“Why are you creative?”
「あなたはなぜクリエイティブなのですか」というシンプルな質問を30年以上問い続けてきたドイツ人監督ハーマン・ヴァスケ。
世界で活躍する“クリエイティブ”な人物に、この疑問を問う為の長きに渡る旅を1つのドキュメンタリーにまとめた『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~』(原題:Why Are We Creative?)が2019年10月12日(土)より、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されます。
映画『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~』について
参考動画:カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルでの監督
“Why are you creative?”「あなたはなぜクリエイティブなのですか」。
そんなシンプルな質問を30年以上問い続ける人物がいます。
「BMW」「フォルクスワーゲン」といった世界の一流企業のコマーシャル製作に携わり、ドキュメンタリー作家としても活躍するハーマン・ヴァスケ監督です。
大学時代に“クリエイティビティ”の意味を研究し始めたヴァスケ監督は、ロンドンの名門広告代理店に入社。
“クリエイティブ・ディレクター”の下で“クリエイティブな案件”を産み出す“クリエイティブ部門”で働いたにも関わらず、“クリエイティブ”の謎は深まるばかり。
「自身のアイデアを抽象的なものから実態のあるものに変化させるものは何なのか?」と考え抜いた果てに辿り着いたのが、冒頭の質問“Why are you creative?”でした。
答えを知るためにヴァスケ監督がとった行動は、単純明快だが、誰にも真似できないこと。
世界で活躍する“クリエイティブ”な人物に会うため、カメラとスケッチブックを担いで世界中を訪ね歩く旅に出たんです。
時にアポなし、時にぶら下がり取材でアタックしたのは1000人以上!
本作では、膨大なインタビューから107人を厳選。
今は亡きデヴィッド・ボウイやホーキング博士、ネルソン・マンデラなどの貴重な発言に始まり、ダライ・ラマやミハイル・ゴルバチョフ元大統領といった世界の超大物が続々登場。
映画界からは、クエンティン・タランティーノやペドロ・アルモドバル、ジム・ジャームッシュなど。
日本人からは北野武をはじめ、荒木経惟や山本耀司、そしてオノ・ヨーコも登場。
“クリエイティブ”について自説を明かしています。
本作に登場するアーティストたち
マリーナ・アブラモヴィッチ(アーティスト)、マリオ・アドルフ(俳優)、ペドロ・アルモドバル(映画監督)、マリア・アリョーヒナ(アーティスト・“プッシーライオット”メンバー)、ローリー・アンダーソン(ミュージシャン)、ヤーセル・アラファト(政治家)、荒木経惟(写真家)、ポール・アーデン(クリエイティブディレクター、教授)、レズリー・アーデン(グラフィックデザイナー)、アーシア・アルジェント(女優)、ミヒャエル・バルハウス(撮影監督)、ブリクサ・バーゲルト(ミュージシャン)、ゲオルグ・バゼリッツ(アーティスト)、フレデリック・ベグベデ(作家)、ビョーク(歌手)、ドミニク・ブラン(女優)、ボノ(U2)(ミュージシャン)、ピエール・ブーレーズ(作曲家)、デヴィッド・ボウイ(ミュージシャン)、ジョージ・ブッシュ(政治家)、ニック・ケイブ(歌手・小説家)、クロード・シャブロル(監督)、ジョン・クリーズ(俳優)、イザベル・コイシェ(監督)、ジョー・コールマン(アーティスト)、ジョン・キューザック(俳優)、ウィレム・デフォー(俳優)、ダライ・ラマ(指導者)、リュック・ダルデンヌ&ジャン=ピエール・ダルデンヌ(監督)、ウンベルト・エーコ(学者・作家)、ブライアン・イーノ(ミュージシャン)、アベル・フェラーラ(監督)、ミロシュ・フォルマン(監督)、ピーター・ガブリエル(ミュージシャン)、シャルロット・ゲンズブール(女優)、ビル・ゲイツ(起業家)、フランク・ゲーリー(建築家)、ミハイル・ゴルバチョフ(政治家)、ザハ・ハディッド(建築家)、ミヒャエル・ハネケ(監督)、リード・ヘイスティングス(Netflix共同創設者)、スティーヴン・ホーキング(科学者)、ジョン・ハガティー卿(アートディレクター)、ヴェルナー・ヘルツォーク(監督)、ダミアン・ハースト(アーティスト)、デヴィッド・ホクニー(アーティスト)、セバスチャン・ホースリー(アーティスト)、イザベル・ユペール(女優)、サミュエル・L・ジャクソン(俳優)、ジム・ジャームッシュ(監督)、アンジェリーナ・ジョリー(女優・監督)、クインシー・ジョーンズ(ミュージシャン)、ウド・キア(俳優)、B・B・キング(ミュージシャン)、北野武(俳優・監督)、サーシャ・クロコヴァ(活動家・ “プッシーライオット”メンバー)、ジェフ・クーンズ(アーティスト)、ダイアン・クルーガー(女優)、エミール・クストリッツァ(監督・俳優)、クロード・ランズマン(監督)、スパイク・リー(監督)、ダニエル・リベスキンド(建築家)、デヴィッド・リンチ(監督)、マイケル・マドセン(俳優・詩人)、サミラ・マフマルバフ(監督)、ネルソン・マンデラ(政治家)、マリリン・マンソン(ミュージシャン) アナマリア・マリンカ(俳優) ジョージ・R・R・マーティン(「ゲーム・オブ・スローンズ」著者) イアン・マッケラン卿(俳優)、ラス・メイヤー(監督) ジャンヌ・モロー(女優)、キトゥン・ナティビダッド(女優)、オノ・ヨーコ(アーティスト)、ジミー・ペイジ(ミュージシャン)、アレクサンダー・ペイン(監督)、ペレ(サッカー選手)、ショーン・ペン(俳優・監督)、シモン・ペレス(政治家)、ベルトラン・ピカール(冒険家)、アンソニー・クイン(俳優)、シャーロット・ランプリング(女優)、ネオ・ラオホ(アーティスト)、トビアス・レーベルガー(アーティスト)、ジャン・レノ(俳優)、イザベラ・ロッセリーニ(女優・監督)、ティム・ロス(俳優)、エド・ルシェ(アーティスト)、マルジャン・サトラピ(グラフィック小説家)、ジュリアン・シュナーベル(アーティスト)、ハリー・ディーン・スタントン(俳優)、フィリップ・スタルク(デザイナー)、マイケル・スタイプ(ミュージシャン)、クエンティン・タランティーノ(監督)、アンジー・トーマス(作家)、ナージャ・トロコンニコワ(活動家・ “プッシーライオット”メンバー)、オリビエーロ・トスカーニ(写真家)、デズモンド・ツツ(人権活動家)、ピーター・ユスティノフ卿(俳優)、ジョン・ウォーターズ(監督)、アイ・ウェイウェイ(アーティスト)、ヴィム・ヴェンダース(監督)、ヴィヴィアン・ウェストウッド(ファッションデザイナー)、山本 耀司(ファッションデザイナー)、スラヴォイ・ジジェク(哲学者)
以上全107名。
映画『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~』の作品情報
【日本公開】
2019年(ドイツ映画)
【原題】
Why Are We Creative?
【監督・製作】
ハーマン・ヴァスケ
【日本語字幕】
杉山緑
【キャスト】
デヴィッド・ボウイ、クエンティン・タランティーノ、ジム・ジャームッシュ、ペドロ・アルモドバル、ビョーク、イザベル・ユペール、スティーヴン・ホーキング、マリーナ・アブラモヴィッチ、ヤーセル・アラファト、ボノ、ジョージ・ブッシュ、ウィレム・デフォー、ウンベルト・エーコ、ミハイル・ゴルバチョフ、ミヒャエル・ハネケ、ヴェルナー・ヘルツォーク、サミュエル・L・ジャクソン、アンジェリーナ・ジョリー、北野武、ジェフ・クーンズ、ダイアン・クルーガー、スパイク・リー、ネルソン・マンデラ、オノ・ヨーコ、プッシー・ライオット、その他
まとめ
1つの小さな疑問から始まった旅は、世界の裏側や人間の本質を描くだけでなく、 幸せな人生を送るためのヒントやアドバイスを与えてくれます。
ハーマン・ヴァスケ監督が30年以上に渡り、投げかけ続けた疑問がひとつの映画となりました。
映画『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~』は2019年10月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。
“クリエイティブ”について自説を明かす著名人の頭の中を覗きに行きませんか。