高い演技力で映画やドラマに大活躍中のイケメン俳優、瑛太。
コメディからシリアスものまでどんな役柄も器用にこなし、幅広い年代から支持されています!
高い演技力で映画やドラマに大活躍中のイケメン俳優、瑛太。
コメディからシリアスものまでどんな役柄も器用にこなし、幅広い年代から支持されています!
瑛太は、1999年にモデルデビューし、02年『青い春』で映画デビューしました。
2005年に本広克行監督の『サマータイムマシン・ブルース』で初主演を務めると、その後『アヒルと鴨のコインロッカー』、『のだめカンタービレ』、『余命1ヶ月の花嫁』、『64-ロクヨン-』などの話題作に出演しました。
2009年の『ディア・ドクター』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞など多くの映画賞を受賞し、繊細で存在感ある演技が絶賛されました。
また、映画だけではなく『ウォーターボーイズ』、『ラスト・フレンズ』、NHK大河ドラマ『篤姫』、『ヴォイス 命なき者の声』など、たくさんのTVドラマにも出演し幅広く活躍中です!
今回は、そんな瑛太の出演映画からおすすめの5作品をピックアップしてお届けします!
CONTENTS
1.実話を基にした感動ストーリー!『余命1ヶ月の花嫁』(2009)
『余命1ヶ月の花嫁』の作品概要
2009年の日本映画。監督『ヴァイブレータ』の廣木隆一。
出演は、瑛太、榮倉奈々、柄本明、手塚理美、安田美沙子、大杉連、津田寛治、田口トモロヲほか。
2007年5月TBS系列の報道番組にて「24歳の末期がん」ドキュメンタリー特集として放送されました。放送終了後も大反響を呼び、同年7月の特番『余命1ヶ月の花嫁/乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ』が高視聴率を記録。同年12月にはそれに関した本が刊行40万部を突破しました。
『余命1ヶ月の花嫁』のあらすじ
2005年10月イベントコンパニオンをしている長島千恵(榮倉奈々)は、幕張メッセで開催されるCEATEC JAPANでソニーのブラビア発表イベント会場で知り合った赤須太郎(瑛太)と交際を始めますが、千恵は乳がんに侵されていることが判明し、太郎の元を離れることに。
しかし太郎の千恵への想いは変わることがなく、千恵を屋久島まで追いかけ一緒に生きることを伝え、千恵も太郎と生きることを決意します。
しかし千恵は乳がんを再発し、医師から父・貞士(柄本明)と叔母・加代子(手塚理美)に余命1ヶ月と告知されます…。
『余命1ヶ月の花嫁』のおすすめポイント
末期の乳ガンに冒されてしまい、わずか24歳でこの世を去った長島千恵さんの愛に満ちあふれた生涯をつづる感動ストーリーを映画化した作品です。
“ウェディングドレスを着るのが夢”と語っていた千恵さんが結婚式を挙げ、亡くなるまでの余命1か月を夫婦として過ごした軌跡を描いています。
瑛太は、彼女を支え続ける赤須太郎さんを好演しています。
この作品を見ると、生きていることの奇跡や喜びを改めて感じられると思います。
千恵さんがいたからこそ、いま乳がんに対する見識が広がってきているのも事実です。世の女性への希望や勇気をメッセージとして残した千恵さんの志しが詰まった作品です。
2.瑛太が若い研修医を演じた人間ドラマ『ディア・ドクター』(2009)
『ディア・ドクター』の作品概要
2009年の日本映画。監督・脚本・原作は、『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和。
出演は、笑福亭鶴瓶、余貴美子、瑛太、松重豊、岩松了、笹野高史、井川遥、高橋昌也、中村勘三郎、香川照之、八千草薫ほか。
『ディア・ドクター』のあらすじ
東京の医大を出たばかりの若い研修医・相馬啓介(瑛太)が赴任してきた山間の小さな村には、中年医師の伊野治(笑福亭鶴瓶)がいるのみ。
高血圧や心臓蘇生、痴呆老人の話し相手などを一手に引きうける伊野は、村人から大きな信頼を寄せられていましたが、ある日、鳥飼かづ子(八千草薫)という独り暮らしの未亡人から頼まれた嘘を突き通すことにしたことから、伊野自身が抱えていたある秘密が明らかになっていき…。
『ディア・ドクター』のおすすめポイント
『蛇イチゴ』や『ゆれる』が絶賛された西川美和監督作品で、僻地医療や高齢化など現代の世相に鋭く切り込む人間ドラマです。
笑福亭鶴瓶がこの作品で映画初主演し、無医村に赴任した医師を演じており、その医師の失踪をきっかけに浮かび上がる彼の人物像を軸にした心理劇が展開されます。
瑛太は、赤いBMWに乗って東京から赴任してきた若い研修医を好演しており、この作品で日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝いています。
物語は、時系列を前後しながらじわりじわりと展開していきます。とても丁寧に作られていて、人とのつながりや人を思う心が大切だということを感じさせてくれます。
主演の笑福亭鶴瓶をはじめ、脇を固めるキャスト陣も演技派の方ばかりで、とても見ごたえある作品です。
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3.宮崎あおいと共演!透明感あふれる純愛ドラマ『好きだ、』(2005)
『好きだ、』の作品概要
2005年の日本映画。監督は、『tokyo.sora』『ペタル ダンス』の石川寛。
出演は、宮崎あおい、西島秀俊、瑛太、永作博美、小山田サユリ、野波麻帆、加瀬亮、大森南朋ほか。
第1回ニュー・モントリオール国際映画祭のコンペティション部門に出品され、監督賞を受賞。
『好きだ、』のあらすじ
お互いに好意を持っていながら、「好きだ」の一言が言い出せないでいる17歳のユウ(宮崎あおい)とヨースケ(瑛太)。
そんな中、半年前に大切な人を事故で亡くしたユウの姉(小山田サユリ)が、ヨースケと会うようになります。ところがある日、ヨースケに会いに行く途中、姉は事故に遭ってしまいます。
それから17年の歳月が流れます。東京のレコードメーカーに勤務するヨースケ(西島秀俊)は、偶然ユウ(永作博美)と再会します。事故以来、意識不明の姉は今も病床で眠り続けていたのでした。やがて互いに向き合うことを決意した2人は、想いを伝えます。「好きだ、」と…。
『好きだ、』のおすすめポイント
ある男女の17年におよぶ愛の行方を繊細に綴ったラブ・ストーリーです。
現場では台本なしで、キーワードだけが渡されるという独特の方法で撮影されたそうで、俳優たちの繊細で自然な演技を導き出しています。
瑛太は、17歳のヨースケを演じています。
全体的に静かな雰囲気で、登場人物の息遣いが伝わってくるような丁寧で透明感のある演出が光ります。
セリフも抑えられ独特の空気感がありますが、役者の表情や映像の美しさから雰囲気が伝わってくるような作品です。
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4.伊坂幸太郎の人気小説を映画化!『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007)
『アヒルと鴨のコインロッカー』の作品概要
2007年の日本映画。監督は、『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』などの中村義洋。
出演は、濱田岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、関暁夫、キムラ緑子、松田龍平、大塚寧々ほか。
原作は、吉川英治文学新人賞に輝いた伊坂幸太郎の同名小説。
『アヒルと鴨のコインロッカー』のあらすじ
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、隣人の河崎(瑛太)から奇妙な計画を持ちかけられます。
それは、同じアパートで暮らすブータン人で引きこもりの留学生ドルジ(田村圭生)に広辞苑を贈るため、書店を襲撃しようというものでした。
椎名は誘いを断りきれず本屋襲撃を手伝うハメになりますが、この計画の裏には河崎とドルジ、そしてドルジの彼女で河崎の元恋人・琴美(関めぐみ)をめぐる切ない物語が隠されているのでした。
『アヒルと鴨のコインロッカー』のおすすめポイント
本屋を襲撃するハメになった青年の奇妙ないきさつを宮城・仙台オールロケで描く青春ドラマです。
ボブ・ディランの不朽の名曲「風に吹かれて」が主題歌として使われています。
瑛太は、主人公の椎名の隣に住み、書店の襲撃の話を持ち掛ける川﨑を演じています。
巧みに構成された伊坂幸太郎の原作の良さが生きていて、物語のテンポや種明かしのタイミングも絶妙で、最後まで引き込まれる魅力があります。
また、主役の濱田岳、瑛太がキャラクターに見事にはまっていて、いい味出してます!
終盤でタイトルの意味やボブ・ディランの歌が見事にシンクロしていきます。伊坂幸太郎の小説の世界が生かされていて、2度見たくなるような傑作です。
5.瑛太&松田龍平W主演の人気シリーズ第3弾『まほろ駅前狂騒曲』(2014)
『まほろ駅前狂騒曲』の作品概要
2014年の日本映画。監督は、『ゲルマニウムの夜』などの大森立嗣。
出演は、瑛太、松田龍平、高良健吾、真木よう子、本上まなみ、新井浩文、奈良岡朋子、三浦誠己、永瀬正敏、岸部一徳ほか。
三浦しをんの同名ベストセラー小説を瑛太、松田龍平主演で映画化した『まほろ駅前多田便利軒』、その続編として製作されたTVドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。
『まほろ駅前狂騒曲』のあらすじ
東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のところへ、中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んできて3年目。
行天と凪子(本上まなみ)の娘・はる(岩崎未来)を預かって四苦八苦する中、まほろ市の裏組織の人間である星良一(高良健吾)から、駅前で毎日のようにビラ配りをする怪しい団体「家庭と健康食品協会」の調査を依頼されます。
やがて、その協会は以前新興宗教団体だったことがわかり、代表の小林(永瀬正敏)が行天の過去を知る人物だと判明します。
さらに調べを進める多田たちでしたが、思わぬ形でバスジャック事件に巻き込まれていき…。
『まほろ駅前狂騒曲』のおすすめポイント
三浦しをん原作の『まほろ駅前』シリーズ第2弾。便利屋“多田便利軒”を営む青年・多田啓介と彼の元に転がり込んできた行天春彦が繰り広げるエピソードがつづられています。
前作の映画『まほろ駅前多田便利軒』からTVシリーズを経たことによって、瑛太&松田龍平のコンビがさらに熟成され、絶妙な掛け合いを見せています。
シリーズ特有のユルさは健在で、でもしっかりとした社会的なメッセージやエンターテイメント性もバランスよく描かれています。
瑛太&松田龍平の二人の演技を見るだけでも価値ある作品ではないでしょうか。シリーズのファンでなくても楽しめますよ。
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まとめ
瑛太が出演する映画から5作品をピックアップしてお届けしました!
どんな役柄も幅広くこなし、自然体で親しみの湧くような演技がとても魅力的な俳優さんだと思います。
2017年は出演映画『リングサイド・ストーリー』、『ミックス。』、『光』(大森立嗣監督)が公開予定です。
これからの活躍も非常に楽しみですね!
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