破壊と狂気、そして喪失。6年と7年の歳月をかけて、孤高のアニメーション作家が語り紡ぐ絶望とは。
独学でストップ・モーションアニメーションを学んだ映像作家・三輪隆が独力で作り上げ、国内外の映画祭で高く評価されたアニメーション短編映画『a whisper』と『小さな祈り』。
「ストップ・モーションアニメーション」という長き年月で《魂》をこめる映像表現で、暴力と悲しみに満ちた世界を記録する孤高の映像作家の作品が、ついに劇場公開を迎えます。
このたび、『a whisper』『小さな祈り』が2026年6月、ヒューマントラストシネマ渋谷他で全国順次公開されることが決定。
さらに公開決定を記念し、2作品の予告編と場面写真が解禁されました。
映画『a whisper』『小さな祈り』とは?
映画『a whisper』場面写真より

(C)2017 takashi miwa
『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られる名匠ニック・パークの『ペンギンに気をつけろ!』に感動し、独学でストップ・モーションアニメーションを学んだ映像作家・三輪隆。
挫折を味わいながらも活動を続け、6年の歳月をかけて独力で作り上げた『a whisper』は東日本大震災で経験した恐怖を無限のイマジネーションで描き出し、イメージフォーラムフィルムフェスティバル2017 グランプリをはじめ国内外の映画祭で絶賛されました。
映画『『小さな祈り』場面写真より

(C)2024 takashi miwa
さらに7年越しに完成させた『小さな祈り』では、世界そのものに対する監督自らの絶望と希望がこめられ、同作も国内外で多くの反響を得ました。
ストップ・モーションアニメーションという長き制作期間によって《魂》をこめる映像表現で、暴力と悲しみに満ちた世界を記録し続ける孤高の映像作家の作品たちが、ついに劇場公開を迎えます。
公開決定とあわせて解禁された予告編では、国内映画祭にくわえて世界各地の映画祭を席巻してきた三輪監督によるストップ・モーションアニメーション作品の独創性あふれる世界観が映し出され、6年と7年という制作期間を通じて込められた三輪監督の魂の表現が垣間見えます。
映画『a whisper』の作品情報

(C)2017 takashi miwa
【制作年】
2017年(日本映画)
【受賞歴】
イメージフォーラムフィルムフェスティバル2017 グランプリ
モンツァ映画祭2025 最優秀アニメーション賞
第9回下北沢映画祭 準グランプリ
アブサード映画祭ー月間賞(イタリア)ベストASIANフィルム賞 他多数
【三輪隆監督コメント】
2011年の東日本大震災を経験し、この得体の知れない恐怖を描きたいと思い制作しました。
【あらすじ】
どこかの一室で、何気ない日常を送っていたはずの男。彼が見た崩壊の記憶は、夢か現実か。

(C)2017 takashi miwa
映画『小さな祈り』の作品情報

(C)2024 takashi miwa
【制作年】
2024年(日本映画)
【受賞歴】
WSXAアムステルダム国際映画賞2025 最優秀インスピレーション
インディーフェスト映画賞2024 功労賞
オースティン国際芸術祭2024 短編映画部門最優秀アニメーション賞
第10回モンテビデオ世界映画祭 最優秀長編アニメーション映画賞
コンセプシオン独立映画賞 最優秀短編アニメーション賞 他多数
【三輪隆監督コメント】
おそらく、全人類が望んでいる平和な世界……この永遠に手に入れそうもない悲しみを映像化しました。
【あらすじ】
何かがとっくに壊れ、失われた世界。さらに何かが壊れ、失われていく世界で、それでも私たちは祈り続ける。

(C)2024 takashi miwa
まとめ
映画『a whisper』場面写真より

(C)2017 takashi miwa
『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られる名匠ニック・パークの『ペンギンに気をつけろ!』に感動し、独学でストップ・モーションアニメーションを勉強した三輪隆監督。
挫折を味わいながらも活動を続け、6年の歳月をかけて独力で作り上げた『a whisper』、さらに7年越しに完成させた『小さな祈り』は、いずれも国内外の映画祭で高く評価されました。
「一コマずつ僅かに物体を動かし、撮影するを繰り返す」という手法ゆえに、その制作期間に要する時間は膨大であることで知られているストップ・モーションアニメーション。
作り手の思いを超えた執念なくしては、決して完成しないストップ・モーションアニメーション。その技法にこだわり続ける三輪監督が、作品にこめた《魂》の表現とは?

































