大学の科学者であるドクター・デイ。
声優経験を調べてみた所、「ぶらり途中下車の旅」の3代目ナレーションを担当(2016年から)しているくらいしか見つからなかったのですが、小日向さんが声優としてどんな表現をしてくれるのか、要注目ですね!
赤毛の魔女 / 満島ひかり
1997年、7人組ユニット「Folder(後にFolder5へ改組)」としてデビューを果たした満島ひかりさん。
グループの活動休止後は女優として、『ウルトラマンマックス』(2005~06)などに出演するなど女優の道へと進むことに。
彼女を女優として一躍有名にしたのは園子温監督の映画『愛のむきだし』でしょう。
この時はほぼ無名だったにも関わらず、第83回キネマ旬報ベスト・テンにおいて助演女優賞を受賞するなど最高の評価を受け、女優・満島ひかりの名を世に轟かせることになります。
その後も金子修介監督の映画『プライド』、『カケラ』や『悪人』など話題の作品に出演し続け、2017年もTBSドラマ『カルテット』で注目を集めましたね。
本作では魔女の国から禁断の花を盗み出した赤毛の魔女を演じている満島ひかりさん。過去には『ONE PIECE FILM GOLD』(2016)ですでに声優は経験済のようですが、演技力に定評のある満島さんですから非常に期待が持てますね!
フラナガン / 佐藤二朗
堤幸彦作品ではもはやおなじみの超個性派俳優・佐藤二朗さんは、様々なジャンルの作品に脇役として常に存在感を発揮しています。
初主演となった映画『幼獣マメシバ』(2009)での中年ニートの役でも非常に評価が高く、脇役だけでなく主演も務められる強烈な個性が佐藤二朗さんの魅力ですよね。
声優経験を調べてみると、2015年の『インサイド・ヘッド』でメインキャラクターの吹き替えを担当している程度でしたが、佐藤二朗さんの多才さをもってすれば訳なく演じられるでしょう!
バンクス / 渡辺えり
かつては「渡辺えり子」名義で活動していた渡辺えりさんは、女優であり、脚本家であり、劇作家であるというマルチな才能の持ち主。
現在でも舞台を中心に活躍していますが、様々なテレビドラマや映画でも常に存在感を発揮しています。
本作ではメアリが住む家の家政婦のバンクス役として登場する渡辺えりさん。声優経験としてはほぼなさそうですが、渡辺えりさんなら最高の演技を見せてくれることは間違いないでしょう!
シャーロット / 大竹しのぶ
言わずと知れた大女優・大竹しのぶさんは、1973年のフジテレビドラマ『ボクは女学生』でデビューを果たしました。
その後、映画『青春の門(筑豊篇)』やNHK連続テレビ小説『水色の時』のヒロイン役で一気に注目を集めることに。
それ以降常にトップ女優として君臨し続けている大竹しのぶさんは、最近でも是枝裕和監督の『海街diary』(2015)、三谷幸喜監督の『ギャラクシー街道』(2015)、鶴橋康夫監督の『後妻業の女』(2016)、堤幸彦監督の『真田十勇士』(2016)などに出演し、存在感を発揮しています。
声優経験はかなり豊富で、本作でも監督を務める米林宏昌作品の『借りぐらしのアリエッティ』や、宮崎駿監督の『風立ちぬ』など多数の作品に声優として出演しているようですね。
本作ではメアリの大叔母・シャーロットを演じることになる大竹しのぶさんが、どのような演技を見せてくれるのか…注目して見ていきたいと思います!
映画『メアリと魔女の花』のあらすじ
7年に一度しか咲かないと言われている「夜間飛行」という花。
それは、なぜかある森にしか生息していませんでした。
しかし、この「夜間飛行」という花はかつて魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だったのです!
「夜間飛行」を偶然手にした少女・メアリは、一夜限りの不思議な力を手に入れることに。
その魔女の力によって、大きく聳え立つ雲海の中にある魔法大学“エンドア”への入学を許されたメアリ。
メアリその時ささいな嘘をついてしまいます。後にこれが大切な人をも巻き込んだ大事件を引き起こすとも知らずに…。
魔女の国に滞在していたメアリは、少しずつ“魔女の花”の正体が分かっていき、やがてこの国から逃れるため、あることをして全ての魔法を終わらせようと決意します。
しかし、それは同時に、メアリ自身の魔法の力を失ってしまうことを意味していました。
それがなくては元の世界に帰れなくなってしまうメアリは、果たしてどんな決断を下すのか?
そして…彼女を待ち受けていた運命とは一体…?!
映画『メアリと魔女の花』公開はいつから?
映画『メアリと魔女の花』の劇場公開は、2017年7月8日(土)よりスタートすることが決定しております。
前売券もすでに発売が開始されており、各劇場窓口の他、「major」(https://www.major-j.com/cinema_group.php?id=M20170415016)でもオンライン購入が可能です。
2014年12月にスタジオジブリを退社した米林宏昌監督とプロデューサーの西村義明さんが設立したスタジオポノックの長編作品第一作目ということで、すでにCMでも話題となっている本作『メアリと魔女の花』。
当然公開劇場数も非常に多く、全国規模の主要劇場ではほぼ間違いなく上映されることが決定していますね。
ジブリ作品と勘違いをしている方も非常に多いと思われますが、ジブリファンとで評価が分かれてしまうかもしれない危険性は孕んでいます。
しかし、声優陣も非常に豪華で、しかも単なる人気先行でなく実力者が揃っている点から見ても完成度は相当高そうですので、興行成績的にも期待出来るのではないでしょうか!
映画『メアリと魔女の花』試写会はある?
映画『メアリと魔女の花』は、東京・名古屋・大阪で2017年6月30日と7月2日に試写会が予定されています。詳細は以下の通りです。
試写会情報
映画 『メアリと魔女の花』 森永乳業特別試写会に抽選で、ペア2,500組合計5,000名様ご招待。
東京
会場:日本消防会館 ニッショーホール
日時:2017年7月2日(日) 1回目【14時00分~】、2回目【18時00分~】
招待者数:700組1400名様
名古屋
会場:日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
日時:2017年6月30日(金) 18時30分~
招待者数:800組1600名様
大阪
会場:大阪国際交流センター 大ホール
日時:2017年7月2日(日) 1回目【14時00分~】、2回目【18時00分~】
招待者数:1000組2000名様
キャンペーンサイト(https://www.morinagamilk.co.jp/learn_enjoy/mary/cp/shisyakai.html)より、森永乳業「M’s CLUB」に会員登録後、応募可能となります。
応募締め切りは、2017年5月31日(水)23時59分までとなっておりますので、その他詳細につきましては上記URLをご参照ください。
まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』で監督を務めた米林宏昌さんが、ジブリから独立後初の長編作品ということで、すでに大きな話題を集めている『メアリと魔女の花』。
ジブリファンがどう見るかが非常に重要なポイントになってきそうですが、一体どのような結果となるのでしょうか…?!
そんな大注目の映画『メアリと魔女の花』は2017年7月8日(土)より始まります!スタジオポノックの記念すべき長編第1作目をぜひ劇場でご覧ください!