バート・レイノルズ最後の主演作を劇場で!
映画・テレビで半世紀以上にわたって活躍し、2018年9月6日にこの世を去った、ハリウッド稀代の映画スター、バート・レイノルズ。
ハリウッドの一時代を築き、『脱出』『トランザム7000』『ブギーナイツ』など多くの名作に出演してきたバート・レイノルズの最後の主演作『The Last Movie Star(原題)』が、『ラスト・ムービースター』として、彼の命日でもある2019年9月6日(金)より日本公開されることが決定いたしました!
CONTENTS
映画『ラスト・ムービースター』について
2018年9月6日に、82歳でこの世を去ったハリウッドの名優、バート・レイノルズ。
最後の主演作となった本作でバートは、落ちぶれた映画スターという自虐的なセリフ、パロディーともいえる役どころを、ユーモアたっぷりに演じ切っています。
製作はアカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』(2016)や『レディ・バード』(2017)など次々に話題作を送り出す映画製作スタジオA24。
また、作中ではテレビ映画シリーズ「ガンスモーク」、『トランザム7000』(1977)『脱出』(1972)や、メディアをいろどり時代のアイコンとなった写真「コスモポリタン」誌など、レイノルズの出演作がさまざまな形で引用されています。
バート・レイノルズの魅力と映画愛に溢れた珠玉の1本をお見逃しなく!
映画『ラスト・ムービースター』メインビジュアル
公開決定と併せて解禁されたメインビジュアルは、銀幕に生きたバート・レイノルズの最後の主演作を象徴すべく、彼の顔を大きくとらえたものになりました。
刻まれた皺、おでこに貼られた絆創膏。しかし彼の瞳は強い力を放ち、宙を見つめています。
「人生のあらすじは、途中で変えられる。」という、彼の歩んできた波乱万丈な人生を感じさせるキャッチコピー。
彼の目線の先にあるものが希望であって欲しいと願ってしまう、そんなメインビジュアルとなっています。
バート・レイノルズのプロフィール
バート・レイノルズ(本名Burton Leon Reynolds Jr.)は、1936年2月11日にミシガン州ランシングで生まれました。
アイルランドとチェロキー族の血を引く父と、イギリス人の母を持ち、幼少期は陸軍勤務の父親の転勤で、数多くの引っ越しを経験したそう。
フロリダ州立大学時代はアメリカンフットボールの選手として活躍しましたが、ケガが原因で演劇に転向。
1959年にテレビの世界で俳優業をスタートし、1961年に映画デビューを果たしました。
1972年に『コスモポリタン』誌でフルヌードを披露したことでタフガイなセックスシンボルとして人気を博します。
映画『脱出』(1972)や『ロンゲスト・ヤード』(1974)、『トランザム7000』(1977)などでアクションスターとして活躍し、1976年には『ゲイター』で監督業にも進出。70年代後半~80年代前半のハリウッドを代表する人気スターとなりました。
参考映像:『ブギーナイツ』
その後低迷期を経て、TVシリーズ「シャドー・コップ」(1989~1990)で復活し、1997年には『ブギーナイツ』でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞では助演男優賞を受賞。演技派として大作の脇を固めるポジションを得ます。
クエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)に出演する予定でしたが、撮影前の2018年9月6日に心不全のため82歳で死去。代役は、彼の長年の友人であったブルース・ダーンが務めることになりました。
映画『ラスト・ムービースター』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
The Last Movie Star
【脚本・監督】
アダム・リフキン
【キャスト】
バート・レイノルズ 、アリエル・ウィンター、クラーク・デューク、エラー・コルトレーン、ニッキー・ブロンスキー、チェヴィー・チェイス
映画『ラスト・ムービースター』のあらすじ
かつて一世を風靡した映画界のスーパースター、ヴィック・エドワーズ(バート・レイノルズ)のもとに、ある映画祭から功労賞受賞の招待状が届きました。
しぶしぶ参加したものの、騙しに近い名もない映画祭だと知り憤慨するヴィックでしたが、そこは彼が生まれ育った街ノックスビルの近く。
育った家、大学のフットボールで活躍したスタジアムなど過去の思い出が甦り…。
まとめ
ハリウッド稀代の映画スター、バート・レイノルズ。2018年9月6日、多くの映画ファンが彼の死を受けて悲嘆に暮れました。
彼の俳優人生は決して順風満帆ではなく、多くの挫折を乗り越えながら歩んできたものでした。
そんなバート・レイノルズが、自らの人生を振り返り、笑い飛ばすように演じきった本作は必見。
映画『ラスト・ムービースター』は2019年9月6日(金) 新宿シネマカリテほか全国順次公開です。
この世を去ってからちょうど一年後に日本で公開される本作で、いつまでも輝き続けるバート・レイノルズをぜひご覧ください。