映画『マックイーン:モードの反逆児』は2019年4月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
英国アカデミー賞、ロンドン映画批評家協会賞、トライベッカ映画祭など名だたる賞レースでノミネートされたドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』。
“ファッション界の反逆児”と呼ばれながらも、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガから、キャサリン妃にまで愛されたアレキサンダー・マックイーン。
恋をするように服を作り、命まで捧げた、ドラマより劇的な人生に迫るドキュメンタリー映画です。
この度、解禁された特報予告映像とポスタービジュアルをお届けします。
CONTENTS
映画『マックイーン:モードの反逆児』特報予告映像
ロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。
次々と開いたセンセーショナルなショーは、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、彼の名前〈アレキサンダー・マックイーン〉は、たちまち世に広まります。
その後1996年、弱冠27歳で“ジバンシィ”のデザイナーに抜擢されて世界を驚かせますが、富と名声の絶頂期にいた40歳で突然、自ら命を断ってしまう。
スーパーモデルのシャローム・ハーロウがロボットにスプレーをかけられるという衝撃の演出が話題を呼んだ1999年春夏コレクションのフィナーレ。
ケイト・モスがホログラムとして映し出されて登場、最後は青白い光となって消えていく、その美しい演出に誰もが魅了された2006年秋冬コレクションの様子など、いまや“伝説”と語り継がれる貴重な映像の数々も必見です。
いったい彼はどんな人物で、いかにして現代のおとぎ話のような成功を果たし、なぜ燃え尽きてしまったのか?
特報映像で改めて彼の作り出す世界の美しさに胸打たれ、彼の不在が悔やまれてなりません。
映画『マックイーン:モードの反逆児』ポスタービジュアル
ポスタービジュアルはアレキサンダー・マックイーンのブランドアイコンとも言える、スカルをモチーフにマックイーン自身の姿を重ねたもの。
黄金に輝き美しく装飾されたスカルの表情は、光と闇、そのふたつの相反する美を同時に抱え表現した若き天才の人生自体を表現するようなデザインとなっています。
アレキサンダー・マックイーンのプロフィール
哀悼の意を込めて。
私達ブランドの偉大なる創設者、リー・アレキサンダー・マックイーン、1969年3月17日~2010年2月11日。
Photograph by Ann Ray. pic.twitter.com/O5eFldz7M1— Alexander McQueen Jp (@McQueenWorld_Jp) 2019年2月12日
本名は、リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)。
1969年ロンドン生まれ。
自身の名を冠した「アレキサンダー・マックイーン」はイギリスを代表するファッションブランドとなり、2011年にはキャサリン妃が結婚式に選んだウエディングドレスとして話題をさらいます。
前衛的なデザイン、人間の光と闇を映し出す独自の美学、エッジのきいたセンスとエレガントなラインが絶妙なバランスで融合するコレクションは、ビョーク、レディー・ガガ、リアーナなどのオンリーワンを求めるアーティストから愛されていたほか、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4度にわたって受賞。
2010年、母親をロンドン・ファッションウィークの数日前に亡くします。
そして母の葬儀の前日である2月11日朝、自宅で亡くなっているのを家政婦が発見。
40年という短い生涯を終えました。
映画『マックイーン:モードの反逆者』の作品情報
【公開】
2019年(イギリス映画)
【原題】
McQueen
【監督】
イアン・ボノート、ピーター・エテッドギー
【音楽】
マイケル・ナイマン
【キャスト】
リー・アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォードほか
【作品概要】
前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーン。
彼のドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出します。
この作品は英国アカデミー賞では英国作品賞とドキュメンタリー映画賞にノミネート。
ロンドン映画批評家協会賞ではドキュメンタリー映画賞ノミネートされていて、トライベッカ映画祭ドキュメンタリー映画賞にもノミネートされています。
映画『マックイーン:モードの反逆者』のあらすじ
ロンドンの労働者階級出身の青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビュー。
センセーショナルなショーの評価、大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれ、アレキサンダー・マックイーンの名は、たちまち世に広まりました。
1996年、弱冠27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢。その一方で自身のブランドのショーはますます過激になり、モードの反逆児と名付けられます。
デビッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなど輝かしいキャリアを残し、34歳で大英帝国勲章を授与されますが、しかし、富と名声の絶頂期にいた40歳で突然、自ら命を断ってしまいます。
輝かしいはずの彼の人生はなぜ終止符を打つことになってしまったのでしょうか?
友人の証言やファッションアーカイブから描き出していきます。
まとめ
There were sides of Lee Alexander McQueen that not everyone got to see. Until now. #McQueenFilm is now playing in select theaters. pic.twitter.com/D6QOxudF4W
— McQueenFilm (@McQueenFilm) 2018年7月26日
自身のブランドのショーの過激さから“ファッション界の反逆児”と名付けられると同時に、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与されたアレキサンダー・マックイーン。
輝かしいはずの彼の人生はなぜ終止符を打つことになってしまったのか?
天職と出会った幸福と、命まで捧げた理由に迫る、どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリー映画が誕生しました。
解禁された特報予告映像とポスタービジュアルを見れば、誰もが彼の才能に息を飲むでしょう。
映画『マックイーン:モードの反逆者』は2019年4月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーです!