パク・チャヌク監督のロングラン上映中の『お嬢さん』は、上映館が少ないにもかかわらず、ネットでは大きな話題となっている映画。
また、『お嬢さん』はR18+作品といこともあり、監督の妥協を許さない内容的に映画ファンをとても満足させています。
それに続くように、またも話題を一層盛り上げるのは、『お嬢さん』スペシャルエクステンデッド版の上映発表です!
1.パク・チャヌク監督が24分のロングバージョンとは⁉︎
『お嬢さん』のスペシャルエクステンデッド版は、パク・チャヌク監督自らが再び編集作業に着手した作品です。
カットされた未公開ショットの追加をおこなうなど、再編集による変更などがなされています。
現在、映画館で上映中の本編よりも24分長くなっているので、既に鑑賞を終えた“お嬢さんファン”のあなたも、ふたたびその違いの確認する楽しみ方をお薦めしたいですね。
2.『お嬢さん スペシャルエクステンデッド版』はどこで観られるのか?
【関東】
6月24日から30日まで東京・シネマート新宿
新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F・7F
TEL:03-5369-2831
*東京メトロ丸ノ内線・副都心線「新宿三丁目」駅B2出口より徒歩1分
【関西】
7月1日から7日まで大阪・シネマート心斎橋
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14ビックステップ4F
TEL:06-6282-0815
*地下鉄御堂筋線心斎橋駅7番出口から西へ徒歩3分
現在のところ、上映予定はこの2館のみとなっています。
パク・チャヌク監督のマニアとしては、大きなスクリーンで観たいですよね。
少し自宅からは遠いあなたも、ここまで足を運んでみてはいかがでしょうか?
3.『お嬢さん』のあらすじは?
大人気の傑作映画『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督が、イギリスのサラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案にして、映画では舞台を日本統治下の韓国に置きかえ、愛憎劇をエロティックに描いたサスペンス作品です。
秀子役を『泣く男』のキム・ミニ、スッキ役は無名の新人女優キム・テリをオーディションによって大抜擢。
伯爵役は『チェイサー』のハ・ジョンウ、秀子の叔父・上月役は『最後まで行く』のチョ・ジヌンが出演を果たしました。
1930年代に日本統治下にあった韓国…。
スラム街で育った少女スッキは詐欺グループに育てられました。
ある日、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から、奇抜な計画を持ちかけられます。
それは莫大な財産を持つ令嬢の秀子を誘惑して結婚した後、心療病院に入院させて財産を奪い取ろうというものでした。
計画に加担することに応じたスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷に向かいます。
そこで日本文化に傾倒する支配的な叔父の上月と暮らす秀子のもとで、偽名の珠子を名乗りメイドとして働きはじめました。
すると献身的なスッキに、秀子は徐々に心を開くようになると、やがて、スッキもまた、騙す相手である秀子に惹かれてしまう…。
まとめ
『お嬢さん』スペシャルエクステンデッド版の上映は、6月24日から30日まで東京・シネマート新宿、7月1日から7日まで大阪・シネマート心斎橋で上映されます!
ぜひ、この機会に24分長いバージョンで観てみることで、さらにディープとなったパク・チャヌク監督の世界観に浸るのはいかがでしょう。
ぜひ、話題のお薦めの1本です!お見逃しなく!