映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の劇場公開は、11月23日(祝・金)より全国ロードショー!
『ハリーポッター』を生んだJ・K・ローリングが新たにスタートしたスピンオフ的前日談シリーズの第2弾。
アメリカ、イギリスはもちろん日本でも大ヒット記録した1作目『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』以来2年ぶりの作品です。
主人公ニュートを演じたエディ・レッドメイン以下、キャサリン・ウォーターストン=ティア、ダン・フォグラー=ジェイコブ、アリソン・スドル=クイニーが続投。
そして「ハリポタ」シリーズとのブリッジ役としてあのダンブルドアも登場の映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』をご紹介します。
CONTENTS
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の作品情報
【公開】
2018年(アメリカ映画)
【原題】
Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald
【監督】
デビッド・イェーツ
【キャスト】
エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラーアリソン・スドル、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、エズラ・ミラー、ゾーイ・クラビッツ、カラム・ターナー、クローディア・キムウィリアム・ナディラム、ブロンティス・ホドロフスキー、ケビン・ガスリー
【作品概要】
大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが自ら脚本を担当し、同様の魔法ワールドを舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描くシリーズ第2弾で、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編。
前作に続きデビッド・イェーツ監督が演出を担当。ニュート役にエディ・レッドメインほか豪華メインキャストが続投。若き日のダンブルドア役をジュード・ロウが務めます。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のあらすじ
ニューヨークを半壊寸前までにさせた魔法使いグリンデンバルドが、ヨーロッパへの輸送中に脱走し自由の身となります。
すぐにフランス・パリに拠点を置くと、策謀を張り巡らし、暗躍を始めます。
一方、ニュートはニューヨークでの騒動もあって、イギリスから出国することを魔法省によって禁じられてしまいます。
魔法省にいる兄のテセウスやホグワーツ魔法学校のクラスメイトだったリタから魔法省に加われば、海外渡航も許されると条件を出されますが、ニュートは自分は闇祓い向きではないと断ります。
暗躍を続けるグリンデルバルドの目的は、ニューヨークで大暴れしたオプスキュラスのホストの少年クリーデンスでした。彼が自分の側につけば勝利は確実のものになると、配下の者たちに言って聞かせます。
ニュートは突飛な行動をするのではと思われているのかと、魔法省から監視を受けますが、その眼をかいくぐってある者が彼を呼び寄せます。
その人こそホグワーツの恩師ダンブルドアでした。
そもそもニュートのニューヨーク行きを画策したのも彼で、ニュート同様魔法省からにらまれている身でもありました。
ダンブルドアはニュートにグリンデルバルドがパリで暗躍していることを伝え、彼を倒せるのはニュートしかいないと語ります。
そうは言われても海外渡航を禁じられているニュートには、どうすることもできません。
これ以上魔法省に睨まれてはアズガバン行きの可能性も出てきます
そんな中、ニュートの元に突然ジェイコブとクイニーが訪ねてきます。
二人は婚約したと言いますが、少なくともアメリカの魔法省は魔法使いと一般の人間(マグル・ノーマジ)との結婚は認めていません。
そのことをニュートが問い詰めると、クイニーが魔法を使ってジェイコブに婚約を同意させたことが分かります。
クイニーの魔法をニュートが解くとジェイコブは、クイニーへの愛は変わらないものの、今のままで強引に結婚してもいいことにならないとクイニーを嗜めます。
クイニーは喧嘩別れするように姉のティナがいるパリに向かってしまいます。
ニューヨークでニュートとともに危機に立ち向かったティナでしたが、雑誌の記事でニュートとリタの婚約を知り、仕事一筋で生きていこうとしていました。
しかし、このニュースは誤報で実際にリタと婚約したのは兄のテセウスでした。
グリンデルバルドのことに加えてそれぞれの想い人までもが揃ってパリに行ってしまったことを受け、ニュートはジェイコブを伴ってパリに密入国することにします。
ニュートが姿を消したことを受けて、ホグワーツに魔法省の執行部がダンブルドアを訪ねてきますが…。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の感想と評価
今度はジョニー演じるグリンデルバルドは出ずっぱり‼︎
前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、コリン・ファレル演じるパーシバル・グレイブスとしての姿で暗躍していた、ジョニー・デップ=グリンデルバルドとしての出番はラストに顔を出した程度でした。
しかし、本作は冒頭からずっとジョニー・デップが出ずっぱり!
今年2018年のサンディエゴコミコンでも登場したりと、なかなかのお気に入りのキャラクターのようです。
黒いジャック・スパロウとでもいうべき、トリックスター的な立ち位置は、もともとジョニーの得意とするキャラクターなので堂々たるものです。
これに美中年ダンブルドアとしてジュード・ロウも登場。
この3人は故ヒース・レジャーの遺作でテリー・ギリアム監督の2009年公開の『Dr.パルナサスの鏡』で鏡の中のヒース・レジャーを演じあった仲。
ウィザーディングワールドで、まさか名前を連ねるとは思っていませんでしたね。
いわば“スターウォーズ帝国の逆襲”⁈
「ファンタスティックビースト」シリーズ5部作のの第2弾となった本作は、すでにメインキャラクターの顔見世は済ませてあるので、スタートからフルスロットル。
キャラクターを深堀りして、濃密なドラマを描きました。
いうなればスターウォーズにおける“帝国の逆襲”のように、シリーズに深みを与える存在となりました。
この辺りはキャラクターも物語も混み合っていく一方だったハリポタ後期を支え続けたデビッド・イェーツ監督の面目躍如といったところでしょう。
次作以降原作・脚本を担当してきたシリーズの生みの親J・K・ローリングがメガホンをとるのではという話もありますが、果たしてどうなっていくのでしょう。
まとめ
本作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』には、エディ・レッドメインほか、キャサリン・ウォーターストン=ティア、ダン・フォグラー=ジェイコブ、アリソン・スドル=クイニーが続投。
そして、何と言ってもダンブルドア=ジュード・ロウも、さらにグリンデルバルド=ジョニー・デップも登場しますので、見逃す訳にはいきません。
さて、物語はの幕開けは、アメリカからイギリスに舞い戻って来たエディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダー…。
そんな矢先、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルドが逃走したという事実を知ります。
恩師ダンブルドアから特命を受け、フランスのパリに向かったニュートは、仲間である魔法生物たちと一緒にグリンデルバルドの行方を追いかけますが…。
お見逃しなく!