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Entry 2021/10/03
Update

『アンタッチャブル』ネタバレ結末あらすじと感想解説。名作映画でケヴィンコスナー演じる犯罪捜査官VSデニーロ演じる最強カポネ

  • Writer :
  • 秋國まゆ

最凶のギャングのボスvs財務省特別捜査官の戦いを描いたアカデミー賞受賞作!

ブライアン・デ・パルマが監督を務めた、1987年製作のアメリカの犯罪アクション映画『アンタッチャブル』。

禁酒法時代のアメリカ・シカゴを舞台に、街を牛耳る最凶のギャングのボスを逮捕しようと戦いを繰り広げていく、アメリカ合衆国財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の姿とは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。

捜査チームの主任捜査官だったエリオット・ネスの自伝をもとに、最凶のギャングのボスであるアル・カポネとアンタッチャブルの戦いの日々を描いた、実録の犯罪アクション映画『アンタッチャブル』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。

映画『アンタッチャブル』の作品情報


TM & Copyright (C)(2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

【公開】
1987年(アメリカ映画)

【原作】
エリオット・ネスの自伝と、オスカー・フレイリーの『The Untouchables』

【監督】
ブライアン・デ・パルマ

【キャスト】
ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス、ロバート・デ・ニーロ、ビリー・ドラゴ、リチャード・ブラッドフォード、ジャック・キーホー、ブラッド・サリヴァン、パトリシア・クラークソン、ヴィトー・ダンブロシオ、スティーブン・ゴールドステイン、ピーター・エイルワード、クリフトン・ジェームズ、ロバート・スワン、デル・クローズ、コリーン・ベイド、ケイトリン・モンゴメリー、アンソニー・モッカス・Sr、メロディ・レイ

【作品概要】
『キャリー』(1976)や『ミッション:インポッシブル』(1996)などを手掛けた、ブライアン・デ・パルマが監督を務めたアメリカの犯罪アクション作品です。

原作は、捜査チームの主任捜査官だった実在の人物エリオット・ネスの自伝と、オスカー・フレイリーの小説『The Untouchables』となっています。

『ロビン・フッド』(1991)や『ラストミッション』(2014)のケヴィン・コスナーが主演を務め、本作での好演により、ハリウッド・スターの仲間入りを果たしました。

主人公を助ける老警官ジム・マローン役を演じる、「007」シリーズのショーン・コネリーは本作での好演により、第60回アカデミー賞助演男優賞と第45回ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しました。

映画『アンタッチャブル』のあらすじとネタバレ


TM & Copyright (C) (2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

1930年、禁酒法はアメリカ・シカゴを、ギャング戦争の街に変えてしまいました。10億ドルの密売闇市場の売上をめぐって、ギャングの各組織は手投げ弾と機関銃で血の抗争を続けました。

それはギャングの時代であり、高級ホテルを根城に酒の密造・販売・売春業・賭博業の犯罪組織を運営し、シカゴの街を牛耳る最凶のギャング「カポネ・ファミリー」のボス、アル・カポネの時代でした。

1930年9月15日月曜日。密造酒の販売を断る市民への殺人も厭わないギャングに対し、事態を重く見たシカゴ当局は、密造酒について調査するアメリカ合衆国財務省の特別捜査官エリオット・ネスに協力を要請し、シカゴへ派遣します。

ネスは赴任して早々、シカゴ警察のアンダーソン警部とその部下たちを連れて、手柄を立てようと自信満々に密造酒の摘発に向かいました。

しかし、地元の警察を買収しているカポネたちは、事前にネスたちが密造酒の摘発に来るという情報を入手していたため、ネスは摘発に失敗。

しかもネスは、現場に同行することを許した新聞記者に、失敗した場面を写真に撮られてしまい、世間から失笑されてしまいました。

意気消沈して帰路につくネスは、帰り道で出会った初老の警官ジム・マローン巡査から、「手柄を立てることではなく、毎日無事に生きて家に帰ること、それが警官の心得第1だ」と教えられます。

翌日、世間から失笑される屈辱に耐えながら出勤したネスは、密造酒を断った店にいて巻き添えを食らって死んだ少女の母親が面会に訪れ、彼女から「あなたを信じています、奴らを何とかして」と励まされました。

ネスはこのシカゴの街でただ一人、カポネたちに買収されていない警官であるマローンの家を訪れ、「あんたと俺と他の信頼できる仲間で少数精鋭のチームを編成し、一緒にカポネを逮捕しよう」と言い、カポネの逮捕への協力を要請します。

しかしマローンは、カポネの実力を知っているからこそ、いつかこうなることをどこか恐れており、「生きて帰る」という警官としての生き方を貫くと言って断りました。

翌日、マローンは財務省から応援に来た財務省経理部のオスカー・ウォレスと会っていると、そこへマローンが訪ねてきました。

カポネに買収された警官たちに話を聞かれないよう、2人は教会へ場所を移動し、マローンは改めてネスへカポネ逮捕の決意を確かめます。

「カポネを逮捕するというが、それは本気か?一体どういう手を打つ気なんだ?」「合法なら何でも」

「覚悟はできているのか?一度宣戦布告したら、奴らはどちらかがくたばるまでとことんやるぞ」「それでもカポネを挙げたい」

「では方法を教えよう。ナイフには銃で戦う、怪我人には死人を返す。それがシカゴの戦争のやり方だ」

「どうだ、それをやり抜く覚悟があるかね?あるなら話に乗ろう」「俺はカポネを逮捕すると決めた、法の範囲ならどんなことでもやる」

ネスの覚悟を聞いたマローンは、法を守ると自分に誓った彼に協力することを決めました。


TM & Copyright (C)(2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

ネスたちは早速、カポネに買収されておらず信頼できる者を集めて班を編成するべく、警察学校を訪れます。

成績優秀の生徒2人と面接した結果、ネスたちは「ジョージ・ストーン」と変名していた下町生まれのイタリア人、ジェゼッペ・ペトリという射撃の腕が凄い生徒をスカウトしました。

それからネスたちは、財務省から応援に来た経理部のオスカー・ウォレスを仲間に加え、個性派で優秀な4人で誰にも手出しできないチーム、「アンタッチャブル」を結成。マローンが全員に銃を持たせ、早速密造酒の摘発に向かいます。

その結果、ネスたちは郵便局に隠されていた密造酒の摘発に成功。祝宴をあげる4人に対し、カポネは密造酒を摘発されて激怒し、その怒りをぶつけるように部下の1人をバットで撲殺しました。

ネスたちの功績が新聞の一面を飾った翌朝、ネスたちの元へ市会議員が訪ねてきます。カポネに買収されている市会議員はネスに、ギャングからの賄賂を手渡し、カポネから手を引くよう言いました。

ネスは当然賄賂を拒否しましたが、そのせいでギャングに目をつけられ、自宅を特定された挙句、暗に家族に危害を加えると脅迫されてしまうのです。

ネスは愛する家族を守るため、家族と離れて暮らすことにしました。家族と別れたネスは、マローンたちと合流し、マローンが情報を掴んだ、カナダとアメリカの国境で行われるカポネ・ファミリーの密造酒密輸の現場を向かい、カナダ警察と協力して密造酒と金の両方を押さえようとします。

どこから情報を得たのかと尋ねるネスに対し、マローンは「警官の心得第2、秘密は上司に打ち明けるな」と答えました。

さらにネスは、ウォレスからアドバイスを受け、カポネを脱税の容疑で起訴する方針を固めました。

アンタッチャブルとカナダ警察の騎兵隊は、橋で密造酒密輸を行っているカポネ・ファミリーの幹部たちを挟み撃ちにし、銃撃戦を繰り広げていきます。

銃撃戦の末、アンタッチャブルはカポネ・ファミリーの幹部数名を殺すことになってしまいましたが、カポネが脱税しているという証拠となるカポネ・ファミリーの帳簿と帳簿係を手に入れることが出来ました。

一方その頃、密造酒密輸の現場を押さえられたことを幹部から聞いたカポネは激昂し、何としてでもネスを捕まえ、家族ともども血祭りにあげるよう幹部たちに命じます。

以下、『アンタッチャブル』ネタバレ・結末の記載がございます。『アンタッチャブル』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


TM & Copyright(C)(2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

翌朝、ネスは妻キャサリンがいる病院を訪れ、昨夜生まれたばかりの2人目の子供ジョンの顔を拝みに行きました。

その後、アンタッチャブルの活躍により、カポネを所得税の脱税とそれを画策した容疑で起訴されることが、検事局で正式決定されました。もし有罪が認められれば、最高28年の懲役が課せられることになります。

アンタッチャブルはカポネの尻尾を掴んだことで気が緩んでしまったせいか、カポネに抹殺を命じられた警官がいることに気づかず、警官は従業員エレベーターに乗ってきた帳簿係と、彼を連れて検事局へ行こうとしていたウォレスを射殺。

血まみれのエレベーター内には、2人の血で書かれた「タッチャブル(手は届くぞ)」というカポネからのメッセージが残されていました。

ウォレスの死を知り、仲間を殺された復讐心に駆られたネスは、単身カポネ・ファミリーのアジトに乗り込み、ホテルマンにカポネを出すよう要求します。

するとそこへ、幼い息子と幹部たちを連れたカポネが登場。ネスは駆け寄ってきたカポネ・ファミリーの幹部1人を殴り、カポネの息子の前で彼に勝負を申し込みました。

そこへネスを心配して追ってきたマローンが駆けつけ、危うくカポネたちと殺し合うところだった彼を必死に抑え、その場を退散します。

さらに検事局は、所得税の脱税とそれを画策した容疑でカポネを起訴しましたが、その証人と証拠が消されてしまったため、カポネへの告訴を取り下げることにしたのです。

そのせいですっかり戦意喪失してしまったネスに、マローンはこう言いました。「俺のためにやってくれないか、検事に“告訴を取り下げるな”と。俺が別の帳簿係を捜すから」

ネスと別れたマローンは、先日の密造酒密輸の現場情報を教えてくれた、シカゴ市警のマイク・ドーセット署長の元を訪れ、カポネ・ファミリーの帳簿係についての情報提供を求めます。

その結果、カポネからの報復を恐れるマイクと殴り合い、無事もう1人の帳簿係ウォルター・ペインについて知ることが出来たマローン。

彼はネスたちにこのことを伝えるため、ストーンに電話で話し自宅で1人、彼らが来るのを待っていました。

しかし、マイクがカポネに告げ口したのでしょう。カポネは「執行人」の異名を持つカポネ・ファミリーの幹部フランク・ニッティをけしかけ、マローンを銃殺します。

その後まもなく、ネスとストーンがマローンの家に駆けつけ、血まみれで倒れているマローンを発見。彼は死の間際、ペインの情報を書いたメモをネスに手渡し、「カポネを逮捕するために、打つ手を考えろ」と言い、そのまま息を引き取りました。

ネスたちはマイクのメモを頼りに、深夜12時5分発マイアミ行きの列車で逃亡しようとしているペインを確保するため、シカゴ・ユニオン駅へ向かいます。

深夜12時。列車の発車時刻5分前に到着したペインは、カポネ・ファミリーの幹部数名に守られており、ネスたちは幹部たちと銃撃戦を繰り広げていきました。

階段から滑り落ちたベビーカーにいる男の子を救うと同時に、ネスたちはペインを守っていた幹部全員を射殺。ペインを確保し、予定通りカポネを起訴しようとします。


TM & Copyright © (2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

翌日、カポネの予備審問が開始。市の役人や警官を買収し、所得税の申告を怠り、カポネへ巨額の金を流していたペインが、カポネの脱税を認めました。

それに対しカポネは余裕の表情を見せ、傍聴席にいたニッティとメモのやり取りをします。

ネスたちはカポネたちのやり取りを見て、廷吏(法廷内の秩序維持、事件の呼び上げ、当事者の出廷カードへの記入、書類のやりとりの仲介、その他裁判官の命ずる事務を行っている者のこと)を呼び、銃を持っていることを理由にニッティを法廷から追い出しました。

ところがフランクには、カポネに買収されたシカゴ市長トンプソンから、銃の携行を許可されていたのです。

ネスはニッティの所持品を調べた際、彼のマッチ箱にマローンの自宅の住所が書かれているのを発見。ネスがマローン殺害の犯人は彼だと確信したと同時に、ネスにバレたと気づいた彼は廷吏を撃ち、逃走します。

ネスはすぐさま裁判所の屋上に逃げ込むニッティを追いかけ、彼と銃撃戦を繰り広げた末、彼を追い詰めたものの殺さず、彼を拘束しました。

しかしニッティが、マローンを侮辱したため、それに怒ったネスは屋上から彼を突き落として殺します。

屋上から戻ったネスはストーンと合流し、彼から「ニッティがカポネに渡したメモは、買収した陪審員たちのリストだ」と聞かされました。

ネスはそのリストを持って、裁判長に陪審員を変えるよう要求しますが、判事は出所不明のメモの信憑性を疑い拒否します。

それに対しネスは、「カポネの帳簿に裁判長の名前がある」と脅迫し、強制的に裁判長に陪審員の入れ替えを認めさせました。

陪審員が入れ替えられ、追い詰められたカポネの弁護士は無罪放免の主張を撤回し、カポネの有罪を認めます。

当然カポネは激怒し、弁護士を一発ぶん殴ったうえで、裁判長に不服を申し立てました。混乱渦巻く法廷で、ネスは幹部たちに宥められているカポネに近づき、「試合は最後まで戦うことだ」と彼の敗因を教えます。

その後、カポネには所得税の脱税とそれを画策した容疑で有罪となり、懲役11年の実刑判決が言い渡されました。

カポネとアンタッチャブルの戦いを記した記事と、初めてアンタッチャブルが功績をあげた日に、偶然店に居合わせた新聞記者に撮られた写真を鞄につめたネス。

彼はストーンと別れの言葉を交わし、ストーンにマローンの遺品である聖ユダのネックレスを渡して、シカゴ市警を後にしました。

映画『アンタッチャブル』の感想と評価


TM & Copyright (C) (2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

カポネ逮捕に挑むアンタッチャブル

アメリカ合衆国財務省の特別捜査官ネスは、失態を侵した日の夜に出会った初老の警官マローンの助言を聞き、カポネ逮捕に再度奮闘します。

マローンは最初、ネスからの協力要請を断りましたが、「たとえ抗争になったとしても、法に従ってカポネを逮捕する」という彼の熱意と覚悟を聞いて、警官としての心に火がついたのでしょう。

マローンがネスと組んでからすぐ、「アンタッチャブル」という個性派だけれど優秀な者揃いのチームが出来上がりました。

それからというもの、チームを結成してからすぐ、アンタッチャブルは郵便局に隠された密造酒の摘発、アメリカ・カナダの国境で行われた密造酒密輸の現場を押さえるという、快挙を成し遂げます。

ただし市の役人やシカゴ警察、陪審員まで買収した最強のギャングのボスを相手に戦うわけですから、当然激怒したカポネから報復されてしまうアンタッチャブル。

あと一歩のところでカポネを逮捕・起訴できるというところで、ウォレスとマローンがギャングに殺されてしまうのは、本当に悔しいですし悲しいです。

証人を消されたことで一度カポネの逮捕を諦めてしまうネスですが、大事な友人であり仲間を殺された復讐心に燃え、ストーンと共に幹部との銃撃戦を制し、マローンが最期に教えてくれた帳簿係を見事証人とすることが出来ました。

大事なウォレスたちを殺されて、悲しみに暮れるネスたちの姿は胸が痛くなります。深い悲しみから這い上がったネスたちが、最終的にカポネを起訴・逮捕できたことは、死んだ2人たちも喜ばしいことであり、天国からネスたちを讃えていることでしょう。

ネスとマローンの師弟関係


TM & Copyright (C)(2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

ネスとマローンの出会いは、密造酒の摘発に失敗し、世間から失笑されて意気消沈するネスの帰り道でした。

偶然街のパトロールに出ていたマローンとの出会いがなければ、ネスがカポネを逮捕するべく奮起することはなかったことでしょう。

そう考えると、ネスとマローンの出会いは偶然ではなく必然で、カポネを逮捕したい同士を出会わせる運命の出会いに違いありません。

ネスはマローンという頼もしい存在と、マローンからの教えがあってこそ、命懸けでカポネ逮捕に挑みます。

マローンもネスに、警官としての心得を教えたり、ギャングと戦う時の銃の撃ち方を教えてくれたり、彼と一緒にカポネを逮捕しようと裏で情報収集に取り組んでいました。

まるで師弟関係のようなネスとマローンの関係性は、観ていて本当に微笑ましいですし、感動します。

だからこそ物語の後半、このまま2人でカポネを追い詰めていくのかと思いきや、マローンが殺されてしまう場面は悲しくて涙が止まりません。

まとめ


TM & Copyright (C)(2014) Paramount Pictures. All rights reserved.

警察も陪審員も市の役人も買収し、街を牛耳る最凶のギャングのボス相手に、財務省の特別捜査官と初老の警官が結成したチーム「アンタッチャブル」が挑む、アメリカの犯罪アクション作品でした。

本作の見どころは、アンタッチャブルの活躍と、最凶のギャングvsアンタッチャブルの戦いです。

ネスを演じるケヴィン・コスナーや、マローンを演じるショーン・コネリーの演技力をはじめ、アル・カポネを演じるロバート・デ・ニーロの演技力は素晴らしいものでした。

自らの頭の毛を抜いてまでアル・カポネという役に徹したロバート・デ・ニーロの「カポネ」は、まるで本人がその場にいるかのように思えるほど、「最凶」と呼ぶにふさわしいギャングのボスでした。

カポネとアンタッチャブルの銃撃戦が描かれていないのは少し残念ですが、彼らの対決は街の役人全員を巻き込んだ抗争にあるので、ハラハラドキドキした攻防戦だけで充分楽しめます。

アンタッチャブルの活躍と、最凶のボスを完璧に演じたロバート・デ・ニーロの演技力が素晴らしい犯罪アクション映画が観たい人に、とてもオススメな作品です。


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