ロバート・ゼメキス監督が知られざる感動の実話を映画化!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」『フォレスト・ガンプ 一期一会』のロバート・ゼメキス監督が映画化を熱望した、知られざる感動の実話がありました。
それは、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害者で、障害を抱えながらも独自の世界観でカメラマンとして認められた、マーク・ホーガンキャンプのドキュメンタリー『Marwencol』。
その『Marwencol』を映画化した、『マーウェン』(原題:『Welcome to Marwen』)が、2019年7月19日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国ロードショーされることが決定いたしました。
解禁された場面写真とともに、映画『マーウェン』についてお伝えして行きます。
映画『マーウェン』とは
WelcomeToMarwen公式ツイッター
See the world through his lens. #WelcomeToMarwen pic.twitter.com/uUVH3eXhK9
— #WelcomeToMarwen (@marwenmovie) December 12, 2018
21世紀の『フォレスト・ガンプ 一期一会』の呼び声高いロバート・ゼメキス監督待望の最新作『マーウェン』は、ファンタジーに溢れた、トラウマを抱えた男の感動のヒューマンドラマです。
原案となったドキュメンタリー『Marwencol』を観て「すぐに魅了された。誰もが生きることに苦悩している時代。それは普遍的なテーマです。」とゼメキス監督は語り、想像力で自分を癒し、魂を回復させる1人の男の戦いを描いています。
主演は、『バイス』(2018)や『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)、『ビューティフル・ボーイ』(2018)などの、コメディからシリアスまで豊かに演じられる演技派俳優のスティーヴ・カレルが務めます。
映画『マーウェン』の見どころ
スティーヴ・カレル自ら出演を希望
「ドキュメンタリーを見てすぐに、どのような形でもいいから関わりたいと思った。」と、スティーヴ・カレル自ら出演を申し出た本作。
彼が演じたのは、5人の男からリンチを受け脳に障害を負った実在の男性、マーク・ホーガンキャンプ。
命の危機に瀕する程の大怪我を負い、9日間にわたり昏睡状態だったホーガンキャンプは、目が覚めたときには自分の名前すら覚えておらず、歩くことさえままならなりませんでした。
そんな彼がリハビリのために始めたのはフィギュアの撮影。
自分や友人たち、そして自分を襲った男たちを模した人形を使い、第2次世界大戦時の村という設定のミニチュアを自宅の庭に築き、現実世界と向き合っていくホーガンキャンプ。
心に深い傷を負った1人の男の苦しみと葛藤、そして自らと向き合いながら再生していく姿を、「マイノリティでも堂々と生きるべき」というメッセージに溢れた作品に描き上げています。
ファン待望の“あのマシン”も登場
また、本作の現実と空想が交差する壮大な世界を表現するために注ぎ込まれた製作費は、実に3,900万ドル(日本円にしておよそ44億円)。
マークが制作したジオラマの中を、ミニチュア人形となった美女たちが動きまわるというファンタジーに溢れた本作は、1995年に公開された『フォレスト・ガンプ 一期一会』のようなヒューマンドラマをストーリーの軸として、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズファンも喜ぶ“あのマシン”を登場させるなど、ゼメキスワールド全開となりました。
映画『マーウェン』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
Welcome to Marwen
【監督】
ロバート・ゼメキス
【キャスト】
スティーヴ・カレル、レスリー・マン、ダイアン・クルーガー、メリット・ウェヴァー、ジャネール・モネイ、エイザ・ゴンザレス、グウェンドリン・クリスティー、レスリー・ゼメキス
映画『マーウェン』のあらすじ
5人の男に暴行されたマーク・ホーガンキャンプは、瀕死の重傷を負い、9日間の昏睡状態に陥ってしまいます。
目が覚めたときには自分の名前も覚えておらず、歩くことさえままなりませんでした。
脳に障害を抱え、襲撃の後遺症(PTSD)に苦しむ彼はまともなセラピーも受けられず、治療代わりにフィギュアの撮影を始めるマーク。
自宅に作った空想の世界“マーウェン”では、G.Iジョーのホーギー大佐と5人のバービー人形が迫り来るナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げていました。
次第にマーウェンの写真は評価され、やがてマークの個展が開かれることに。
“マーウェン” で戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言しようと決意しますが…。
まとめ
出演女優レスリー・マンのインスタグラム
ロバート・ゼメキス監督の映画『マーウェン』が、2019年7月19日(金)全国ロードショー。
ゼメキス監督も、主演のスティーヴ・カレルも映画化を熱望したドキュメンタリーを基に作られた、感動の人間ドラマです。
暴行により傷を負った主人公が、その事件をフィギュアというフィクションの世界で見つめ直し、再生して行く姿。
そこには苦しい中にも希望が満ちており、誰しも勇気づけられるはずです。
また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでお馴染みの“あのマシン”が登場するなど、ゼメキス監督の遊び心が満載。
知られざる実話を映画化した『マーウェン』に、どうぞご期待ください。