Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

アクション映画

Entry 2017/02/28
Update

映画『ヘラクレス』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も【ロック様ことドウェイン・ジョンソンおすすめ代表作】

  • Writer :
  • yuki_0410

ドウェイン・ジョンソン主演のアクション映画『ヘラクレス』の魅力を紹介。

ギリシャ神話の英雄として知られるヘラクレスを描いた同名のグラフィックノベルを実写化した映画『ヘラクレス』。

泥くさいアクション満載のスカッとする作品で、主演を務めたのは、「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー バック2リベンジ」などで人気のドウェイン・ジョンソン。

演出は『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』『ラッシュアワー』で手腕を見せたブレット・ラトナー監督です。

全能の神ゼウスと人間アルクメネの間に生まれたヘラクレスが、自身の出自や犯した罪にさいなまれながらも、いかにして英雄とのかを描いた、本作『ヘラクレス』のあらすじと作品解説をご紹介します。

スポンサーリンク

映画『ヘラクレス』の作品情報


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

【公開】
2014年(アメリカ映画)

【原題】
Hercules

【監督】
ブレット・ラトナー

【キャスト】
ドウェイン・ジョンソン、リース・リッチー、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、アクセル・ヘニー、イングリッド・ボルゾ・ベルダル

【作品概要】
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いたスティーブ・ムーアのグラフィックノベルを実写映画化。「ワイルド・スピード」シリーズや『G.I.ジョー バック2リベンジ』などの人気の俳優で、元WWEのスーパースターでレスラー時代からの愛称ロック様で知られるドウェイン・ジョンソン主演にしたアクション大作。

演出は『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー監督が務めています。

全能の神ゼウスと人間アルクメネの間に生まれたヘラクレスが、自身の出自や犯した罪にさいなまれ、救いを求めて旅に出る姿や、不死身の獅子や地獄の番犬ケルベロスといった魔物たちとの戦いを通し、いかにして英雄となっていったのかを、迫力のアクション満載に描き出す。

映画『ヘラクレス』のあらすじとネタバレ


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

神々の王ゼウスと人間との間に生まれた子供ヘラクレス。夫の不貞に怒ったゼウスの妻ヘラはこの子供を殺そうとしますがうまくいかず、そのままヘラクレスも青年へと成長していきます。

神々はヘラクレスに12の難行を命じました。全てを無事に終えればヘラも許すというのです。次々とその難行をこなしていくヘラクレス。

そんなヘラクレスの神話を海賊の前で囚われながらも悠々と語る青年イオラオス。海賊はただの神話だとバカにしています。

そんなとき、本物のヘラクレスが彼らの前に現れます。たったの一撃で5人を倒すヘラクレス。そこへ仲間も加わり海賊を一気に退治します。

戦いで強靭な力を見せつけるヘラクレスですが、イオラオスが語った神話は全て敵を怯ませる為の話でしかなく、彼自身の正体は報酬目当てのただの傭兵でしかなかったのです。

そんなある日、コテュス王の娘メガラがヘラクレスの元へ訪ねてきます。戦さのせいで国が荒れており助けて欲しいとヘラクレスを雇いにきたのです。多額の金貨が報酬として支払われると知り、トラキアの王の元へ向かう一行。

戦の相手レイソスはとても強く、コテュス王は苦戦しており兵士はほとんどいなくなってしまった為戦えるのは農民しかいない状態です。それを見兼ねたヘラクレスは農民達を兵士へと鍛え上げるべく特訓を重ねていきます。

しかし、その途中で、レイソス軍が国に近い村へ向かっている情報を手に入れました。その村が落ちてしまえば国が危険なため、今いる農民達で阻止したい王ですがヘラクレスは農民軍の出来に不安しかありません。

翌日、村へと出立したコテュス軍はまんまとレイソス軍の罠にはまってしまいます。意気消沈するコテュス軍ですが、イオラオスが語る神話とそれを裏ずけるかのようなヘラクレスの戦いを見て鼓舞します。

その勢いのまま勝利はしたものの、まだ戦いには準備が出来ておらず時期尚早だった農民軍は半数が死んでしまいます。

その夜ヘラクレスは悪夢にうなされます。自分の大切な妻子をヘラクレス自身が殺害する夢です。これは兵たちにも噂になっており心配した王の娘は仲間達に真相を聞こうとします。

アウトリュコスが言うにはヘラクレスは故郷アテネで武勲をあげていき、王達から危険な任務である12の難業を任されるようになっていきました。幼馴染のアウトリュコスと任務を遂行するなかで、今の仲間たちに出会います。

スキタイではアタランテと共に戦い、テーベではテュデウスを保護し育て、アルゴスの預言者アムピアラオスも加わり、その偉大な活躍を利用し甥のイオラオスにヘラクレスの伝説を語らせました。しかし、仲間たちもそれ以上の真相はわかりません。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ヘラクレス』ネタバレ・結末の記載がございます。『ヘラクレス』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

そして、とうとう敵の野営地に乗り込むコテュス軍ですが、ここでも動きを読まれており囲まれてしまいます。しかし、この戦いへ向けて特訓を重ねてきた農民軍は巧みな作戦と圧倒的な強さでみごと勝利します。

敵軍を捕虜にしますが、ヘラクレスはそこでコテュス王は暴君であり悪はこちらである事を告げられます。

王はトラキアを征服する為に戦を仕掛け、民にも酷いことをしていたのです。ヘラクレスはこの状況に納得できずトラキアを救おうと提案しますが、アウトリュコスは報酬を受け取りトラキアを去ってしまいます。

残された仲間達で王に立ち向かうも捕らえられてしまうヘラクレス。意識を取り戻したヘラクレスの前に故郷アテネのエウリュステウス王が現れます。

そこでヘラクレスの家族を殺したのはエウリュステウス王だと真実が告げられます。国のために戦うヘラクレスは王よりも国民に人気があり、それに嫉妬した王が殺したというのです。

真実を知り絶望するヘラクレスですが、預言者アムピアラオスの言葉に我を取り戻したヘラクレスはエウリュステウス王を倒し家族の復讐を果たします。しかし、かつて指導したトラキア軍はコテュス王の味方になってしまいピンチの状態に陥ります。

去ってしまったはずのアウトリュコスが助けにきてくれますが、ヘラクレス達はトラキア軍達に追い詰められテュデウスが亡くなってしました。

悲しみの中でヘラクレスは人間を超えた神の力を発揮し、コテュス王を倒します。トラキア軍達は彼が真のヘラクレスだと讃えます。

スポンサーリンク

映画『ヘラクレス』の感想と評価


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

映画『ヘラクレス』は、有名な神話の戦いの数々を、現実の人間同士の戦いにうまく落とし込んでいる点で、評価の高い作品に仕上がっているといえるでしょう。

劇中に散りばめられた数多くアクション場面の迫力のみでなく、脚本を担当した『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)のライアン・J・コンダルと、『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』(2021年)『美女と野獣』(2017年公開版)エバン・スピリオトポウロスのふたりによる、物語性も見応えのある作品となっています。

作品タイトルが、『ヘラクレス(原題:Hercules)』にはなっていますが、実際は神はおろか、ケンタウロスなど神話上の怪物も登場しません。

全ては人間が起こした人間の戦いに終始しているからこそ、この本編のラスト終焉に観客の多くが納得を示すだけの格好よさを持った作品なのです。

また、上映時間が99分とジャンル映画ならではのコンパクトさも備えており、何よりもテンポよく最後まで観られることも魅力の1つです。

元WWEプロレスラーの人気もザ・ロックとして、有名であるドウェイン・ジョンソンですが、やはりその身体の磨き抜かれた筋肉は本当に“スゴイ!”の一言です。

ライオンの毛皮を被っている姿がこんなに様になっている俳優、いや人類の勇者は世界に彼しかいないのではないでしょうか。

その身体から繰り出されるアクションは、とても迫力があり、特にベッシ族との戦闘場面は仲間たちのコンビネーションも相まって目が離せません。

さらに野営戦での戦いでは、スパルタの戦士を彷彿とさせる守りの作戦で、これまた観客の誰もがスカッとすること間違いなしです。

まとめ


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ブレット・ラトナー監督は、ジャッキー・チェン主演の「ラッシュアワー」シリーズの1、2、3。あるいはヒュー・ジャックマン主演の『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』などのヒット作を次々と飛ばしていることで知名度もあげた実力者です。

しかし、本作『ヘラクレス』のような新しい視点で描き切る映画でもきちんと観客の心をグッと掴む演出が得意で、男女問わず思わずカッコいい…と感嘆してしまうクオリティを持っています。

単にスカッとした映画を観たいという映画ファンにも、英雄譚としてのストーリー性を重視した映画ツウのうるさ方にも、また目の保養にドウェイン・ジョンソンの肉体を堪能したい方にも満足のいく映画になっています。

さらにはBlu-ray版で鑑賞することも、ぜひオススメです。劇場公開のラストシーンとは異なる、満足を増す展開で終わりますので、こちらも合わせて注目です。

関連記事

アクション映画

ポリスストーリーREBORN【ネタバレ感想】ジャッキー映画の内容と結末がこれまでとは大きく異なる新展開に

危篤の娘を病院に残し、警護任務に付いた国際捜査官リンは人造人間『バイオノイド』を巡る陰謀に巻き込まれます。 バイオノイドは逃亡、重傷を負ったリンに告げられたのは娘の死でした。 13年後、シドニーに再び …

アクション映画

映画『セイビング・レニングラード』ネタバレ感想と結末解説のあらすじ。第2次世界大戦の実話に基づくソ連軍シークレットミッションを描く

旧ソ連軍が決死の脱出作戦に挑む戦争サバイバル・アクション アレクセイ・コズロフが製作・脚本・監督を務めた、2019年製作のロシアの、第2次世界大戦におけるソ連軍が決行した作戦を描いた戦争サバイバル・ア …

アクション映画

映画『ブルータル・ジャスティス』ネタバレ感想とラスト結末まであらすじ。メル・ギブソン演じる刑事の正義が炸裂す!

メル・ギブソンが主演のクライム・スリラー映画『ブルータル・ジャスティス』。 日本で2020年8月に公開された、映画『ブルータル・ジャスティス』は、強引な逮捕が原因で6週間の停職処分となった2人の刑事が …

アクション映画

映画『続 荒野の用心棒』あらすじネタバレと感想。棺桶を背負うガンマンの生き様を描く

様々な映画監督に影響を与えたマカロニウエスタンのカルト人気作品 様々な映画監督に影響を与え、未だカルト的人気が尽きないマカロニウエスタン全盛期の秀作、セルジオ・コルブッチによる 映画『続・荒野の用心棒 …

アクション映画

映画『ベイビーわるきゅーれ』感想評価とレビュー解説。ラストまで女性コンビのアクションがかっこいいバディムービー!

映画『ベイビーわるきゅーれ』は2021年7月30日(金)より全国ロードショー 阪元裕吾が監督を務め、髙石あかりと伊澤彩織がW主演を務める、ガールズアクション映画『ベイビーわるきゅーれ』。 プロの殺し屋 …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学