米アカデミー賞ほか、全世界で20賞受賞!
全世界を興奮と熱狂の渦に巻き込み、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、世界で45賞ノミネート、20賞受賞の快挙を成し遂げた映画『フリーソロ』。
映画『フリーソロ』(原題:「Free Solo」)が2019年9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開されます。
この度、本作の予告編とサブ写真が解禁されましたので、作品の魅力とともにご紹介して行きましょう。
映画『フリーソロ』について
ナショナルジオグラフィックドキュメンタリーフィルムズ製作による本作は、稀代のクライマー、アレックス・オノルドによるカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンにフリーソロで挑む一部始終を臨場感溢れるカメラワークで捉えています。
全世界で45賞ノミネート、19賞受賞し、ロッテントマト驚異の99%フレッシュを獲得しました。
監督は2015年の山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』で絶賛を博したジミー・チン、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィのコンビです。
人類史上最大の偉業に挑む姿を臨場感あふれるカメラワークで見事に撮影し、クライミング映画の枠を超えた人間の極限に迫る作品を作り上げました。
アレックス・オノルドのプロフィール
本作が追い続けるクライマー、アレックス・オノルドは1985年8月17日生まれ。
10歳の時にカリフォルニア、サクラメントのジムでクライミングを始めました。
以後、世界で最も有名なクライマーの一人となったオノルド。
目が眩むほどの高い崖をロープなしで登る彼は、謙虚で控えめな性格でも知られています。
米ニュース番組「60ミニッツ」や米紙ニューヨークタイムズなどで取り上げられ、ナショナルジオグラフィック誌のカバーを飾ったこともあるんです。
2018年に初来日した際には、平山ユージ、中嶋徹と共に、クライミングセッションし話題となりました。
映画『フリーソロ』の本予告
解禁された本予告は、975メートルもの高さがある世界屈指の巨岩にしてクライミングの聖地エル・キャピタンを前に「絶対やる」と迷いなくコメントするオノルドの姿から始まります。
ロープや安全装置を一切使わず、素手のみでそこを登り切った者はいまだかつておらず、失敗=死を意味する挑戦です。
その後、そんな彼の身を案じ「何かあったら…」と大粒の涙を流す恋人サンニや、「滑落する彼を想像して、撮るべきか葛藤している」と語るジミー・チン監督が映し出されます。
本作がただクライミングを記録した映画というだけでなく、オノルドと同様に“死”を意識せざるを得なかった周りの人間たちとのドラマが詰まっていることが想像できる映像ですね。
映画『フリーソロ』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
Free solo
【監督・製作】
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン
【撮影監督】
ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェイファー
【音楽】
マルコ・ベルトラミ
【主題歌】
ティム・マッグロウ「Gravity(原題)」
【日本語字幕】
畑アヤ子
【字幕監修】
平山ユージ
【キャスト】
アレックス・オノルド、トミー・コールドウェル、ジミー・チン、サンニ・マッカンドレス
【作品概要】
ロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登る「フリーソロ」と呼ばれるクライミングスタイルで世界的に知られるクライマー、アレックス・オノルドの緊迫感迫るクライミングに密着したドキュメンタリー。
オノルドが登攀する様子を臨場感あふれるカメラワークで収め、第91回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞しました。
監督は、山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』(2015)も高い評価を得たエリザベス・チャイ・バサルヘリィとジミー・チンです。
映画『フリーソロ』のあらすじ
身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドには、途方もなく壮大な夢がありました。
それはカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。
この世界屈指の危険な断崖絶壁をフリーソロで登りきった者は、かつてひとりもいません。
幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日早朝、アレックスは一人エル・キャピタンへと歩を進めていきます。
それは人類史上最大とも呼ばれる歴史的な挑戦の始まりでした…。
まとめ
冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない驚異の傑作、その全貌がついに明らかになります。
映画『フリーソロ』は2019年9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開です。
スリリングな緊張感と熱い感動に世界が絶賛した傑作ドキュメンタリーにご期待ください。