Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ラブストーリー映画

Entry 2017/03/14
Update

映画『ひるなかの流星』あらすじとキャスト一覧。【永野芽郁×三浦翔平×白濱亜嵐出演】

  • Writer :
  • リョータ

“はじめて人を好きになった瞬間、はじめての告白、はじめての失恋、そしてはじめての…”

究極の三角関係を描いた胸キュン度200%のラブストーリー『ひるなかの流星』をご紹介します。

映画『ひるなかの流星』の作品情報

【公開】
2017年(日本)

【監督】
新城毅彦

【キャスト】
永野芽郁、三浦翔平、白濱亜嵐、山本舞香、西田尚美、佐藤隆太、小野寺晃良、室井響、小山莉奈、大幡しえり

【作品概要】
シリーズ累計発行部数250万部を突破したやまもり三香さんの大人気漫画『ひるなかの流星』を、少女漫画の実写化に定評がある新城毅彦さんが監督を務めた青春ラブストーリー。

ネクストブレイク最有力の呼び声が高い注目女優・永野芽郁さんを主演に迎え、三浦翔平さん、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のリーダーとしても活躍する白濱亜嵐さん、さらには山本舞香さん、西田尚美、佐藤隆太ら実力派キャストが脇を固めている。

映画『ひるなかの流星』のキャスト一覧


(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社

与謝野すずめ / 永野芽郁

永野芽郁さんが子役としてデビューしたのは2009年。映画『ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル』がきっかけでした。

その後は2010年からファッション雑誌『ニコ☆プチ』でレギュラーモデルを務めるなど、モデルとして人気を獲得した永野さん。

女優として飛躍を遂げたのは2015年公開の映画『俺物語!!』でしょう。この作品ではオーディションを勝ち抜いて見事ヒロイン役を獲得。

2016年には、テレビ東京ドラマ『こえ恋』で初主演(深夜ドラマではあるものの)を務め、同時に雑誌『Seventeen』のモデル(2016年8月から)としても人気を博しており、今まさに大注目の若手女優さんのひとりですね。

そして今回『ひるなかの流星』で映画初主演となる永野さんが演じるのは、主人公・与謝野 すずめ。

恋愛経験のない田舎育ちの女子高生であるすずめは、マイペースでまっすぐな性格の持ち主のよう。

両親の都合で東京の学校へ転校することになったすずめが、初めて恋をすることになるのですが、その相手が担任の獅子尾なのだとか。しかし、そんなすずめのことを好きになった同級生がいて…。

といった感じの三角関係に陥る訳ですが、その時のすずめを演じる永野さんの表情に注目ですね。自身も現役女子高生だけに、どんなすずめの顔を見せてくれるのか楽しみです!

獅子尾五月 / 三浦翔平

2007年に「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を受賞した三浦翔平さん。

2008年には日本テレビドラマ『ごくせん 第3シリーズ』に生徒役で出演を果たし、俳優デビューを飾りました。

映画『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010)では第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、その高い演技力を評価を受けるようになります。

その後もフジテレビドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』や『好きな人がいること』(2016)などの話題作に出演し、現在もテレビ朝日で話題のドラマ『奪い愛、冬』に出演中とその勢いは止まることを知りません。

『ひるなかの流星』で三浦さんが演じているのは、すずめの担任の教師である獅子尾五月。

一見軽そうに見える感じの獅子尾ですが、中身は面倒見が良く生徒たちからも人気のある教師のようですね。

転校してきたすずめのことも気に掛けていく内に、彼女に特別な感情を抱くようになっていくわけですが、その辺りの教師としての葛藤を三浦さんがどう演じているのかに注目です!

馬村大輝 / 白濱亜嵐

GENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダー兼EXILEのメンバーでもあり、モデルのラブリさんの弟としても有名な白濱亜嵐さん。

当然パフォーマーとしてのイメージが強い白濱さんですが、2011年には日本テレビ『ろくでなしBLUES』で俳優としてもデビューを飾っています。

その後『GTO』(関西テレビ)の生徒役を経て、日本テレビドラマ『シュガーレス』で初主演を務めるなど、俳優としても着実に経験を積んでいるようですね。

そんな白濱さんが『ひるなかの流星』で演じるのは、すずめのクラスメイト・馬村大輝。

不愛想であまり女子と触れ合ったことがないような男の馬村は、すずめの獅子尾への恋心を知りながらも、惹かれていってしまうという役どころ。

徐々に徐々にすずめへ惹かれていくその感情の変化に注目していきたいですね。

猫田 ゆゆか / 山本舞香

三井のリハウス第14代目のリハウスガールの座を見事に掴んだことで、芸能界デビューを果たした山本舞香さん。

このリハウスガールというものは、宮沢りえさん、坂井真紀さん、蒼井優さん、夏帆さん、そして先代の川口春奈さんなど錚々たる顔ぶれが並ぶ、言わば女優の登竜門的CMオーディション。

そんな中を勝ち抜いた山本さんですが、実はこれが自身初のオーディションだったんだとか。きっとそれだけ才能があったんでしょう!

その後は、ファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルとして活動すると同時に、フジテレビドラマ『それでも、生きてゆく』(2011)で女優デビュー。

映画『暗殺教室』(2015)や初主演を果たした『桜ノ雨』(2016)など着実にステップアップを遂げています。

そんな山本さんが『ひるなかの流星』で演じるのは、すずめのクラスメイト・猫田ゆゆか。

黒カラコンとまつげエクステなど、女子力ナンバーワンとも言われているゆゆかは、実は馬村に恋心を抱いているのだとか。

すずめの良き相談相手となりながらも、この三角関係に割って入るのかどうかという点が注目ポイントになりそうです!

熊本諭吉 / 佐藤隆太

佐藤隆太さんが俳優としてその名を知られるようなったのは、TBSドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(2000)でしょう。

その後はフジテレビドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』の吉岡哲也役で人気を博し、それ以降の『海猿』シリーズでも吉岡哲也役を担当することに。

2008年のTBSドラマ『ROOKIES』での川藤幸一役も彼の代表作の一つ。この作品で連続ドラマ初主演を務めるなど、今や主演としても脇役としてもどんな役でもこなせる演技派の俳優としてその地位を確立しています。

『ひるなかの流星』では、すずめの叔父で東京での父親的存在の熊本諭吉を演じています。

教師の獅子尾は大学時代の後輩にあたり、諭吉が経営しているカフェには常連として良く訪れるのだとか。獅子尾の良き相談相手としての諭吉と、すずめの父親代わりのとしての諭吉が、一体どのような役割を担っていくのか、その点がポイントになりそうです!

与謝野聡子 / 西田尚美

言わずと知れた演技派女優の西田尚美さんも、芸能界へのデビューのきっかけはモデルだったというのは結構有名な話ですよね。

数々の雑誌でモデルとして活躍しましたが、特に『non-no』では格別な人気を誇りました。女優への転身のきっかけはTBSテレビドラマ『オレたちのオーレ!』(1993)。

これを機に女優としての才能が花開くことになります。『ひみつの花園』(1997)や『ロボジー』(2012)、『サバイバルファミリー』(2017)など、矢口史靖監督作品には欠かせない存在です。

『ひるなかの流星』で西田さんが演じるのは、すずめの母・与謝野聡子。そもそもすずめが転向することになったのは、東京に転勤になったという訳ではなく、夫共に海外赴任することになったのだからだそう。

それによって東京にいる兄弟の諭吉にすずめを預けることになったというのが転向の流れみたいですね。おそらくそれほど出番はないとは思いますが、少ない出演シーンでもきっと存在感を見せつけてくれるはずです!

映画『ひるなかの流星』の監督と原作者紹介


(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社

監督:新城毅彦

映画『ひるなかの流星』の監督を務めるのは、新城毅彦さんです。

1962年生まれ、東京都出身の新城さんは、あの伝説的テレビドラマ『あすなろ白書』(1993)や菅野美穂さんが連続ドラマ初主演を務めた『イグアナの娘』(1996)など、数々の話題作を手掛けたことで有名ですよね。

映画監督としてのデビューは、主演に玉木宏さんと宮崎あおいさんを迎えた長編映画『ただ、君を愛してる』(2006)。

その後も感動作の『Life 天国で君に逢えたら』(2007)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(09)、『Paradise Kiss』(2011)、『四月は君の嘘』(2016)など、ラブロマンスを描かせたら右に出る者はいないの新城監督です。

さらに特筆すべきは、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2009)から5作連続(『Paradise Kiss』、『潔く柔く』、『四月は君の嘘』、『ひるなかの流星』)で少女漫画を原作とした作品を扱っているということですよね。

ラブロマンスをスペシャリストであると同時に少女漫画の実写化に長けた新城監督ですから、今回の『ひるなかの流星』も間違いなしといった所でしょう!

原作者:やまもり三香『ひるなかの流星』(集英社)

『ひるなかの流星』の原作者・やまもり三香さんは、2005年第2回AM(オールマーガレット)新人まんが大賞にて『キミのクチビルから魔法』が第2位を獲得し、同作が『ザ マーガレット』に掲載されたのがデビューのきっかけでした。

その後も『マーガレット』に2008年から連載していた『シュガーズ』(全6巻)を発表し、本作『ひるなかの流星』に至るという訳です。

『ひるなかの流星』は、2011年から2014年まで『マーガレット』で連載され、コミックス(本編全12巻+番外編)の累計発行部数は250万部を突破するという大人気漫画。

連載当時から実写が待ち望まれていたとう作品ですから、原作ファンの方々にとっても今回の劇場公開が待ちきれないといった所でしょう!

やまもり先生は現在も『マーガレット』で『椿町ロンリープラネット』を連載中(2015年12月号~)と、その勢いは止まることを知りません。ちなみにこの作品も実写化が待望されているそうで、近いうちにこの作品も劇場で観られることになるかもしれませんね。

映画『ひるなかの流星』のあらすじ

田舎でのほほんと暮らす、普通の女子高生・与謝野すずめ。

そんなすずめにある転機が訪れます。両親が海外赴任をするということで、すずめは東京に住む叔父・熊本諭吉の下へと預けられることになったのです。

両親と離れて暮らさなくてはならなくなったすずめが上京すると、慣れない都会に戸惑いを隠せません。

歩いていると迷子になってしまい、そこで偶然出会った男性に助けられることに。

すずめの第一印象は「怪しい人」というものでしが、実はその男性・獅子尾五月はすずめが通うことになる高校の担任の教師だったのです。

学校で再会した2人。最初の印象は軽そうだというものでしたが、優しくて面倒見が良い獅子尾に次第に惹かれていくすずめ。

それは、恋愛経験のないすずめにとっては生まれて初めての恋でした。

獅子尾の方でも、すずめのことが気になってはいましたが、教師という立場もあり、素直に気持ちを表現出来ないでいたのです。

そんな中、もう一つ別の恋が生まれることに。

クラスメイトで隣の席に座る馬村大輝は“女子が大の苦手”ということで有名でしたが、そんな馬村はすずめと仲良くなっていく内に、彼女に恋心を抱くようになっていきます。

そして、馬村が自分の気持ちをすずめに告白し…果たしてすずめの初恋の行方はどうなっていくのでしょうか…?!

まとめ

先生に恋し、同級生に恋されたという究極の三角関係を描いた『ひるなかの流星』。しかも三浦翔平さんも白濱亜嵐さんも超絶イケメンということで、女子にはたまらない作品となりそうですね!

現役女子高生の永野芽郁さんの初々しい演技にも注目が集まっていますし、何といっても少女漫画の実写化には定評がある新城毅彦監督が手掛けている訳ですから、必ずや原作ファンをも満足させる仕上がりになっているでしょう!

注目の劇場公開は2017年3月24日(金)より開始です!胸キュン度200%の青春ラブストーリーをぜひ劇場でご覧ください!



関連記事

ラブストーリー映画

映画『50回目のファーストキス』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も【山田孝之×長澤まさみ作品】

映画『50回目のファーストキス』は、6月1日(金)より公開です。 2004年にハリウッドで制作されたロマンティックコメディ『50回目のファースト・キス』を『銀魂』『斉木楠雄のψ難』などのヒット作、話題 …

ラブストーリー映画

となりの怪物くん映画撮影ロケ地とエキストラ情報!キャスト評価も

『青空エール』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『orange -オレンジ-』など、大ヒット青春映画を公開してきた東宝が、新たな青春映画を作ることに! 主演は若手人気の菅田将暉と土屋太鳳のダブル主 …

ラブストーリー映画

映画『つかのまの愛人』あらすじとキャスト。フィリップ・ガレル監督のプロフィール紹介も

映画『つかのまの愛人』は、8月18日(土)より31日(金)までシネマヴェーラ渋谷にて限定公開決定! 『ジェラシー』や『パリ、恋人たちの影』に続く、映画『つかのまの愛人』。 フィリップ・ガレル監督が自ら …

ラブストーリー映画

映画『海の底からモナムール』あらすじと感想考察。幽霊のラブストーリーは海よりも深い純愛である

映画『海の底からモナムール』が2021年3月27日(土)より、大阪シネ・ヌーヴォでの1週間限定上映が決定! フランス出身のロナン・ジル監督が日仏合作で挑んだ映画『海の底からモナムール』。桐山漣、清水く …

ラブストーリー映画

映画アオハライド|動画無料視聴はHulu。ネタバレあらすじと感想

今回はHuluの中でも人気作品のひとつ、『アオハライド』をご紹介します。 主演の本田翼さん、東出昌大さんの魅力が詰まった作品であると同時に、今でこそ有名になっている高畑充希さんも名脇役で出演しています …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学